しまねこのレビュー・感想・評価
全6件を表示
にゃあ!
主演3人が野良猫を演じる猫映画にゃ。
8割にゃーにゃー言ってるにゃ。
でも字幕があるから安心にゃ。
心の声は日本語にゃ。
猫だから昔のことはあまり覚えていないと言っているけど、断片的に出てくる過去の話が辛辣でしんみりするにゃ。
田舎の風景に癒されるにゃー。
北木島に行きたくなる
瀬戸内海の島に住む野良猫のチョコ、ココア、ミントは、ひなたぼっこや毛づくろいをしたり、船で昼寝をしたり、そして時には店や釣り人から食料を調達したりして、のんびり暮らしていた。そんな猫たちだが、ココアは交通事故で怪我をし、ミントはかわいがってくれた家族から捨てられた悲しい過去があった。そしてチョコは海に飛び込んで泳ぐのが好きだが、飼い主に虐待されてた過去があった。そんな島の3匹の野良猫を擬人化した作品。
今関監督、美咲姫、大島葉子などの舞台挨拶の回を鑑賞。
擬人化したネコ、ミント役の美咲姫は劇中より実物は数倍可愛かった。
チョコ役の鎌田らい樹とココア役の増井湖々も見たかった。
セリフはすべて猫語とのことで、字幕つき、というのも珍しかった。適当にアドリブで話してるのではなく、ちゃんと猫語の台本が有って、それを3人が一生懸命覚えたとのこと。
擬人化成功で、なかなか面白かった。
北木島は千鳥・大吾の実家のある島とは知ってたが、美しい島で、近いし、行ってみたくなった。
北木島の風景がすごい!
フレッシュな女優3人が猫語で喋るファンタジー映画。
その猫語はすぐ慣れるというか字幕があります。
この映画の最大の魅力はなんといってもロケーションです。
黒澤明監督作品「夢」の水車の村に匹敵する非現実感。こんな風景がまだ日本にあったとは!
と唸りました。調べたら千鳥大悟の故郷らしいですね。秘境だというネタは知ってますが、ここまで現実離れした風景だとは思いませんでした。
映画自体は明るいおバカ映画と思いきや、少し切ないストーリーです。尺もちょうどよく、もう一回みたいなと思わせる素敵な映画でした。
憧れの永楽の国
瀬戸内海の島の漁港で暮らす3匹の島ネコの暮らしを擬人化してみせる話。
モノローグは人間の言葉だけれど、劇中の3人?3匹?のセリフは全てニャーとかクウッとかで、人間語の字幕をつけてみせていく。
嘗て幸せだった過去とか、虐待されていた過去、そして今もキズが残る出来事などを背負う3匹が、じゃれたり喧嘩したりご飯を調達したり。
人間とも絡みつつみせるちょっと悲しかったり幸せだったりするドラマでなかなか面白かった。
島の景色と猫たちと、少しの人間
岡山県の離島・北木島を舞台に、少女の姿に擬人化した猫たちの日常を描いたファンタジードラマ。
驚き!セリフのほとんどが「にゃ〜(猫語)」です。字幕付きですが。
北木島の景色と三匹の猫、ずるいなぁ。なんかもう、煩わしい人間関係とか、家のローンなんかのお金のこととか忘れて、のんびり日向ぼっこしてたい気分になります。
でも、あの猫たちも望んでそうなったわけではないと思うと、複雑な気分です。
やっぱり、与えられた今の場所でどれだけ楽しめるかですかね、人生は。
そういえば、しばらく故郷に帰ってないなぁ。たまには帰ろうかな。
三匹の猫役、鎌田らい樹さん、増井湖々さん、美咲姫さん、とても猫でした。にゃ〜。
全6件を表示