デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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青春11(12?)✕2 中途半端な感じが残るのは何故?【追記有り】配信について
公開前日に前章・後章一挙上映が有り、思わず行こう!と思ったが、諸般の事情により公開初日にTOHOシネマズ池袋にて鑑賞。
(原作未読、前章鑑賞済)
前章で広げた風呂敷を丁寧に畳もうとして畳んではいるのだが、ちょっと折り目が違うかな。
全12巻の原作を前・後章4時間に(しかもエンディングを変えて)まとめるのは難しい。
兄ひろしもっと出すべき、小比類巻出過ぎ、須丸光の存在が意味不明(説明不足)、門出のパパはどうした?(原作にはあるのかな?)
前章でハードルを大きく上げた分、回収されてもストンとは落ちてくれない。
物語が門出からおんたんに、そしてラストでは大葉へと移ってしまったのが残念か。
本当は、二人の「絶対」の物語なのでしょう?
追記:今、配信されている全18話バージョンは0話と17話が映画版では全くありません。(0と17話だけは映画に無く、全く違うと言うので配信で見ました)。私が疑問に思っていた門出のパパが登場します。これによりラストの意味が全く変わります。
映画では前・後章併せて4時間しかなかったのに全18話6時間もあるので時間があるときに全話観ようかと思っています。
これがキミが選んだ「絶対」
原作も未見だがなんとなく気になって
観た「デデデデ前章」
非常に面白かったのでそりゃ後章も
観てみたわけで
大田区上空に侵略者の母船が浮かぶ
異様な日常でも普通に動いてる感じ
原作者浅野いにお氏は自分と
世代が近いのですが
地下鉄サリン事件
同時多発テロ
福島原発事故
とんでもないことが起こっても
しばらくするとなんとなく
回っていった日常を落とし込んだ
作品にも感じました
その無関心さや危機感を感じない
感覚って哀れかもしれませんが
ある意味強いんですよね
その「侵略者」ですが
前章でもわかってましたが
小柄で「弱い」
超テクノロジーな
ガジェットは持っているのに
すぐ自衛隊に殺されてしまう
そもそも地上に降りようとして
着陸に失敗して地上にいる人類に
被害を与えてしまっただけで
何もしていない
(まぁそれが人間には
脅威なんだけれど)
結局は人間側のエゴで侵略者
とされてしまっている
ただ前章で謎だった
おいたんの性格が何故変わったのか
侵略者の先行部隊のギミックで
大惨事を引き起こしてしまった門出は
その時の記憶をどうしてしまったのか
前章はどちらかといえば門出に
クローズアップしていましたが
後章はそれがおいたんに代わり
まさかの真相が明らかになります
時間軸を超えて過去の自分の中に
入り込むことで未来が狂い
侵略者が地球来襲をやめた
世界線がかわってしまい
大田区に母船がやってきて
「8.31」を迎えてしまう
世界線を生きる事に
なってしまいます
その母船はエネルギー制御を失い
崩壊して吹っ飛べば大田区どころか
東京は完全崩壊の危機を迎えて
いきますがそれでも
おいたんは門出を助けたかった
このへんはさながら「天気の子」
などを思い出すところ
エゴであり思い
この辺は他キャラも同様
小比類巻はキホが侵略者に殺された
からと過激派活動をしていますが
最終的には生き残った人類を
統べる存在になろうとします
中二病の彼
どっちが本当の想いだったのか?
そんな中輸送船墜落時に
犠牲になったアイドルグループ
身体を移植され大葉圭太となった
侵略者の子供はおいたんに
保護されながら野蛮でエゴの塊
だと思っていた人間の一面を
見ることで意識が変わっていき
母船崩壊を食い止めるべく奔走
ストーリーは意外なことに
おいたんや門出を脇に回し
大葉が頑張りますが
結局間に合わず母船は崩壊
門出の恋破れ
実家に戻る渡良瀬先生も
中川ひろしも
合宿で東京を離れていた
いつものメンバー以外の
全てが吹き飛んでしまいます
悲劇なのですがどこか
浄化とも映ってしまう
のはなぜでしょう
そういえば浮上した国立競技場は
どうなったんじゃろ?
まぁあれのおかげで政府機能が
働いてその後の自衛隊の
救助活動とかがすぐ行われた
とでも思っておきましょうか
東京が崩壊してもそれでも
門出とおいたんは手をつないで
世界は回っていく
前章の尖った感じからすると
えらくマイルドに終わっていって
やや拍子抜けな感じもしなくも
ないですが今作もビジュアル面は
大変スクリーンで見ごたえが
ありました
このスタジオ浅野先生の
作品にもまた期待したいですね
これみてから原作も見た
原作より映画の流れの方が好きかなと。
映画見てから原作を見てみると、
原作側よりも映画の方が気持ち的、ストーリー的な収まりが良い。
映画については全体を通して、
あと尺が1割。あとは、何かが加われば良かった。
何かパーツが欠けている気もする。
映画については、自衛隊の葛藤セリフが一部カットされていたような気がし、もしカットされているならばちょっと惜しい。
その辺はもう一回見て確認したい。
また、TARAKOさんがご存命ならイソベやんパートがもう少しあったのかな?とかも考えてしまいました。
キャラの魅力を感じず
コミックを映画化した2部作の後編。前編も鑑賞していますがキャラクターに魅力を感じず、残念ながら世界観に馴染めなかった。
2024-88
やはり恐ろしい映画だった(承前)。
(原作未読です)
まず、序盤で「前章」からの伏線回収がある。凰蘭がパラレルワールドからのトラベラーであるということが明かされた。門出の突然の死に打ちのめされ、その復活を懇望する凰蘭は、みずからの意思で「門出が死んではいない」世界へと移行する。そこは「門出が死んではいない」こと以外、前に住んでいた世界と何ら変わることはなかったが、数年間にわたり東京上空に居座りつづけていた<母艦>に、ある日突然異変が・・・。
後章では、主役は門出(当然のことながらこの世界では過去へのトラウマはない)から凰蘭へと変わる。
自分にとって絶対の存在である門出を死から甦らせたため、意図せず地球を破滅一歩手前まで追いやることとなった凰蘭。凰蘭が寝床で見る悪夢=抑圧された前世界での記憶(事実)-「嘘」が「本当」なのであった。
そして国家権力、国際政治、軍産複合体等の思惑に翻弄され、絶望と諦観が支配する日々のなか、唐突で理不尽な死を強いられる市民たち。人々は破滅の瞬間まで、それを感じることも、信じることもできず、何が正義なのかもわからないままに死んでゆく。
ラスト。宇宙人たち(実は「原地球人」の子孫であることが作中で明かされる)との戦争は終わった。日本では首都圏を中心に数百~数千万、世界で数億人にも達するであろう犠牲者が出た戦争。その戦後は、❝Ocean❞=ノアの箱舟、に乗り一時退避した「上級国民」らの手によってどのような姿に「復興」することになるのだろうか。はたまた、生き残った侵略者達との今後は-徹底的な殲滅?あるいは和解・共存することは可能なのか?すべてにおいて興味が尽きない。
『 「絶絶絶絶対聖域」ano feat.幾田りら』のMVが暗示するような、生き残りをかけて人類が相争うという結末にならなかったことだけが、わずかな救いだ。
ps.明日(26日)、amazonから送られてくる予定の全12巻を一気読みして、さらに理解を深めたい。
期待してごめん、原作未読です、ごめん!
やっぱり、宇宙船が東京の上空で止まっていたり。それが3年以上あるのに普通に東京周辺は普通に生活していたり。宇宙人を助けていろいろ道具を出してもらい、やりたいことを(天誅とか)してみたり。
このあと地球滅亡しますなんて話が盛り上がって前章が終わり。後章に原作者が漫画とは違う結末を用意した改変を制作関与しているとか。原作未読ですけど、後から違う結末を用意するということは普通で出来なかったことをやったという感じが出ていたかは薄いかな?門出とおんたんの友達なら消えないでということを綺麗にまとめた話になっていました。(原作はもっとひどいのか?)だから映画として普通になって、泣かない、笑わない、面白いけど跳ねないんじゃないかな?
大葉くんのどうして作ったかの謎とか、彼女はシフターの意味とか、新国立競技場の中に上級国民を乗せて飛び立つ宇宙船になる動力はとか、回収は完全に出来てました。
「世界の事なんてどうでもいいから、もっとあたしの事だけを考えてよ!!」・・・伏線だったのかな。
「デデデデ」後章。公開日に鑑賞。
前章も鑑賞し、続きが気になったので公開日に映画館へ足を運ぶ。
あらすじはぶっちゃけ「前章を観て下さい」って感じだが、前章で描かれた高校時代から、場面は大学生に。依然として大きな飛行物体が東京の上空に存在する世界で、地上で発見される「侵略者」の駆除が進められている状況。そんな中、飛行物体出現時に死んだと思われているアイドル「大葉くん」そっくりの人間と出会い、物語は結末に向けて進んでいく。って感じのストーリー。正直、続きものなので今作だけ観ても正直訳分からないと思います。
前章が門出にスポットを当て、侵略者との親交や門出が闇落ちしていく様子が描かれていたのに対し、後章はおんたんと謎の青年大葉くんが中心に話が展開。中盤から佳境にかけて、前章からの展開が「あぁ、そういうことか」と、どんどん話が見えてくる。
ネタバレと謳ってレビューを記載しているのでストレートに書かせていただくが、結論としては、予想していた通り「タイムリープ」的な話なのだが、本作の面白いのは「全て丸く収まるグッドエンディング」ではないところ。気になる方は是非前章から通しで観ていただきたい。
なお、原作も気になり、たまたま無料だった序盤を読んでいたら、2巻で前章で亡くなった友人キホちゃんが小比類巻くんに言い放った「世界の事なんてどうでもいいから、もっとあたしの事だけを考えてよ!!」てセリフを発見。正直前章もきっちり覚えてなかったので、暗示してたのかなと思うと読んでて刺さりました。絵の書き込みも凄いし、各キャラクターの背景も深堀りされているので、(最初の数巻しか読んでませんが)原作もおススメです。
前章後章もう一回続けて観たい!
前章鑑賞後、全巻を読んでからの後章鑑賞。
何も知らず観た前章では、シンプルにちょっと痛い女の子達の青春ドラマ?東京に飛来した母艦も、実は何か起きそうで何も起きないんじゃないの?って感じで観てましたが、原作を読んでイメージ一変。面白すぎて一気に読破してしまいました。
気がつけばキャラクター達の魅力にどっぷりはまるw
そんな感じでの後章鑑賞。
もはや凰蘭と門出は、完全にあのと幾田りらの声以外考えられない位、イメージぴったりにw
後章は凰蘭や門出達の大学生活が始まるところから。
原作でいうと、まだ半分の巻数もいってなかった為、残り2時間でまとめられるのか?という思いもあり。
案の定展開は早く、原作では徐々に描かれていた恋愛模様もなんかあっという間に。
その他かなりのシーンを端折ってはいましたが、それでも映画としてキレイにまとまっていたのではないかと思いました。(原作を読んだばかりなので、違和感なく話についていけてた可能性もありますが・・・)
いずれにしても、アニメならではの表現、演出は良い!!
また、クライマックスも原作とはかなりイメージの違う演出で逆に新鮮でした。
そして、映画版オリジナルのエンディングという事でしたが・・・
これは、単に尺がないからシンプルにまとめたって感じ。普通、原作のストーリーをいじれば批判的な意見も出るでしょうが、そういうレベルの改変ではなく想定内のエンディングでした。
でもいい感じに世界観に浸れ、いい余韻に浸っています。
前章からまた観たいなぁって思える作品です。
リアリズムを徹底したセカイ系を構築するとこうなるのか!
とりあえず見ておくかというスタンスで鑑賞した前編。ラストでは、完全に参りました、とスクリーンにひれ伏してしまった。
後編は、気合を入れて初日に鑑賞。ハードな幕開けでSF全開かと思えば、不意打ちでくるハート❤ズキューンのシーン。ツンデレもここまで進化すると、乗っかるしかない。全身感情移入で、腰が砕けそう。さすが、吉田玲子のシナリオ。
腰が砕けたところに、襲ってくる容赦無用のリアリズム描写。『イソベやん』そっくりのおバカ顔の首相の登場で油断していると、害虫のごとく殺されていく侵略者たち。グロいというか、心理的にダメージを受けてしまう無慈悲描写。
ラストは、衝撃の連続です。未来を信じていいのか悪いのか。人を信じてよいのか悪いのか。
この破壊的で愛にあふれる余韻をぜひ劇場で。
ギャグSFサスペンス
前編に続いて浅野いにおワールド炸裂!
まず何より原作そのままでおんたん、門出が動き回るのが何より感動。
物語も淡々と進む、あっという間の2時間。ほんとにガンガン進むのでトイレは必ず行っておきましょう。
それと割とバイオレンスなシーン、生々しいシーンが後編は多いです。
苦手な人はほんとに辛くなるかも。
原作未読でも全然楽しめると思うのでおすすめです。
ただ前編は見とかないとわからないと思います。
漫画からの人含めみんなを納得させる終わらせ方
漫画版でモヤモヤしていた所を分かりやすく見せ、さらに映画化発表からと前編からの待ち時間でも納得させる、良い終わらせ方だと思う。浅野いにおらしくないとも言えるが、いつまでも浅野いにおの世界観に浸るぼくたちを目覚めさせてくれる、新たなスタートだと感じた。
私たちいがいみんな滅亡
前作は面白かったので期待あげていった。
よくまとめていたけれど、いがいに早急なまとめで、ラスト、みんな滅亡!的な終わり方しかなかったのか‥でも別の終わり方は難しいか‥
宇宙人たちの排除のされかたがエスカレートしていってエグかった。
前・後章だけでは描き切れなかったことが多すぎる
前章で描かれた主人公2人の幼い頃のエピソードは、物語全体の鍵を握ると思っていたのだが、それが、時間軸の異なるパラレルワールドでの出来事であったことが分かると、「またもマルチバースか・・・!」と思ってしまった。
ただ、その時空を超えたのは凰蘭だし、凰蘭と大葉とのラブ・ストーリーも大きなウェイトを占めていて、前章では凰蘭と門出が同等に描かれていたのが、後章では、完全に凰蘭が主役になっている。
何よりも、門出1人の命を救うために、全人類を滅亡の危機に追い込んでしまった凰蘭の葛藤の深さは心に響くし、それで良かったのだと思えるような2人の友情にも胸が熱くなった。
その一方で、問答無用で「侵略者」を駆除し続ける人間にしても、ただ逃げ惑うだけの「侵略者」にしても、お互いにもう少しコミュニケーションを取って、何とか共存の道を探れないものだろうかと思ってしまう。
キャラが立っていた「青共闘」のリーダーの小比類巻や凰蘭の兄のひろしが、いったい何をやりたいのかが分からないまま、中途半端な活躍で終わってしまったのはもったいない。
人類よりも「侵略者」の方が先に地球に住んでいたというプロットも活かされていないし、国立競技場の「方舟」とか、AIの認証とか、異空間から出てきた巨大な手とか、光の泡のシャワーとか、いったい何だったのかが分からず、理解が追いつかないことも多すぎる。
ようやく入力できた「ともだち」というパスワードが機能しなかったり、その割には、地球全体が崩壊するはずが、東京の破壊だけで事態が収拾したりと、物語の結末にも釈然としないものが残った。
せっかく、前章で、後章に向けた期待が盛り上がったのに、色々な要素を詰め込みすぎた上に、その、どれもが不完全燃焼で尻すぼみに終わってしまったのは、本当に残念としか言いようがない。
終わる世界での日常を描き切った完結編
人類が滅亡に向かう中、門出たちは新たな生活を迎えていて…。
浅野いにお原作映画完結編。門出と鳳蘭の2人が滅亡に至る母船とのやり取りにほぼ関わらないため、死と同居した日常の雰囲気が最後まで貫き通されていて好きでした。
世界を滅ぼしたろかな‼️❓とりあえずやめとこ‼️❓
展開は、今時のマーベルみたいで、行きつ戻りつ、くどくて、でもその世界観がクセになる。
それは、二人を含むみんなのキャラ、誰も忘れられないような人たちだから。
二人はもちろん、顔がズレるイケメン、引きこもりの兄貴、話してるだけで凄い。
前編であの子が殺戮を繰り返して、どうするんだろう、観てたら、そう来たか、ふーーん😅でも、許したろ。
なんか、無茶振り、グタグタ、てんこ盛りなんだけど、永遠に観ていたいようなやりとりの数々、続編が何作出ようとも、全て観たい、ありがとうございます😊😭
やっぱりスゴイ。このコラボを実現してくれたことに感謝です
前章が良かったので、後章も楽しみにしていました。原作を知らず、何の知識もない状態でしたので、次から次に出てくる事実や、展開に、もうついて行くのが精一杯でした。
頭が、というか気持ちの整理もつかないまま、ぐちゃぐちゃの状態でエンディングを迎え、最後に幾田りらさんの優しい声で歌が始まったときに、すっかり涙腺崩壊状態になりました。やっぱりスゴかったです。
改めて・・・ この映画のおかげで、幾田りらさんとあのさんのコラボという、絶対にありえないことが実現し、感謝しかありません。映画自体もそうですし、この数か月、お二人でいろいろなメディアに出演されたり、The First Takeでも、素晴らしい歌を披露してくれたり、ものすごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
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