サイレントラブのレビュー・感想・評価
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一昔前の映画を見ているような
観ていて“今っぽくない”映像だなと感じた。
雰囲気で言うなれば、『あのこは貴族』のような、どこか危うい上流階級の品の表現が似ているような。
そしてなんといってもサントラが至高すぎた。
まるで話せない“あおい”の心情の代弁者のような、時には激しく、時には包み込むように流れる、この静かで無口な映画と最高のマッチだった。
劇中での、ひとりの女性を守るための男ふたりの無言の頷き。
これが男の約束なのか。
観ていてかっこいいなって不意に思わせる山田涼介と野村周平の演技に正直に痺れた。
最後まで見終わったあとに、映画のパンフをみると
“あぁ、このシーンか”って、どんな経緯でこの結末になったか知ってるからこそより素敵なものにみえた。
最後に思い出すのはやはり久石譲先生のサントラだ。
耳にも心にも残る最高の時間だった。
もどかしい
17本目。
愛の形を描きたいのかと思い観てたけど、設定が設定だけにもどかしい。
それに、各々の立場が対極過ぎて、そっち方向へ向かうのが、想像できてしまう。
浜辺美波の設定が天才ピアニストかと思ってたら、そうでもない。
お嬢様でヤなキャラだし、あそこ刺されて生きてるの?、ちょっと色んな作品に感化され過ぎなのかなあ。
無理のあるラブストーリー
主演のキャスティングと予告に惹かれ鑑賞。
だがしかし、想像していた内容とかなり相反していたため評価は1.0という残念な結果。
まず、目が見えないヒロインと声を捨てた少年が話したことすら無い(ヒロインは少年の顔も声も分からない)のにあそこまでの恋愛感情が湧くのが不自然すぎた。
そして全体的に暴力シーンが目立ち、PG12くらいは付けてもいいのではないか?と思うくらいだった。
正直現実で有り得ないような内容で、全体的にあまりにも暗く、唯一美波ちゃんが可愛かったということでこのような評価の結果となった。
ピュアなストーリー!最後は・・・
ちょっと現実離れしているところもありましたが、ピュアな恋愛ストーリーで美しい映画でした。
高貴な生活を送る人物と、生活に窮する人物との夢物語ですが、嫌味なく素直に受け取れました。
ただ最後のシーンはちょっと無理くり終わらした感がありました。
山田 浜辺の出演者のファンが観る作品?
お嬢様とはみ出し者との恋なんて現実味無いし時代にそぐわない?50年位前に流行った百恵 友和や吉永小百合と裕次郎的な物語 山田と野村がどういった環境 生い立ち 立場にいる人物なのか説明不足! 山田は実年齢より若い役が多いが浜辺の相手ならもう少し格下でも若い男が合うと思うが?
テーマ絞ってほしかった
若い子たちがこんなに辛いだけの人生なのは悲しい。もっと年代上の役者さんだったら
まだ大丈夫だったかもしれないけど、このキャストなら
もう少しラブとか夢とか、強めで良かったよ?
愛も夢もハンデも格差も友情も芸術も、
全部のテーマ満載で逆に印象残らなかったなぁ。
ところで野村周平何であんなにかわいそうなの?w
昭和っぽいストーリー展開と役者さん好みなんだけど辻褄会ってない風に感じた。
音楽と共に切なさが伝わってきていただけに...
過去を背負い夢を捨て声を失った蒼が突然光を失った美夏のピアニストの夢を叶えようと寄り添い愛を育んでいく。目や仕草だけで心情の変化が伝わってくる山田涼介さんの演技が印象深い。久石譲さんの音楽も効果的だ。残念なのは特に後半の暴力シーンが切なさをかき消してしまった。蒼の環境が招いてしまう更なる苦難を「動」としてもたらしたかったのか。障害を持った二人の静かな愛の展開を丁寧にもっと見たかった。他のキャストやMrs.グリーンアップルの主題歌も良かっただけに...。ガムランボールが物語を繋げているのは良かった。キャストや音楽に思い入れのある人にはお勧めします。
期待外れ
浜辺美波と純粋恋愛だけのイメージで期待したのがダメだったかな。観たくないシーンあり、後半がバタバタでもっと時間かけて丁寧に作って欲しかった。美波の綺麗さはあるけれど、テレビドラマのsilentヒットの影響か、障害を持った人のが多くないかな?
本当にひと言もセリフがない
私は これまでほとんどと言ってよいほどドラマ的な邦画は興味なかったのですが、
ラーゲリーより愛を込めてや TV連ドラ王様に捧ぐ薬指などを観て以来 山田くんらのお芝居に興味を持って拝見しています。山田くんに関しては Bad Landsも観ました。
今回のsilent love 本当にサイレントだった…
ストーリー的には ある意味シンプルに見えました。途中…Westside Story のジェット団にも少し重なった 悪グループ。
本当にセリフがない中、何とももどかしい場面がいくつもあった。
どうやって演じるんだろう…と山田くんが言っていたのが納得というか… 流石に一言も最初から最後までとは
純粋な蒼さんを演じきったと感じます。
映画館で観れて良かった作品。プロレスもスゴかった!大分練習したんでしょうね
格闘するシーンで軽々大柄男を持ち上げてポイッしてました。
これからもチャレンジな役を期待しています。
浜辺ちゃんに関しては
菅野美穂主演の連ドラで初めて観たのが印象に残ってました… 山田くんとは高校も同じで(大)先輩と後輩の関係だから ヒロイン役は大役だったのではないでしょうか? でもそれが逆に今回の役にちょうど良かったのかもしれませんが、頼りなく気弱な人でありながら夢を叶えるべく強く生きようとする人…
お疲れ様でした
1番最後の最後だけ
いつものキラキラ山田涼介さんを観ることができました。
これは、いか~ん!!
俺的にはすずに続くNO.2お気に入り女優の浜辺美波主演なので大いに期待していた。 彼女は“君の膵臓を食べたい”で虜になったのだが、その後出演の作品はコメディーあるいは特撮モノばかり。 もう少し文芸作品的なものにも出てもらいたかった俺にとっては、「今度こそ?」と期待した作品でもあった。
がしかし、期待が大きかった分・・・
【物語】
蒼(山田涼介)は将来に希望も持てずに、漫然と日々を過ごしていた。生計は音楽大学の清掃や用務員的作業で立てていたが、ある日、ピアノ科の学生・美夏(浜辺美波)と出会う。
彼女は交通事故による網膜剥離を患い、突然視力を失っていた。手術は成功したものの、視力が回復するか否か、いつ回復するのか分からない強い不安を抱えていた。 そんな中でも夢を諦めすピアニストを目指す美夏の強い信念に心動かされた蒼は彼女をあらゆる危険から守ろうとする。
しかし、ある出来事から声を発しなくなった蒼が思いを伝える方法は、彼女の手のひらに指で触れることと、ガムランボールの音色だけだった。
【感想】
かなりガッカリ。
軸となるストーリーは斬新性が無く、「どこかで見たような展開のツギハギ」感を拭えない。
でも、“斬新なラブストーリー”と言える傑作は稀で、大半は使い古された設定のアレンジなのだから、それは許そう。俺が許せないのはストーリーの枝葉の部分のリアリティーの無さだ。
主人公の日常の描写だったり、周囲の人達との会話だったり、エキストラを含むその他大勢の人の言動だったり。枝葉のリアリティーが有って初めて、幹の「あり得ないお話」に乗れるのだ。枝葉にもリアリティーが無ければ、シラケるのみ。
例えば、美夏が杖を突いて一人で街を歩く。突然視力を失った人が1人で街を歩けるようになるまでどれだけかかる? ドラマ設定上、どう見ても退院後1~2週間なのに、そんな簡単に修得できることとはとても思えない。 そういうこと調べたのか?
あるいは終盤のクライマックスを迎える作業現場。少しでも、あの手の現場の安全管理を知っている人にはあり得ない言動(美夏というより作業現場の人の)。いくら演出でもだ。別にあんなあり得ない言動をさせなくても、あのシーンは創れたはず。
そんな方に目が行くから、クライマックスで全く感情移入できず。
一事が万事、「そんなの有り得ないだろ」がそこかしこに。
もう1つ大きなガッカリは浜辺美波が可愛くない。
理由は役柄上ほとんど笑顔が無く、表情が冴えないからだ。 やはり表情は重要だなと思う。 作品・設定上仕方の無い部分なのだけど、もう少し撮り方はあると思う。笑顔が少ないのは仕方ないとしても、ラストには飛切りステキな印象的な笑顔のシーンを持って来るとか。 要するに、「ヒロインをキレイに撮る」という努力が監督に欠如してると言いたい。ヒロイン至上主義の俺には、致命的なマイナスポイント。
ということで、
主演俳優に興味の無い人にはと勧められないし、美波ファンにさえ勧めない。
観て良いと思えるのは、精々山田涼介ファンくらい?
ありきたりなラブストーリーではないけれど
声を出さない青年と視力を失った音大生の静かで儚い恋模様にすごく心が洗われた気がします。
ラブストーリーといえば、胸きゅんを求められ、本作はそのような要素は無く、もしかすると物足りないと感じる方も多いのかもしれません。
でも私は、2人の静かでありながらもお互いを思いやる優しさと温かみがラブストーリーとして十分すぎるほど胸に刺さりました。
特に印象的だったのは、最初の方のただ毎日息することだけに日々を見いだしてるような何事も諦めたような蒼の目線から、
美夏と出会ったことでピアノを弾く彼女を愛しく優しく見守る温かみのある目線に変わった瞬間はとても心が震えました。
蒼は特に、セリフが無いからこそ、今思っている感情や気持ち1つ1つが声以外の表情や佇まいからすべて伝わってきて、凄い演技力だと思いました。
言葉がなくても目の瞬きとか唇が震えてる感じとか起こす行動から彼の想いが溢れていて、今思い出すだけでも胸がぎゅっと苦しくなります。
"静"の時間は2人が静かにゆっくりと歩み寄る時間だったからこそ、
"動"の時間が続くと少し息のしづらさを感じてしまいました。その正反対の描写がこの映画にはあるのがすごく新鮮に感じました。
でも、どちらもただただ2人が幸せになれる方向に進んで欲しいと気持ちを昂らせてくれる演出なのだと思うと、すごく納得がいきました。
一巡したからこそ、それぞれの役の気持ちまでもっと細部まで確認してみたいなと思ったので、またリピートしに行きます。
もう少し欲しい
浜辺美波の映画はあまりハズレがないと思うので観た。君の膵臓をたべたいや約束のネバーランドは非常に良かった。今回も事故で目に障害がある役を見事に演じていたが、物語の構成が雑で残念。もう少しラブストーリーとして欲しかった。
王道のラブストーリーを
期待してた。
山田涼介に浜辺美波。久石譲の音楽。もったいない。
なんだろう。エキストラの学生さんたちのように全体に覇気がない。古田新太を含めて脇役の人たちみんながそれぞれの役になんの思い入れもないような感じというか。画面に緊張感がない。
(比べてはダメだけど、「笑いのカイブツ」の菅田将暉の居酒屋のシーンみたいな心に刺さるシーンが欲しかった)
恋してしまうあたりのワクワク感や、ピアノ代わって弾いてもらう(無理があるけど)あたりのバレるかどうかのじれったさ感が上手く描けてなかったように思う。
途中から、チャップリンの「街の灯」や、横浜流星と吉高由里子が出てたやつみたいなのがしたいんだろうなって気づいたけど、持っていき方が下手なのかな。
わかっててもハラハラしない。
せっかくなら、もっと輝いている山田涼介と浜辺美波が観たかった。
フィクションだとしても展開が
いい役者さん揃いなのにもったいない感じがするのは何故なんだろう。音楽も映像も素敵。
そもそも蒼は夢を持たなくて闇のある役だけど、歩き方とかちょっとコミカルだったし、仲間の中では怖いキャラというより小さくて可愛い青年っぽいし。
心根は優しくてピュアってことなんだろうか。
野村周平はエリート一家の中でやさぐれてる?
でも実力はあるのか?
そっち側の人とこっち側の人で分けてる現実はあると思うけど…
全員好きな役者さんなんだけど、ラストの1人ずつドアップシーンで気持ちが冷めていってしまった。
ハッピーエンドだよね?たぶん。
ピアノ演奏が素敵 切ないな~
夢の無い生活に降りてきた素敵な夢 ナミヤ雑貨店の奇蹟以来山田涼介映画とテレビは観てきましたがバッドランズもそうですが切ない作品でした 二人ともピアノ初心者だそうだが野村周平めちゃめちゃ上手い!いつも思うが役者ってすごいな~
もはや邦画はアニメ以外見ない方が良いかも
ゴールデンカムイを見たかったけど同行者の希望でこちらに…退屈きわまりない時間だった。多分音楽だけは評価される気がするが演出・脚本・演者の演技等々どれひとつとして及第点に達してないな…
宣伝見て、口コミ確認し、 ❨今となっては…さくらの口コミだったのか?❩ 感動させてくれると?…と期待したのだが…
残念過ぎるほど…内容の薄い作品〜日本映画界、さらなる駄作の排出♪
良い題材を駄作にしてしまったのか?微妙ではあるが、格闘技やってて、音楽の世界に生きる人たちが居て…??なんか、余分な設定のオンパレードでガチャガチャでの急展開のてんこ盛り、笑。
浜辺さんもシン・仮面ライダーで出演作選びスベったな、、というところからゴジラ-1.0で挽回!
そして…今回の愚作出演、
こういうテーマは韓流の方が上だと思うので浜辺さんもラブストーリー系やりたい時は韓国の撮りの方がまだマシかも?
しかし…日本映画界自体の低迷はこれからも続くんだなぁ〜と…アニメ主体の時代は変わらず♪
類似作品の…『きみの瞳が問いかけている』くらいには感動させてくれるかと期待…したが、時間と無駄な出費にわれながら失笑…(ToT)
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