ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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予測不可能な中盤以降の怒涛の展開!
見る気も興味もゼロだったのに見たら死ぬほど面白くて大満足のパターンのやつです。
まず結論から言いますが見て絶対に損はしないよとしかいいようが無いです。
あと何を言ってもネタバレにしかならないから説明は一切しません!
ある意味サーチ2のような予測不可能な展開からのミストやセブンのような衝撃的で超とんでもない怒涛の展開です。
金子監督がハズレのほぼ無い人なんだけど思い切りホームラン打ってきましたね。
しかし◯◯◯◯になってきてなんで? 展開どうなるの? オチは?とか思ってからの二転三転四転してからのラストの横断歩道の向こうに◯◯◯◯からのゴールドボーイのタイトルって・・・・凄えって普通に声出してしまいましたよ!最高のラストやろ!
あとメインで描かれる人物が変わったりする変化球な構成なので面白いし悪人が被害者みたいになる場面で観客が悪人側に感情移入させられたりするシーンとかあって(見てる観客の視点ズラしが斬新です)思わず笑ってしまいました!
あと脇を固める俳優さんが凄い人ばかりなのに若い子たちが極端に浮く感じにもなって無くて良かったですね!
この話は映画の内容に影響の無い話になりますが沖縄が舞台なのに方言が無いのはまあしょうがないとして沖縄の人は本州の事を本土と言いますがこの映画では本州と言ってましたがそれも自分とかはご愛嬌程度の話で済みますが沖縄の人が見たら失笑モノだと思います(ハリウッド作品に出てくる間違ったイメージの日本の描写で失笑みたいな感じなので沖縄の専門的なアドバイザー的な人が居ないのが明白でした)
とはいいつつキャスティングに関しては沖縄に居て違和感無いような見た目の人選は良かったと思います!
あと最後に悪人側目線での話になりますが紆余曲折あったけど完全◯◯出来そうだったのに最後の最後で・・・・でしたねー(ある意味残念というか惜しかった笑)
最後に金子監督はガメラの時とかデスノートの時とか新人美少女発掘職人(戸田恵梨香 藤谷文子 中山忍 前田愛)みたいな事をやっていましてキッチリ誠実に新人の可愛い女の子を発掘してました笑
最後ですが大雑把な内容としては自身監督作品の実写版デスノート的な心理戦が繰り広げられて一緒のような事をやってますからデスノートがイケてた人は超大満足の作品だと思います。
最後まで一瞬たりとも目を離せないクライムスリラー!
あっという間の2時間ちょいでした。
最初からグイグイと映画の世界に引き込まれ、最後まで中だるみすることなく
勢いがありました。
ストーリー展開が頭脳戦を基本としており、
大人vs子どもの構図が実に面白く、攻守逆転もありながらのハラハラする展開。
時折、子どもたちの育った環境が垣間見え、
クライムだけではなく、切なさも漂うこの世界観が実に素晴らしいと思いました。
それにしても主演の岡田将生の表情がワルそのもの!
岡田将生は悪役をさせると本当にずば抜けていますね。ハマり役だったと思います。
それから子どもの羽村仁成と星乃あんなも素晴らしい演技でした。
今後、ますますご活躍されることと思います。特に羽村仁成は本当に恐ろしい演技を見事にやってのけていましたね。
エンドロール後の映像は、私としては残念ポイント。
あれは必要なかったんじゃないかなと思いましたね。
というわけで、全然期待せずに観たところ、思わぬ収穫で実に面白い作品でした。
岡田将生の演技は必見です!!
ゴールド?
ゴールドが優れたものにつけられる象徴だとしたら、とてもそうは思えない。
脚本・ストーリー展開で唸らせ役者の演技で興味を持たせてる…と思ってしまった。
ネタバレ禁止らしいがネタをバラしても納得がいく人間を描いて欲しかった。
中2病の願望映画
スティーブン・キングの「ゴールデン・ボーイ」を彷彿とさせる
原作は中国のベストセラー作家の小説だそうだが、まず子供たちの演技が素晴らしい。特に朝陽役の羽村仁成くんの圧倒的な存在感が印象に残った。岡田将生くんは一癖ある役が多いが今回も…。東静役が松井玲奈さんだとは気がつかなかった。久しぶりに見応えのある邦画とストーリーだったので、是非劇場で観てもらいたい。
サスペンス的要素が非常に面白かったです
内容が、現実世界で有り得る悲惨で悲劇的な犯罪・殺人の絡み合いでなかなか受け入れがたい起こりうる可能性ばかりを見せつけられて、もうこれは拒絶するしかないと思ってしまうところを、印象的な映像と狡猾な展開と演出によって、嫌〜な話をめっちゃ楽しんでしまいました。
ひとりひとりが自分の望み・欲望・エゴというものを抱えながらそれをしっかり隠してうまい具合に必死に生き抜こうとする姿を利用しつつ、その絡み合いや爆発を起点にしながら狡猾に物語が展開していく。やべー内容なのに最後の最後までやべーくらいに面白い。
予測不能なストーリー展開だけでなく「純粋悪」の演技も光る
平気な顔をして人を殺すサイコパスと、彼を脅迫しようとする中学生たちとの丁々発止のやり取りに、グイグイと引き込まれる。
最初は、家庭環境に恵まれない少年少女が、殺人鬼から大金をせしめる、ある種のサクセス・ストーリーなのかと思っていたが、ことはそれほど単純ではなく、彼らが協力して殺人を企てることになってからは、まったく先が読めなくなる。
後から考えれば、数学コンテストでの金賞と銀賞の違いが伏線になっていたのだろうが、双方が相手を出し抜こうとする展開の中で、誰が本当のモンスターなのかが明らかになるくだりは、やはり衝撃的だった。
自らの計画のために、ほのかな恋心と母親の愛情までをも利用していた彼が、彼女からのラブレターと母の機転によって破滅するラストも、勧善懲悪の結着の付け方として納得ができる。
ストーリーの面白さだけでなく、出演者らの演技のアンサンブルも見応えがあり、特に、殺人鬼を演じた岡田将生のハマり具合もさることながら、普通の中学生のようでありながら「純粋悪」としての凄みも感じさせた羽村仁成の演技と存在感には目を見張るものがあった。
ただ、「数学が得意な人間は、犯罪のための悪知恵も働く」みたいな描き方には少々疑問を感じるし、命を奪われた人間が9名(その他に、殺されかけた人間が2名)と、やや「人が殺され過ぎ」なところは気になってしまった。
映画「GOLD BOY ゴールドボーイ」は手に汗握る名作だった (ネタバレあり)
# 映画館で観た感想
俳優陣も物語も質感も良かった。
心をぐっと掴んでくれる作品だった。他の映画とは違う特別さがあった。
子役に至るまで本当に全員が良い演技をする映画ってなかなかない。だがこの作品はそうだった。
# 冒頭の殺人
観客が油断している間に「ふわっ」と人が殺される。
殺される相手も「え、いまここで死ぬの?」ぐらいのあまりにも唐突な死が訪れる。
起承転結の起から始まるのではなく、起が起こらないままに転に飛躍する感じ。
# 殺人犯
ジョジョの奇妙な冒険の岸辺露伴みたいな雰囲気のクールな殺人犯。
この男は鮮やかに人を殺しておきながら、自ら嘆き悲しむという猿芝居を演じてのける。なぜなら彼が殺したのは自分の身内だからだ。
IQの高そうな知能犯。
# 少年
13歳の少年。刑法的に何をやっても罪にならないらしい。
純朴そうに見えるが実は能力は高いことが段々と明らかになって行く。
# 少女
13歳の少女。義理の父親に犯されそうになったりと家庭環境がやばい。
少女は少年と出会い、一緒に行動するようになる。
# 殺人犯を脅迫する子供
すごいシチュエーション。
子供が大人を、しかも殺人犯を脅して、なおかつその殺人犯に他の人間の殺人をさせようとするのだ。
# 少年少女の恋
少年と少女は恋をする。しかも自分たちが人を殺したりしている最中に。
殺人計画の前夜に二人は束の間のデートを楽しむ。
まるでこの後に殺しが控えているとは思えない雰囲気で、ピュアな恋愛物語のようにデートするのだ。
# 親殺し
少年少女は一緒に少年の親たちを殺す計画を立てる。
少年には親を憎む理由かあるのだが、それなりに親の事情もあり、ちょうど親の人間的な部分が見え始めてきたところで、並の作品であれば、良心の呵責が起きて殺人を取りやめるようなシーンだ。
だが彼らはやってのける。
# 結末
結末の一部だけは残念だった。
いかにも真犯人はこいつだろういう線も予測できたし、そのままそういう結果ではあってほしくなかった。
# 続編はあるのか
もうこれ以上続けようがない気もするのだが、続編ゴールドボーイ2もあるのかもしれない。
# 語彙力不足
ここまで書いて、自分には本当に映画を語る語彙力がまだまだ足りないなと実感する。映画を観ている間は素晴らしさを感じていても、それを言葉にするとどうにも大事な中身がこぼれ落ちて行くような気がする。
仮に映画そのもので表現されていることが100万あるとしたら、素人が文章で表現できることなど1程度のものだろう。
まあいいや。どうせただの映画感想文だし、気楽にやろう。
期待してなかった
今週はドックマンにマイホームヒーロー、おまけでゴールドボーイも観ておくかくらいの感覚で観たけど、最後までひっくり返る内容に夢中になってしまった。これだけ作り込んだ映画の割に上映館が少ないのがもったいない。
終盤が何か物足りない感じがする。ここまでの流れからすると非常にあっけない気がするが、続編へつながるのかな。
型破りの驚愕展開はいいけれど、その先が見えないのが惜しい
驚愕の展開が用意されているクライム・サスペンスでしょうね、まるで飽きずに予想外の展開が釣瓶打ち。原作が珍しく中国の作家さんとのこと、しかも中国で映像化されたものの日本版とも言えるもの。どおりで展開がちょいと日本人にはキツイもので、大陸のドライな大胆に支配されてます。冷静になればこの少年の極悪非道の桁外れに違和感持つはず、それ程に強烈なのです。しかし、有無を言わせず次々と話がねじ曲がってゆくプロセスは見事なものです。
そう、米国製ならばありそうな呆れる程の無茶苦茶少年少女たち、それが13歳設定ですよ、もろ中学生。情緒過多な日本人の思考を突き抜けております。それにしても多数の登場人物が登場し、ややこしいシチュエーションを短時間で観客に理解させるなんて、相当の技量が必要ですよ。パズルのように次第にはまってゆくのが本作の魅力でしょう。
それが何故に沖縄設定なのか? 日本のどこに舞台設定しようと趣旨が揺らぐことはないけれど、全編沖縄ロケってのもいいものです。しかし、なんとも寒々しい沖縄じゃないですか? 陽光煌めくどころか全編ブルーがかった陰鬱さ。抜ける青空なんて全くありません、終始どんよりが全編を覆う。多分、登場人物たちの暗澹たる気分を意図していると思いたいですがね。
でも、突き抜けたその先に何が見えたのでしょう? 修羅場を通してエゴのぶつかり合いを経て、彼等は何を得て何を失ったのか? 作劇として二転三転の凝った練り込みは確かに素晴らしいけれど、何にも残らないのが勿体なくも残念でしょうがない。女の子の描いた細やかな夢が脆くも消えた喪失感もなにもない。グスタフ・マーラーの交響曲第5番嬰ハ短調が背景に流れるが、主人公の心がまるで伝わらないのです。ここまで描いてくれれば傑作映画になり得たのに。
好青年タイプの岡田将生が悪に染まると、見事な造形となる通説どおりの好演です。対する妻役の松井玲奈がなかなかの蓮っ葉な女をくっきり造形。黒木華の出番が少ないのが惜しいけれど、まさかまさか彼女が最後に・・・なんて展開まで想像してしまいましたよ。北村一輝は勿体ないし、江口洋介の容姿の衰えには愕然とします。子役のなかでは金髪の前出燿志が木村拓哉似でチャラ感じがいいですね。星乃あんなは美形で今後に期待。肝心の羽村仁成の目力はなかなかのもの、よくぞ本作のリーディング・ロールを担ったもので。
タイトルが「黄金少年」と出る、多分原作がそうなのでしょうが、何がゴールドなのか? 若い世代の暴走とでも描きたかったのかもしれませんが、ラストのストップモーションの含蓄も情感が無さすぎました。
日本は末期ですから。
割とリアルかなと。子供だからといって侮っちゃならん。
平和な日本、日本総中流家庭とか昭和の終わりかバブルかの話。多くの人はもう大変ですよ。子供はその煽りを受けてサバイバルですわ。
面白いけど、そのまま悪で終わって欲しかったー
ので、3.8ぐらい。
まいった!
上映初め、テレビでもよかったかな?
と思ったがとんでもなかった。
テレビでは勿体無いです。是非劇場で。
兎に角、俳優さんの選定が最高。
中でも黒木さんと江口さん。
これ以上ない、演技。そしてこのストーリー。
残念ですが、トイレが限界でエンドテロップ中に退席しましたが、あのあと、もし映像があったら誰か教えて下さい。
だれが最大のキモか初めの頃解りましたが、
それでも、………女を犠牲にするほど残忍とは思いませんでした。
単に完全悪とそれを守る者とではなく、
それぞれしがらみがある者達の境遇。
凄い良かったです。
観たかったのはコレ
某木こりで私が想像したのはこれでした。
そういった意味では、観たいものを観ることができて大満足です。
唯一言いたいことは、驚かせたいのか、最終盤に捻りの展開を持ってきていますが、
この人物はこういう行動を取らない人だと思います。
上記は私の想像にすぎませんが、そのようなことを書いたりするかな?と疑問符でした。
まあ若いし、しょうがないか。
面白かった!!!
最初からグイグイ引き込まれる。
途中、大好きな「白夜行」(綾瀬はるかのドラマ版)みたいになって泣いてしまった。
あのシーンも、このシーンも、そしてラストの道路を挟んで対峙するシーンもまんま「白夜行」ですよね。
主役の男の子が悪いことしなさそうなので余計に怖かった。
岡田将生はさすが。
脇に回った江口洋介と黒木華も。下手に脇役する俳優さんもってこなくて正解。
エンディングの幸田未來の主題歌もなんかよかった。
(ふだんは最後に入る主題歌あんまり好きじゃないのに)
とにかく予想外の展開で面白かったです!!!
……ン良作!!
派手なプロモーションしてるわけでもないし
あらすじ見ても、「まあ、あるよね」な感じ
出演者たちも
話題のアイドルなどを起用してるとかでもないので
気にしていないとスルーしちゃうかも、な作品。
事前情報特になく、見たのが良かった、良作!
こういう、フラットな気持ちで見て
当たると嬉しいですねー。
じわじわ「あれ、面白かったよ」って感じで
広がるといいなー。
犯人は分かっているのにドキドキするしずっと不気味
この作品は沖縄を舞台としていて、公式Ⅹには“美しい風景と唯一無二の文化が存在する特別な場所であり、なおかつアジアを含む世界に向けて発信する映画としてオリジナリティを生み出せる場所として沖縄を選びました”と書かれていた。沖縄というと青い空にきれいに透き通った海と美しい風景をイメージするだろう。しかし作中での沖縄は、海も町もザ・沖縄という感じなのに、ずっと空気がどんよりしているのだ。雲一つない晴れた日なのに雲にすべて覆われているように見える。沖縄だからこそ、さらにこの映画を不気味に感じられたのだろう。
そして映画の内容では、冒頭から岡田将生演じる東昇のサイコパスぶりが怖かった。少し前の「ゆとりですがなにか」とのギャップがすごく、悪人顔ではない岡田将生だからこそ、さらにサイコパス感が増した。しかし子供達の方が何倍も上だった。子供たち三人組のなかで唯一学校に通うあさひが一番まじめでまともだと思っていたのが、最終的に一番やばい人間で、段々それが分かり始めるのがゾクゾクした。まじめな顔の裏になにかがずっとあるような雰囲気があって、すごくうまいなと思った。
最後に東宅でデータを渡し、みんなでピザを食べるシーンでは、東が三人を襲うことがなんとなく予想できたのだがあさひだけが生き残るとは思わなかったので驚いた。音楽が流れ、三人ともを殺したと思い窓の外を眺める東だが、後ろを全く見ずにやり切った感が出ていたのでとても死亡フラグが立っており結局あさひに殺された。私は、それは三人の計画だと思っていたのであさひ一人の計画でさらには、キスまでした夏木も殺してしまうとは呆気にとられた。途中から浩の存在を忘れてしまっていたが。ただ最後夏木のおでこにキスをしていたのでやはりちゃんと好意はあったのだろう。ずっと三人で協力していたのに日記に自分のアリバイを作っていたことが最後に分かって、嫌悪感で少し鳥肌が立った。そしてなぜか私は途中から子供たちの方が気持ち悪くなり、東に感情移入していた。大人をなめるな!と東が言った際には、そうだぞ、分かったか!と心の中で言っていた。
この映画はとにかくどんよりそして気持ちの悪い感覚になるが、ベテラン俳優に加え、子役の子たちの(あのくらいの年の子は子役と呼ぶのか分からないが)演技がリアルすぎて惹き込まれるのでぜひ観てみて欲しい。
朝陽
義父母の殺害が、間違って録画されていたのにはビックリです。
脅してお金要求。
いろいろ犯罪。
夏月の手紙は、驚きました。
少年たち素晴らしいですね!
朝陽は、本当に頭いいですね。
ラストは、刑事に全部バレたのかな?
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