サイレントラブのレビュー・感想・評価
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恋愛の障壁てんこ盛り、社会問題トッピングの胸焼け映画だけど、なぜか無味無臭な映画
2024.1.16 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(116分、G)
事故によって視力を失ったピアニストと事件によって声を失った青年を描くラブロマンス映画
監督は内田英治
脚本は内田英治&まなべゆきこ
物語の舞台は神奈川県横浜市(ロケ地は東京都立川市)
横浜音楽大学のピアノ科に通っている金持ちのお嬢様・美夏(浜辺美波)は、事故によって大怪我を負い、視力を失ってしまった
手術は成功し、いずれは視力も戻ってくると言われたが、それがいつになるかはわからない
教師(名越志保)、教員(島田桃依)から作曲科への転科を勧められるものの、美夏は頑なにピアノにこだわり続けていた
ある日、旧校舎にてピアノの練習をしようと訪れた美夏は、そこで用務員の青年・蒼(山田涼介)と出会う
蒼は高校時代の事件によって声を失っていて、美夏は蒼を同じ大学のピアノ科に通う学生だと勘違いをしてしまう
ピアノを弾けない蒼は、偶然その旧校舎を訪れてピアノを弾いていた非常勤講師・悠真(野村周平)をつかまえて、「金を払うから代役としてピアノを弾いてほしい」と訴える
闇カジノに入り浸って借金を抱えている悠真はその申し出を受け、1回5万円でピアノ演奏をすることになった
お金が必要になった悠真は、用務員だけではなく、友人の弥生(円井わん)の父の作業場で働き始め、親友の圭介(吉村界人)は無理をしているのではないかと心配していた
ある日、悠真に金を渡している蒼を見た圭介は、彼が何か良くないことに巻き込まれているのではないかと疑うようになっていた
そして、その解決をしようと、地元の半グレ・横道(SWAY)にある依頼をかける
それは横道にとっても申し分のない依頼だったが、それに美夏も巻き込まれることになったのである
映画は、障害を持つ男女のラブコメだと思っていたら、なんか違う方向に話が進み、ダークなクライムムービーへと変貌を遂げてしまう
美夏と蒼のジレンマもさほど描かれず、悠真を含めた三角関係も淡白なものになっていた
そもそもが大学の非常勤教師が生徒に手を出すと言うアブノーマルな部分はさらりと流しているし、反社が登場して危険なシーンが登場したり、経済格差がひょっこりと顔を出したりしていく
挙げ句の果てには職業格差と偏見、社会問題などもぶち込まれるシナリオになっていて、設定&展開を盛り込みすぎて何の話かわからなくなってしまうのである
ラブコメの恋愛の障壁をこれでもかとぶち込む全部盛りの映画で、正直胸焼けがしてしまう内容だったと思う
ラストで蒼が罪を背負うとしても、被害者である悠真が不問にすれば問題ないように思える
美夏のために嘘をつくことを考えたのだろうが、あの場面に無関係の人が放り込まれて、盲目の自己防衛は正当防衛と見做されるので芝居を打つ必要もない
なので、どうやったらこのシナリオでOKが出たのかがわからず、そこらへんのシナリオ学校で提出された不合格の原稿をつなぎ合わせたものよりも薄っぺらい印象しか残らないのである
いずれにせよ、大画面で浜辺美波の美しさを堪能するとか、ピアノ演奏に耳を傾けるぐらいしか見どころがなく、エンディング曲「ナハトムジーク」のMVの方が出来が良い作品になっていた
とってつけたようなラストシーンが感動を呼ぶかは微妙で、個人的には色んなキャラ&アーティストの無駄遣いと言う感じが否めない
若者向けのファンムービーであるものの、王子様的な役割でもなく、共感できるようなキャラが一人もいないので、上映後の無音をどう耐えるかと言う映画だったではないだろうか
会話がなくても成立する愛
主役でもセリフがない
全て演技で表現する難しさ
身分を偽っている事を
実は見抜いていたヒロイン
2人の熱演に感動しました
良かったです
展開はどうかなと思う所もあったけど
演出上の捻り出しという事で許容範囲内
声を出してないのに演技が最高だった
あまり恋愛映画は見ないけど、とても面白かった。山田涼介の演技が上手で目だけで感情がわかった。素晴らしい。所々、血まみれになりびっくりしました。ただ、心に残った映画でした
冒頭の出逢い、思わず心の中で昭和の親父ギャグで突っ込んでしまった。野村周平さんが良かった。あと、脚本に関する妄想、大ウソをグダグダと。
◆ラブストーリーは出逢いの場面が大事だと思う。で、冒頭いきなり2人は出逢う。とても衝撃的な出逢いなのだが、それよりも違和感が先にたってしまって思わず心の中で突っ込んでしまった。
飛び降りようとする浜辺美波さんを山田涼介さんが助ける。この時、あまりに速い山田涼介に驚いてしまった。
「速い、速すぎる。マッハかよ。 正に光速の寄せ谷川浩司 ( 注 : ここが昭和の部分 )。 っていうか山田涼介、いくら瞬発力あっても速くネ? 浜辺美波が飛び降りようとしてるって気が付いてからじゃ、あんな速く動けねえぞ。 瞬間移動? 心を読めるから早目に動けた? えっ超能力者? あの屋上、実は自殺の名所で、突然現れた浜辺美波ヤバそうだったら行こうと身構えていたのか? 自殺願望の黒いオーラが見えた? 霊能者?」
まあ大体こんな感じに心の中で叫んだ。心の中で叫んだから誰にも聞こえていない。
ここから色々あるのだが、今作は今一乗れなかった。
◆1番気に入った場面でドキドキしたのは、浜辺美波さんと野村周平さんが一緒にピアノを弾く場面だ。
浜辺美波がハッと何かに気付くか、何かは分からないが違和感を感じ始める場面のような気がした。野村周平がホントのことを言ってしまいそうなドキドキ感もあった。
野村周平演じる北村は、最初こそイヤな感じで登場したが、かなりイイヤツだったと思う。最初はエリート臭プンプンさせて、高飛車で横柄なヤローだと思っていた。ドライブ先のレストラン(?)で美夏に手を出してしまうが、あんなものはラブストーリーものに付き物の成り行きとか気の迷い、ちょっとした行き違いだ。北村も雰囲気に呑まれてしまっただけで、蒼から美夏を奪ってやろうなんて画策してたわけではない。色恋沙汰だから北村が美夏を好きになっても何の支障もないと思う。
だいたい蒼は自分を卑下して、自分は美夏とは付き合える身分じゃないなんて諦めてしまってる感じが気に食わねーって思って見てた。北村に頼んでピアノ弾けるフリしたりして、もサイテーって感じィ~。俺なら蒼ではなく北村を取るね。
以下はグダグダした妄想と大ウソの駄文ですから。あしからず。
◆たぶん脚本がまだ充分練り上がらず、穴だらけ、突っ込みどころ満載の段階で撮影が始まってしまったのではなかろうか。
あとで撮り直す時間も予算もないまま、めでたく(?)撮影も終了。編集でもカバーしきれず突っ込みどころを多く残したまま作品は無事(?)完成。まさか今さらお蔵入とか出来るわけないから試写会を経て絶賛全国公開中である。
な~んてネ。妄想、妄想。
僕は、脚本のことも、制作現場のことも、映画業界のことも分からないから全て妄想である。
僕の妄想はまだ続く。
原案、脚本、監督 内田英治さんとなってるんだけど、作品情報を見ると脚本が共同でもう一人いる。まなべゆきこ氏だ。過去のまなべゆきこ脚本には僕が見て気に入った作品が並ぶ。相当な実力派だ。だけど中にはあまり気に入らなかった作品も有った。気に入らなかったのは脚本が共同脚本の作品だった。
ここで僕はピント来た。
「ははーん、さては脚本がうまく行かず煮詰まった時に、お助けマンの脚本家に手伝ってもらって共同脚本になるんだな。だから時間的にもけっこう押していて、穴だらけの不完全な脚本でも撮影しちゃうんだな。きっと今回もそのパターンだな」 ← ホントかよ?ウソです。
* 全~ん部、大ウソである。
バイオレンス映画
ラブストーリー&音楽映画、というふれ込みですが、正直、後半にあるバイオレンスが強烈で。
前半はまだしも、後半は明らかにバイオレンス映画。
脚本も、蒼(山田氏)が声を失った理由と美夏(浜辺氏)が北村(野村氏)を殴った場面以外は、大筋は、よくある想像の範囲内の展開。
私は浜辺さんのファンですが、二回見ればお腹一杯かも。
ラストも、キスシーンを作り出すために、普通ならブレーキ掛けるか急ハンドルを切る場面なのに、毎度お馴染みのダンプがそのまま通過する強引な幕引きで、ガッカリでした。
情報量の多い時代だからこそ
じんわりと心に響いた。静かさが心地よく、見終わった後も温かな余韻が残る。
良い意味で予告編を裏切られた。シンプルなラブストーリーと思って観ると驚く。
役者さん全員の演技と、音楽が素晴らしかった。もう一度観に行きます。
恋愛映画は無理、脚本がダメダメ
設定も面白いし映像も映画っぽくて良い。
音楽も良いな、、、と思ったら久石譲。さすがです。
役者陣は全員、大根役者に見えます。
なぜなら、展開がベタで、セリフがカッコつけすぎだから。笑ってしまう。
そんなこと言う?そんな行動する?とか、展開が酷い。このシーンやセリフを言わせるために、無理に展開させていることが酷い。泣かせたいのかもしれないけど、笑ってしまう。
そうそうたる役者陣を殺す演出は恐ろしい。
ネタバレになるのであまり詳しくは言えませんが、、、最後のキーのシーンもありえない。
美夏が、何も分からない、、、で終わればツジツマがあいますが、あれはないなぁ、、、
急に悪女にしか見えなくなった。
それでも浜辺美波は可愛い!浜辺美波を観るための(だけの)映画とも言えます。
バラエティ番組に出てる野村周平は本当にキツい。マイナスプロモーションでしかない。
普通のラブストーリー 【ミッドナイトスワン】ほど癖は無い正統派作品。ただ職業にステイタスの差は厳然とあれども、貴賤の別なし❗️
普通の葛藤、自己犠牲 絶望 恋のお邪魔ムシ
ということで 観ている人に 山田涼介、浜辺美波 結ばれろぉ・・って思わせる正統派作品。
実は野村周平の 悪の香り十分の エエとこのボン がキー🔑パーソン
昔から 恋愛の王道 圧倒的パワーに 二人は・・というか恋と言えるのか❓
という 無料事前フライヤー ホームページ 予告動画どおりの作品カモ🦆 詳細は劇場で
ミッドナイトスワン と違い クセは無いです 言い換えると 創りもの感ケレン味十分だけども無理クリ感は無い。
Little Glee Monster と本作主題歌エンディング Mrs.GREEN APPLE の違いすら本作で気付いた俺に
クラッシックのピアノ曲なんて知るわけないよね❗️映画シロウトの上に音楽シロウトのワシだった。
【有料🈶パンフにはご丁寧に久石譲さんオリジナル 含め全曲の解説が載ってます ほぼ聴いたことある曲
曲と作曲者 曲の名称知らんところが シロウトのゆえん】
素敵なピアノ🎹の旋律で素晴らしい
西田敏行の【もしもピアノが弾けたなら・・🎵】的
ただワシ 刑法はシロウトでないのだ
なんで 浜辺美波 調書取らんねん イヤイヤ 捜査に決めつけ無いねん❗️赤ん坊以外は全員捜査対象やねん❗️
あっイイ間違い 浜辺美波さんの演じるヒロインね❗️
あとさぁ 恋愛❤️引退うん十年の ひねくれジジイ的な見方
「善意・人間的共鳴 と 恋愛 は分けなさい💢」【理論的有機的だ❗️ただし ジジイの僻みひがみ とも言う】
国立音大 宇都宮大学の講堂 が 学園感醸し出してるのがええがな
クニタチ音大ね
なんだか シラノさんの物語的な・・・
そこ声帯じゃ無いから喋れなくね❓ あと 実は 見えて無くね❓ と言うことは言わないお約束❗️
ただ、学校の用務員さんが・・という描写 論調はおかしいと思ったよ
掃除とか修理する人いないと社会は回らないのだ。外資系コンサルとかデイトレーダーは関係ない人にとっては全く関係がない
しかし 掃除する人がいなければ みんな困るのだ❗️
職業に貴賤の別は一切無し❗️ そして 恋愛❤️にも属人的格差なんてあるわけないのだ❗️
障がいがあればあるほど燃え上がる炎❤️🔥だが本作はその反対で 世界で一番静かな恋❤️を描いてます。
正統派 故に ジジイの涙腺不動。飽きない画面展開ではありますよ。その点は秀作です。
浜辺美波さんのピアノ🎹猛特訓 山田涼介さんの格闘技鍛錬 は映画を観てのお楽しみ😊
ゾンビ映画外したのは個人的 あくまで個人的に正解🎯❗️でした。
ピアノ演奏“は”素敵だった…特に連弾。演技も素敵ではあるが…
ドラマ「Silent」をイメージしてはいけない。
キーワードは、前科、裏カジノ、借金、階層差、高慢、妬み、誤解、濡れ衣、清掃員ウェア&音大内の拠点、血の気多い/正義感?、友情、格闘技、盗撮…まさかである。
つまり、多くない?描きすぎでは?やりすぎでは?と思ってしまうし、「こんなハードな映画だったんだ」と衝撃を受けた人も多いと思う。
一番大事なのは心の動き。だと思うんです。惚れた理由とか、惹かれ合った理由、守りたい理由を、3人の視点で想像してみてください。納得いく答えが見つかったら教えてください。
ま、そうなるわな
学生時代のケンカで、ナイフで襲われた仲間を助けようとし、喉を刺され声が出なくなった蒼は、夢も持てず掃除を仕事にしていた。そんな時、蒼は交通事故で視力を失ったピアニスト志望の音大生・美夏と大学の構内で出会った。目が見えないという絶望的な状況なのに夢を諦めない彼女に興味を持ち、美夏の歩く前で危険を取り除き、彼女の安全を守ろうとした。そんな蒼の不器用な優しさが美夏に届きかけた頃、ピアノ演奏を依頼していた北村と美夏が誤解から連れ去られ、暴行を受け、そこへ駆けつけた蒼は・・・てな話。
ストーリーとしてはベタで、特に予想外の事が起きるわけじゃない。それに、あの北村と美夏を拉致して暴行を加えるシーンでピアニストの手を使えなくするシーンて必要?
借金が・・・なんて言ってたが、ポルシェ売ればすぐ返せるくらいの金だし、いくら態度が気に入らないといっても、やりすぎ。
蒼役の山田涼介が一言も喋らないのに、アクションも含め存在感有った。ただし、格闘技の練習を続けてる意味がよくわからなかった。
美夏役の浜辺美波は変わらず綺麗だった。
ラストは、ま、そうなるわな、という感想。トラック、止まりもせず通り過ぎるっておかしいだろ、と思ったが。
悪くはないが、のめり込むほどではなく普通かな。
音楽教授の逮捕とかも必要???
個人的には良い映画でした
個人的には久々に良い映画だったと感じました。
予告編は観てないので、特にこういう映画だろうという予想はせずに観に行きました。
確かに話の展開に無理がある部分はあるかもしれませんが、それは映画なので気にしません。
演者が皆さん、とても素敵な演技でした。
評価は今のところあまり良くなさそうですが、個人的には良い映画だと感じたので5です。
正直残念作だと思います。
正直残念作だと思います。飛び降りを引き止める出会いのシーンから相当無理があり、あおいがピアノ弾きと偽る心情もよくわからず、三人で行くドライブも凄い雨しか印象に残らず、北村と美夏がさらわれ、北村がリンチされる理由も無理あり過ぎ(あそこまでされるほどの悪事ははたらいてない)です。グロシーンも意味不明。金持ちを憎む半グレが美夏には手を出さない。美夏はあおいに罪をきせたまま。何年かしてようやく再会できたところにまたトラック。交通事故に始まり交通事故で終わる(笑)そして急にキスシーンのエンディング。カギを握る鈴は終始丈夫です(笑)とにかく消化不良という感想でした。浜辺美波さん好きで観に行ったのになー(残念)
日持ちする虫
2024年劇場鑑賞21本目。
上映前舞台挨拶中継付。やっぱりネタバレできないのでふわふわしたトークで、最終的にタイでの舞台挨拶に行くときお留守番組が日持ちする虫買ってきてというどうでもいい話に。トークとしては面白かったけど映画の話しなさいよ。上映前にしか舞台挨拶中継しない映画、センスないので微妙説。でも浜辺美波が出ていて、この設定でしょ?この映画は例外になりそうだけど・・・。
だめでした。事故で見えなくなったけどそのうち見えるようになるらしい美人ピアニストと、のどに傷があるので、多分それが原因で喋れない清掃員が出会う、という話なのですが、相手が目が見えないので筆談ができない、それは分かるのですが、今の時代スマホの音声読み上げソフトがあるじゃないですか。実際スマホを取り出すのですが、彼女から手の甲を一回叩いたらはい、二回でいいえ、という提案を受けてそのままずっとそれでいくのがよく分からないし、後半の展開でヒロインが困るばかりでちょっと行動すれば全部ひっくり返るのにそれをしないのも意味不明でした。多分後半の展開を最初に思いついて、そこから逆算して話を作った感じで、そのそもそもに説得力がないので微妙な感じに仕上がってしまいました。
男性二人がヒロインを好きになる理由も「顔が浜辺美波だから」以外に見当たらず、そこもイマイチでしたね。
怖がらないで闇の向こうへ手を伸ばす前のまわり道
映画館告知で何回も何回もやってたので気になって見に行きました〜
静かなラブストーリーかと思ったら意外と違くてビックリ(笑)
山田涼介くんほぼほぼセリフない演技は難しかったと思いますが死んだ目が凄い良かったです🫣
浜辺美波さんは髪が長いほうが似合ってる感じして良い… ゴジラの時よりかわいい…(笑)
野村周平くん嫌味な役上手いよなー
舞台挨拶のとき監督言ってたヤンキーの役ってウシジマ外伝のやつかな?あれも金髪で怖かったし似合ってた〜
正直愛情友情の積み重ねが薄いと感じてしまった…
自分には夢がない 夢を語る資格ない だから人の夢を応援したいっていうのは凄い良いんですが…その夢について語ることありました?見逃したんかなぁ
最初の方で車と事故るのリアル目にしなくてよいから!
北村が金に困ってた?のはプライドもあるし親には言えない…けどなんとかなりそうなのになと思った
全体的にクサイセリフ回し多いの気になりました
半グレファンタジーバトルなんかこういう作品で見たくないのだ…
シンプルな純愛ものでよかったのだ…
静かに小さな幸せを積み重ねていくだけでも良かったのだ…
ただ、エンドロールのミセスの曲がめっちゃ良かったです
山田涼介くん好きなんだけどな〜 キラキラした作品がみたいな〜🫣
【"だって、神の手を持つ人だから・・。と彼女は僕の手を見て言った。故に声は出せずとも僕は彼女の夢を叶えなければいけない。”今作は、ガムランボールの音色が結んだ男女の切なくも心に響く恋物語である。】
ー アオイ(山田涼介)は、若き時の諍いにより首に負った傷の所為か、声を発せず笑顔無き横浜音楽大学での用務員の仕事を黙々とこなしている。
そんなある日、彼は事故で目が見えなくなったピアニストを目指していたミカ(浜辺美波)を遠めに見る。彼女は、裕福な家で育っていたようだが、白杖を使い、ガムランボールを鳴らしながら不自由そうに歩いている。-
◆感想
・アオイや同僚の中年男(古田新太)達、用務員は影の様に学内のゴミ捨て、清掃、窓拭きを行っている。
ー その後、盗撮事件が起こり疑われた中年男は職を去る。後半、誰が犯人かが分かる。今作のテーマである”真の罪は何か、贖罪とは何か”を暗喩している。-
・ミカが落としたガムランボールを拾ったアオイは、ひょんなことから学校内の古びた二階建て木造校舎の中のピアノで練習するミカを密かに支える様になる。
ー 彼が、白杖を付き歩く前に居る人たちに頭を下げながら、ミカが不自由なく歩けるようにするアオイの姿。ミカが、学校内で方向を失って狼狽える姿を見て、遠くからガムランボールの音色で彼女を目的地に誘導する。
このシーンからは、アオイが過去に何があったかは分からないが、彼が善性在る青年だと言う事が分かる。-
・そして、アオイとミカは木造校舎の前で初めて、自己紹介をする。
アオイは最初はミカの手に触れる事を躊躇い、サインペンでアオイと書くが伝わらず、自分の手をゴシゴシと拭いてから彼女の掌に”アオイ”と書く。
ー アオイが手を拭っていたのは、手が汚れていたからではない。彼が過去に犯した過ちにより、血に染まった指で彼女に触れる事を躊躇ったのだと思う。-
・アオイは、偶々木造校舎のピアノを弾いていたキタムラ(野村周平)の姿を見て、拍手し彼に”自分に成り代わってミカにピアノを弾いて欲しいと頼む。キタムラは裕福な音楽一家の息子であったが、闇賭博にのめり込み、借金を300万抱えていたため、その申し出を一回5万で引き受ける。
だが、その為にアオイは昼だけではなく夜も仕事をするようになる。
ー 野村周平が、横柄で傲慢な男キタムラを上手く演じている。-
・アオイは、校舎の外からミカとキタムラが楽しそうに連弾をする姿を見て、やや嫉妬心を抱えた複雑な表情で観ているのである。
■ある日、キタムラは自らの横柄さが招いたアオイの友人(吉村界人)の勘違いで、闇賭博の連中にミカと共に拉致される。
それに気づいたアオイはスクーターを飛ばしミカを助けに行くが、目が良く見えないミカが既に誤ってキタムラの頭を鉄パイプで殴った後であった。
アオイは、ミカから鉄パイプを取り上げ指紋を拭い、自ら鉄パイプをキタムラに振り上げた時に警察に拘留される。
・アオイがミカと刑務所で会うシーン。ミカの問いに対し最小限の答えしかしないアオイの姿。
ー その後、二年が過ぎミカの視力は回復し、見事にピアノリサイタルで演奏をする。彼女の脇にはキタムラが居る。ミカと呼んでいる事から親しい仲になっているのだろう。
だが、更生したキタムラはミカに対し、”彼が出所した事は知っていた。”と言いミカにアオイの働く場所を告げるのである。-
<ラストシーンは、非常に沁みる。ミカはアオイの名を呼びながら港湾土建業の現場に入って行く。彼女の声を聴いたアオイは慌てて隠れる。だが、その際に彼が身に付けていたガムランボールが外れ、地面に落ちてしまう。その音を聞いたミカが咄嗟にその方向に行こうとした際にトラックが走って来る。
アオイは、身を挺してミカを突き飛ばすのである。
そして、ミカは自分が目が見えなかった時から、彼女を献身的に支えて来た男アオイの顔を初めて見るのである。
暫く黙って見つめ合う二人。アオイもミカも徐々に涙を浮かべるが、アオイは劇中初めてミカに対し温かい笑顔を見せるのである。
今作は、心傷ついていた男女二人がガムランボールの音色に導かれるように出会い、その後一度は離れ離れになるが、奇跡の再会をする素敵な恋物語なのである。>
なんの会話もしてないのに好きになる?
予告編からはそれ程興味は沸かなかったが、涼介仲間の山田君が出てるので取り敢えず着席。
ん?浜辺美波演じる美香ちゃん、音大生でピアノ弾いてるのに目が見えてない!?俺なら事故で見えなくなった時点でミュージシャンは諦めると思う。ただ、回復するかもしれないから続けてたのかな。ん?そこに現れる山田涼介演じる澤田蒼君、学校に仕事で来てるのに美香ちゃんをサポートしてる。それ、可能なの?なんだかコイツ喋んね〜なって思ってたら、喋れないんだ。でも周囲からは、喋れないのか喋らないのか分からないって言われてた。なんで?
ラブコメなんだろなって思ってたんだけど、笑える所は無かったね。何より見えない女と喋れない男が恋に落ちるなんて不可能としか思えない。ずっとモヤモヤしっぱなしでした。2人の意思や気持ちが分かりにくい分、音楽で演出されてました。そこはとても良かったです。最後の方で起きた暴力事件、その展開おかし過ぎるよ。ありえね〜。真実を警察に明かさない美香の気持ちも分からなかった。ギャンブルは良くないよ〜って感じだったけど、自分的にはタバコの方が良くないよ〜!
ずっとモヤモヤ、スローテンポで残念でした。
チャプリンの街の灯を期待したが?後悔する。
山田涼介のこれまでの映画出演の中で、最低な作品です。脚本が悪すぐる!何を表現したいのか?
前評判で、チャプリンの街の灯をモチーフにしているというから、期待したが?何の感動もなし。
一番何を伝えたいのか不明。本当にアカデミー賞の監督かと?思える。演者の実力から言って、もっと深堀できたテーマがあったかと。カット割も暗転しかないからトーキ時代かとそれならカラーでなくモノクロにしろ!奇しくも、古田新太がセリフで、お前も早く辞めた方が良いぞが意味深でした。山田涼介のこれまでの作品を見れば、もっとえぐっい演技ができたはず、死んだ魚ではなく、希望をなくした青年が何かを求めて、目をギラギラさせながら生きる最中に、希望をなくした淑女を前向きに指せる健気な務めがテーマであれば脚本を練り直せ。チャプリンは、街の灯で、682日もかけて撮影したそうです。
主演以外の出演者も素晴らしい方ばかりなので、
勿体ない。この内容なら銀幕にするほどでもなかった。兎に角がっかりでした。
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