サイレントラブのレビュー・感想・評価
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音楽は素敵。役者も魅力的。
音楽の雰囲気からしても、繊細なラブストーリだと思って見てると唐突にエグいシーンがぶっこまれる。
キャラにも一貫性がない。
主人公は、お決まりの事故か過失かで全科あるとかかと思ったら、ふつーに刺しに行ってるやベーやつだし。そこでオリジナリティだしてどうすんねん。
ヒロインにしてもそう。キャラがぶれすぎ。
音楽の入れ方とかは好きだし、終わりかたも胸クソではなかったからそれなりに満足してるけど。
まぁ、もう一度見たいとはならないかな。
恋するには無理がある?
良かった
行く前にここの評価見てしまい、えーあんま評判良く無いのかぁ、カラオケ行こ!にすればよかったかなぁ、と若干後悔してたのですが、ハードルがその分下がってたせいか?とても良かったです!
暴力シーンとか痛そうで目を覆いたくなるシーンもあったので、爽やかなラブストーリー期待して観に行くとおいおい、何これーな感想になるのかも。
ラストのキスシーンがとても美しかった!
あと野村周平さんとの連弾シーンもとても良かったです。
山田くんはBAD LANDSも良かったし、爽やかイケメンだけでは無い役もこなせてこれからも楽しみ。声が出せない中で慟哭するシーンがとても良かったです。浜辺さんは安定の上手さ。
ところで、蛇足ですが、目が見えない間に心惹かれて見えるようになって会ったらあんなハイパーイケメンだったらそりゃキスしたくなるだろうなぁ。あと、蒼が2回も警察にお世話になった原因がどっちも同じ友達のせいで、もう縁を切った方が良いのではと思ったのでした。
現代版ロミオとジュリエットと思いきや・・・全然違った作品(笑)
めっちゃ好みの作品、、
•まず音楽がめっちゃ好き。
•神の手の意味がわかった時すごい感動した、、
•最後の終わり方微妙かなーと思ったら最後いい裏切り方してくれてめっちゃ好きだった。
キャスト・スタッフは豪華なのに、、、なんだろう?
まず先に言っておくと決してつまらなかった訳じゃないんですよね、、、。先の展開は気になったし所々の絵はとてもきれいで。 なんですが、どうにもシナリオや描写が雑というか掘り下げが足りない、超ご都合主義?登場人物に共感・感情移入がしづらかった。
山田涼介さん浜辺美波さんが演じる蒼と美夏それぞれが惹かれ合うようになる動機?がぜんぜんピンとこず、これは何?と。
自分は作品を観るまで、てっきり蒼も音楽を目指してた中、怪我か病気で声を失ってしまった的な背景がある人物として描かれてるんだと思ってた、、、。 同じ音楽を目指していた二人が、それぞれ明るい音楽の道を絶たれ、共感・支え合う・惹かれ合うようになるみたいな話かな、と思ってた節もあって(勝手な勘違いですが)、なので「夢を叶えさせてあげたいから」って「え!?それだけ??」って印象が勝ってしまった、、、。
ボクシング?か何かトレーニングシーンも別段何かを目指しててじゃなくて、単に「俺強えぇぇぇ」するためだけっぽかったのも、その設定必要?って思ってしまった。
終盤で北村が怪我で音楽の道を失ってしまい、それで「美夏の音楽への道を支援する動機」のがよほど理解しやすいかったなぁ、と。
現実だとこれ、完全に蒼じゃなくて北村とくっつくパターンですよね、、、。
(途中までの、最初は嫌なやつとして登場して、でも裏でゴースト?的にヒロインを助け続けてた、なんて完全に主人公ムーブですよ、、、)
なので、どうにも余裕なかったはずの葵がお金払ってまで北村にゴーストさせる流れが、弱いというか、、、。 いや、話としては「そうくるか!」とは思ったし、物語中で、ゴーストさせてるのがバレるか、あるいは自分から打ち明けるか葛藤するんだろうな、とか思ったら割と早く美夏本人にバレて、というか「おい北村、おまえ隠す気ゼロだろ!」とツッコまずにはいられんかった・・・。
でこのあたりで、北村も美夏に惹かれるようになってた?的な流れっぽいのかな?(思い起こせば、になるが)、ますます、話が????という感じでした・・・
(ここまでのシーンで、北村が美夏に惹かれてる的な描写あるいはそこに繋がる伏線?あったのなら、教えて欲しいレベル・・・)。
とにかく美夏が蒼に強く惹かれる理由がよく分からんかったし、終盤に視力回復してて、元通りじゃないにしても、怪我した際に「一時的なもので今後の回復可能性の有無は検査が必要」な旨も告げらんもん?自殺の同期もちょっと不自然というか(それを言ったら、かもしれんが)、色々おかしいなぁ、と。
蒼が美夏をかばった理由もよく分からんかったし、、、あれてっきり美夏がゴロツキを殺めてしまう流れなんだと思ったら、普通に逃げるシーンあってますます、あのシーンの意味が不明でした、、、
(殺めてしまってその罪を蒼が被って、そこから二人が共依存しながら生きていく、みたいな展開だと、某東野圭吾氏の作品みたいになっちゃいますが・・・)
社会的格差?がテーマなのかなぁとも思ったけど、うーん、、、。なんかモヤる映画でした。
なかなか
浜辺美波さんは美しい
ガムランボールの音色が好印象
事故で視力を失った音大生と事件によって声を失った男を描いたラブストーリー。ハンデを持っている者同士が恋に落ちるという珍しい設定の脚本ですが今一つ盛り上がりに欠ける展開で感情移入出来ませんでした。
二人をつなぐことになるガムランボールの音色は、非常に耳障りが良くてムードを一変させる重要なポイントであり印象的でした。
2024-16
神の手のファンタジー‼️❓格差を乗り越える夢物語‼️❓
苦しすぎる物語
役者陣が素晴らしい
「推し」に人生を注いだ人に痛い程刺さる
これから観る方、観る検討している方向けのレビューです。
●あらすじ
高校時代の喧嘩の負傷で喉に傷を負い、声が出せない「蒼」と事故で視力を失ったピアニスト志望の「美夏」は、視力喪失のショックで自暴自棄になり校舎の屋上から飛び降りようとする美夏を居合わせた蒼が反射的に引き留めたところで出会う。美夏が落とした音が鳴るストラップ(※楽器:ガムランボール)を拾った蒼だったが、返し損ねたまま次に出会ったのはグランドピアノが置かれた旧講堂。そこで美夏が奏でる美しいピアノの演奏に心を奪われる。美夏が視力を失っても尚「ピアニスト」の夢を諦めない姿に胸を打たれ、蒼の中で「夢を応援したい」という「無償の愛」が生まれるー。
●↑まず、ここまでで蒼と美夏は一切意思疎通がとれていません。蒼が転倒した美夏を助けた際も、美夏は見えないので「誰?」と問いますが蒼は声が出せないので答えられないのです。
他の方の感想を観ると、結構「蒼が何故そんなに美夏に肩入れしたのかがわからない」と書いてありました。
蒼の美夏への想いは、このレビューのタイトルにも繋がる「推し」の幸せや夢を願う感覚に似ていると思います。私は突然ビビッと来て推しに出会ったタイプなので、得に気になりませんでした。
「無償の愛」「推しの笑顔が見たい」「推しに幸せになってほしい」「推しの夢を応援したい」。蒼は勿論そういうタイプではないですが、この感覚にかなり近く感じ、蒼への感情移入に没頭しました。
その優しい愛の反面、実はこの映画、真っ黒な「影」が存在します。蒼への感情移入によりその「影」への存在が憎くて、辛くてすごく泣きました。しかし、全ての事には理由があり、運命が全てを繋げてくことで「起承転結」がしっかりとした良い映画でした。ラブストーリーですが、ラブストーリー以外の部分に重きを置いても楽しめます。
●主演の山田涼介さん
本当に劇中の回想シーンでしか声が聞けません。
でも、蒼が何を考え、どうしたいのかは全て伝わってきます。
あと、蒼は格闘技を習っている為、めちゃくちゃ強いです。低身長で華奢な蒼(山田さん)が屈強な男達をバッタバッタなぎ倒して行く姿はかっこよすぎて痺れました!(←どんな映画!?となったでしょう^^是非観て確かめてきてください!)
もっとわかりやすく大衆受けするようなストレートな映画でよかったのに
浜辺美波さんのファンのため観覧に行きました。
いつもは、彼女の作品は初日か2日目に観にいき、すぐに2回目や3回目の観覧スケジュールを立てるのですが、残念ながらまだ2回目を観に行くスケジュールを立てる気になれていません。
美し映像、美しい音楽、俳優陣の演技。美しいラストシーン。そこは良かったです。
ただそれだけ。私にとっては悪い意味での映画らしい映画といった印象でした。
伝わってこないメッセージ性、魅力に欠けるキャラクター、無理がある脚本、そして何より蒼と美夏のお互いへの想いの描写不足。
恋の成就を応援する気持ちへ感情移入できませんでした。
それからこの映画は誰をターゲットにしているのでしょうか?山田さんと浜辺さんを起用したラブストーリーということから比較的若い世代、特に女性をターゲットにした映画だと思うのですが、ならばあの目を覆いたくなるようなグロいシーンは必要なのでしょうか?観客に何が起こったかをわからせるだけの軽い演出でよかったんじゃないかなぁ。あのシーンのせいでその後の映画に気持ちが入らなくなった観客も少なからずいるのでは?少なくともリピーターを減らすことになるんじゃないかな。
声の出ない男性と目の見えない女性による静かなラブストーリーという設定とラストシーンだけがあり、あとは詰め込みたいことをいくつか詰め込んだだけの脚本に、美しい映像と音楽をはめ込んだ映画といった感じでした。
恋愛の障壁てんこ盛り、社会問題トッピングの胸焼け映画だけど、なぜか無味無臭な映画
2024.1.16 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(116分、G)
事故によって視力を失ったピアニストと事件によって声を失った青年を描くラブロマンス映画
監督は内田英治
脚本は内田英治&まなべゆきこ
物語の舞台は神奈川県横浜市(ロケ地は東京都立川市)
横浜音楽大学のピアノ科に通っている金持ちのお嬢様・美夏(浜辺美波)は、事故によって大怪我を負い、視力を失ってしまった
手術は成功し、いずれは視力も戻ってくると言われたが、それがいつになるかはわからない
教師(名越志保)、教員(島田桃依)から作曲科への転科を勧められるものの、美夏は頑なにピアノにこだわり続けていた
ある日、旧校舎にてピアノの練習をしようと訪れた美夏は、そこで用務員の青年・蒼(山田涼介)と出会う
蒼は高校時代の事件によって声を失っていて、美夏は蒼を同じ大学のピアノ科に通う学生だと勘違いをしてしまう
ピアノを弾けない蒼は、偶然その旧校舎を訪れてピアノを弾いていた非常勤講師・悠真(野村周平)をつかまえて、「金を払うから代役としてピアノを弾いてほしい」と訴える
闇カジノに入り浸って借金を抱えている悠真はその申し出を受け、1回5万円でピアノ演奏をすることになった
お金が必要になった悠真は、用務員だけではなく、友人の弥生(円井わん)の父の作業場で働き始め、親友の圭介(吉村界人)は無理をしているのではないかと心配していた
ある日、悠真に金を渡している蒼を見た圭介は、彼が何か良くないことに巻き込まれているのではないかと疑うようになっていた
そして、その解決をしようと、地元の半グレ・横道(SWAY)にある依頼をかける
それは横道にとっても申し分のない依頼だったが、それに美夏も巻き込まれることになったのである
映画は、障害を持つ男女のラブコメだと思っていたら、なんか違う方向に話が進み、ダークなクライムムービーへと変貌を遂げてしまう
美夏と蒼のジレンマもさほど描かれず、悠真を含めた三角関係も淡白なものになっていた
そもそもが大学の非常勤教師が生徒に手を出すと言うアブノーマルな部分はさらりと流しているし、反社が登場して危険なシーンが登場したり、経済格差がひょっこりと顔を出したりしていく
挙げ句の果てには職業格差と偏見、社会問題などもぶち込まれるシナリオになっていて、設定&展開を盛り込みすぎて何の話かわからなくなってしまうのである
ラブコメの恋愛の障壁をこれでもかとぶち込む全部盛りの映画で、正直胸焼けがしてしまう内容だったと思う
ラストで蒼が罪を背負うとしても、被害者である悠真が不問にすれば問題ないように思える
美夏のために嘘をつくことを考えたのだろうが、あの場面に無関係の人が放り込まれて、盲目の自己防衛は正当防衛と見做されるので芝居を打つ必要もない
なので、どうやったらこのシナリオでOKが出たのかがわからず、そこらへんのシナリオ学校で提出された不合格の原稿をつなぎ合わせたものよりも薄っぺらい印象しか残らないのである
いずれにせよ、大画面で浜辺美波の美しさを堪能するとか、ピアノ演奏に耳を傾けるぐらいしか見どころがなく、エンディング曲「ナハトムジーク」のMVの方が出来が良い作品になっていた
とってつけたようなラストシーンが感動を呼ぶかは微妙で、個人的には色んなキャラ&アーティストの無駄遣いと言う感じが否めない
若者向けのファンムービーであるものの、王子様的な役割でもなく、共感できるようなキャラが一人もいないので、上映後の無音をどう耐えるかと言う映画だったではないだろうか
冒頭の出逢い、思わず心の中で昭和の親父ギャグで突っ込んでしまった。野村周平さんが良かった。あと、脚本に関する妄想、大ウソをグダグダと。
◆ラブストーリーは出逢いの場面が大事だと思う。で、冒頭いきなり2人は出逢う。とても衝撃的な出逢いなのだが、それよりも違和感が先にたってしまって思わず心の中で突っ込んでしまった。
飛び降りようとする浜辺美波さんを山田涼介さんが助ける。この時、あまりに速い山田涼介に驚いてしまった。
「速い、速すぎる。マッハかよ。 正に光速の寄せ谷川浩司 ( 注 : ここが昭和の部分 )。 っていうか山田涼介、いくら瞬発力あっても速くネ? 浜辺美波が飛び降りようとしてるって気が付いてからじゃ、あんな速く動けねえぞ。 瞬間移動? 心を読めるから早目に動けた? えっ超能力者? あの屋上、実は自殺の名所で、突然現れた浜辺美波ヤバそうだったら行こうと身構えていたのか? 自殺願望の黒いオーラが見えた? 霊能者?」
まあ大体こんな感じに心の中で叫んだ。心の中で叫んだから誰にも聞こえていない。
ここから色々あるのだが、今作は今一乗れなかった。
◆1番気に入った場面でドキドキしたのは、浜辺美波さんと野村周平さんが一緒にピアノを弾く場面だ。
浜辺美波がハッと何かに気付くか、何かは分からないが違和感を感じ始める場面のような気がした。野村周平がホントのことを言ってしまいそうなドキドキ感もあった。
野村周平演じる北村は、最初こそイヤな感じで登場したが、かなりイイヤツだったと思う。最初はエリート臭プンプンさせて、高飛車で横柄なヤローだと思っていた。ドライブ先のレストラン(?)で美夏に手を出してしまうが、あんなものはラブストーリーものに付き物の成り行きとか気の迷い、ちょっとした行き違いだ。北村も雰囲気に呑まれてしまっただけで、蒼から美夏を奪ってやろうなんて画策してたわけではない。色恋沙汰だから北村が美夏を好きになっても何の支障もないと思う。
だいたい蒼は自分を卑下して、自分は美夏とは付き合える身分じゃないなんて諦めてしまってる感じが気に食わねーって思って見てた。北村に頼んでピアノ弾けるフリしたりして、もサイテーって感じィ~。俺なら蒼ではなく北村を取るね。
以下はグダグダした妄想と大ウソの駄文ですから。あしからず。
◆たぶん脚本がまだ充分練り上がらず、穴だらけ、突っ込みどころ満載の段階で撮影が始まってしまったのではなかろうか。
あとで撮り直す時間も予算もないまま、めでたく(?)撮影も終了。編集でもカバーしきれず突っ込みどころを多く残したまま作品は無事(?)完成。まさか今さらお蔵入とか出来るわけないから試写会を経て絶賛全国公開中である。
な~んてネ。妄想、妄想。
僕は、脚本のことも、制作現場のことも、映画業界のことも分からないから全て妄想である。
僕の妄想はまだ続く。
原案、脚本、監督 内田英治さんとなってるんだけど、作品情報を見ると脚本が共同でもう一人いる。まなべゆきこ氏だ。過去のまなべゆきこ脚本には僕が見て気に入った作品が並ぶ。相当な実力派だ。だけど中にはあまり気に入らなかった作品も有った。気に入らなかったのは脚本が共同脚本の作品だった。
ここで僕はピント来た。
「ははーん、さては脚本がうまく行かず煮詰まった時に、お助けマンの脚本家に手伝ってもらって共同脚本になるんだな。だから時間的にもけっこう押していて、穴だらけの不完全な脚本でも撮影しちゃうんだな。きっと今回もそのパターンだな」 ← ホントかよ?ウソです。
* 全~ん部、大ウソである。
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