劇場公開日 2024年3月8日

ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価

全321件中、1~20件目を表示

3.5これはあくまでエンタメ映画、現実になったら絶対ダメな奴

2024年3月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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ななやお

3.5その美しさで冷血が際立つ、悪人岡田将生の魅力

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.5ウェルメイドでは収まらないミステリー映画の傑作

2024年3月31日
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金子修介監督作をすべて観ているわけではないのだが、和製ドラキュラ映画の『噛みつきたい』みたいな危なげな企画を面白く仕上げてみせる手練れであり、平成ガメラ三部作や『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のみごとさもあって、日本屈指の職人監督という印象を持っていた。なので、中国の犯罪小説を翻案した本作も、手堅く面白い映画に仕上がっているはず……なんて予想は、当たっていたと同時に、失礼でもあったと反省している。というのも、「職人監督が作るウェルメイドなジャンル映画」なて枠ではとても括れない、どこかハミ出し感のあるパワフルなシーンが矢継ぎ早に訪れるスリラーだったから。

二転三転する物語なのでネタバレなしに書くのは難しいので具体的な中身について書くことはやめておくが、ほとんどの登場人物の倫理観が当然のように歪んでいるのが実にいい。日本映画というより表現のひとつひとつに情け容赦がない韓国ミステリーの手触りに近いが、それでもなおどこに向かっているのかわからない強烈なオリジナリティがあり、ストーリーも面白いけれど、それよりもひとつひとつのシーンの不穏な空気に惹きつけられる。

人でなしのイケメンを演じさせたら相変わらず天下一品な岡田将生はもちろん、出演者はおしなべて素晴らしい。特に愛情深いが生活苦で余裕がない母親を演じた黒木華は、登場シーンのすべてに張り詰めた緊張感と現実感をもたらしていて、相変わらずの天才っぷりに震えました。

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村山章

4.0新しい座組で開けた可能性

2024年3月31日
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鑑賞方法:映画館

中国原作でチームジョイが製作に加わっていて、日本のスタッフ・キャストで長編映画を作るという座組は新しいのでとても興味深く観た。座組が変わると新しい可能性も拓けるのだと改めて思う。少年少女が犯罪を目撃して大人から金を脅し取るという内容の、強烈な青春映画なのだが、なかなか日本の会社だけでは企画しづらそうな感じはある。とにかく3人の少年少女の危なそうで純真そうなたたずまいが素晴らしくて、イノセントさと狂気が薄皮一枚の差しかないことを思い知らされる名演技を見せてくれる。

岡田将生はこういう狡猾な男役が本当に上手。脚本の運びも秀逸で全く飽きないで見られる。沖縄を舞台に選んだのも良かったと思う。東京の郊外でも成り立つ話ではあるけど、風光明媚な風景の美しさと人間の狡さのミスマッチがいい。
こういう可能性が開けるなら、どんどんアジアで国際共同製作をやっていくべきだ。国内興行は苦戦気味のようだけど、海外市場でうまいこと活路を見出してほしい。

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杉本穂高

4.5秀逸な中国発原作と、手練れの脚色、演出。日中の歴史が混ざり合う沖縄を舞台にした点も巧い

2024年3月17日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

題名と概要を最初に見た時、スティーヴン・キングの小説「ゴールデンボーイ」を思い出した。資料によると脚本の港岳彦のアイデアで、キングへの敬意を込めて「ゴールド・ボーイ」としたのだそう。両作品は実際、世代は異なるがそれぞれ“悪の資質”を併せ持つ主要人物たちが邂逅し、年少者が年長者の弱みにつけこんで自らの要求を通していく、という序盤の筋が共通する。

それにしても、嫉妬してしまうくらいによくできた、先の読めないストーリーだ。1986年浙江省(せっこうしょう)生まれの紫金陳(ズー・ジンチェン)が2014年に発表した小説が原作で、2020年にはドラマ化された(現在日本でも複数の配信サービスで視聴可能)。

殺人という行為についての、ある種の突き放した感じというか、ドライなセンスが、日本人の肌感覚とは異なるような気もする。とはいえ、明・清時代の中国の影響が大きかった琉球王国から日本の県になった(さらには戦後の米占領下の時代も経験した)、歴史的・文化的レイヤーが複雑に混ざり合う沖縄を舞台にしたことで、日本人の登場人物たちが関わる物語なのにどこか異国の出来事のような、特別な映画世界が生まれたように感じる。

二枚目俳優にはサイコパスの殺人者がよく似合う。甘いマスクの明るい岡田将生が裏の顔に豹変する瞬間に震撼した。「悪の教典」の伊藤英明、「脳男」の生田斗真に匹敵するイケメンサイコパスではなかろうか。

怪獣映画だけでなく、子役や美少女アイドルの演出でも評価の高い金子修介監督は、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志人の自然な演技を引き出しただけでなく、変化していく3人の関係性も効果的に描いてみせた。映画が陰惨にならず爽やかさと切なさを残しているのも、青春物語としての側面が活きているからだろう。特に星乃が演じた夏月の純粋さと、ある場面での震える手に、胸が締めつけられたことがずっと忘れられない。

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高森 郁哉

3.5よく練られたサイコサスペンス

2025年4月5日
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怖い

興奮

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ぽん

2.0あらっぽ過ぎてついていかれへん

2025年3月28日
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鑑賞方法:VOD

単純

【あえて関西弁で】

ストーリーも何もあったもんやないな。無茶苦茶やな。
あらっぽ過ぎてついていかれへん。

せっかく岡田将生を使うんやから、もうちょっと演技させてほしかった。

黒木華も、北村一輝も、江口洋介も、松井玲奈も、みんな宝の持ち腐れや。

もうちょっと作り込んでほしかったな。
残念の一言や。

2516

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まーさん

3.5岡田将生がハマり役。 たまたまカメラの操作を間違えて、またまた動画...

2025年3月26日
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鑑賞方法:VOD

岡田将生がハマり役。
たまたまカメラの操作を間違えて、またまた動画を撮っているとタイミングバッチリで写ってしまった殺人の瞬間。そんな偶然から子どもが計画した "脅し" にしては、かなりスマート。

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ナイン・わんわん

4.0一言で言えば、ウエルメイドな「火サス」という感じ

2025年3月25日
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鑑賞方法:映画館
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mac-in

3.0ツメが甘い

2025年3月20日
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鑑賞方法:VOD

なんぼ頭良くたって、
思わず誰かに話したくなるのは、14歳ツメの甘さ。
秘密は秘密にしておかないと。

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上みちる

3.0前半はいいが

2025年3月17日
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悲しい

怖い

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おじ

3.5やや中途半端な。

2025年3月16日
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構成と展開は良いと思う。

ただ、浅い。個々の背景に全く感情が乗らないまま終了してる。説明がない分本来もっと不気味でもいいはずが、登場人物に均等に光を当てすぎてることで、ぼやけてる。

最初の崖のシーンは、ヒッチコックまがいの火曜サスペンスなの?と思うほどアングルが古臭い、演出の不味さがでて、俳優陣の努力が勿体無い。

サイコパス作品は、恐怖と冷徹さ、それらが引き寄せる不穏さでゾクリとさせればさせるほど、その殺人がさも仕方ないように見える怖さが増すというものだろう。サイコパスが待つ魅力(悪魔的)は、なかった。そうなると何のためにこれを映像化してるのか。。。

2時間に収めるために背景を描かないなら、純愛からの裏切りにもっと焦点を当てて、絶望感を味合わせる演出にしないと、客観的に鑑賞してしまい、先読みできてしまうという、冷めた鑑賞になってしまうのではないだろうか。それでは、原作が勿体無い。

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大粒 まろん

4.5思っているよりも

2025年3月15日
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ハンバーグ

3.5歪みはどこから

2025年3月15日
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鑑賞方法:VOD

サイコパスの少年はどこからそうなってしまったのか。少なくとも両親はまともそうに見える。最後も母のおかげだし。こういう子が世の中にいるのはゾッとする。ラストシーンはもっと表情を観察したかったが、案外単純で少しがっかり。

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いつこ

5.0賢い人は強い

2025年3月11日
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鑑賞方法:その他

興奮

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ここちゃん

3.5子供と大人

2025年3月5日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

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3.5とても面白い

2025年3月4日
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鑑賞方法:VOD

練られた脚本で、
こことここがこう繋がるのか!
この場面はここで生きて来るのか!
と言う気持ちよさが随所にあってとても面白かった。

子供を相手にした時の岡田将生さんの苛立ちと
上からの態度がとても渋くてゾクゾクした。

強いて言えば安室役の子の演技が他の子たちや
虐待してる親に比べて上手すぎて、
コイツはヤバいやつ感が出過ぎてオチが分かってしまう
のは残念だった。

話自体は決して気持ちの良い話ではないのだけど、
脚本がとても良くて次どうなる?
本当の目的は?最後どうなる?
と最後まで楽しく見れました。

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奥嶋ひろまさ

良い子は真似しない様に。無理だから。

2025年3月4日
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マサシ

2.5仮面の下…

2025年3月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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KEI

5.0全てが完璧

2025年2月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

これに尽きる。
脚本、演技、映像、音響、これほどまでに全てが完璧な邦画は本当に貴重。
演技は特に素晴らしい。
岡田将生はいうまでもなく、子役の三人も、黒木華も、みんな天才的に演技がうまい。
こういう本気の邦画に出会うために、何本も何本も邦画を見続けるんだよなぁ。

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