デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
全276件中、181~200件目を表示
オリジナルだけど
原作はまだ連載中らしいので、劇場版オリジナルのラスト。原作はほぼ知らないので、映画として今作の展開は良かったと思います。まさかの爆発オチ笑。この作品ならありえるし、妙に納得。
ちなみに前作は門出ちゃんメインでしたが、今作は旺蘭ちゃんがメイン。前作の伏線も回収されて満足。日常パートと非日常パートのバランスとして、非日常が前面に出るのは、クライマックスだから仕方ない。主人公達がほぼ何も知らずに、最後まで話が進むのも逆に面白い。(この話らしい)
市民の無関心、観ないフリがテーマなんでしょう。関係ないけど、厨二なお兄さんがイタかった。(悪役の人ね)
※追記 原作は完結してるそうです。あえてオリジナル。
スゴイけど、もったいない!大切な感情が、大事な場面が、駆け足のように過ぎていった。
待ちに待ってた後半戦!
前編の結構大事な内容を覚えていない感じがしてます。
「これまでのデデデデは…」というような本編開始前に、前編のダイジェスト紹介が欲しかったぞ。
ますます風雑化する侵略者と尽瘁の関係が、真実が「駆け足で」次々に明らかになっていく。
が、整理できてないみたいで、話についていくのが精いっぱいで、落とし込む、味わう時間が足りない。
詰め込み過ぎで、実に実に実にもったいない。
TVシリーズの結構良くできた総集編みたいになってる。
全ての要素を残したまま全ての要素をそれぞれ短くしてつないだようだ。
青春の日々。
二人の大事な想いが詰まっている。
言葉のチョイスが個性的なセリフ、きゅんと来てくすっと笑えるけど切ない表現が魅力的。
侵略者たちは実はそれほど強くはなく、実は人類は強くて冷酷なことがわかる。
人間の残酷さ、おろかさ、滑稽さを描いた「宇宙戦略物」というマクロな側面と、友情、恋愛、若き日々を描いた「青春物」という個人的でミクロな面が混在しているのが本作の魅力で、そのそれぞれに大事な想いが詰まっていて、じっくり見せる必要があるのに、じっくり語られずに次々に話が進んでる。
これは、通常とは逆に、本作を元に長くしたテレビシリーズを作ってほしかった。
原作ファンだったら、原作の本当の良さをみんなに伝えられなかったことが、本当に悔しいと思う。
最後にだそくですが・・・突然、竹中直人が出てきてビックリ。すぐに分かった。やっぱ役者ってすごいね。
アニメならではの纏め方
原作はあの後約1巻強分尺があるのでなかなか驚く展開になりますが
アニメはアニメの範囲で綺麗に収めたと言う印象、やや物足りない…や
結局あれは?と思った方は原作を読むことをお勧めます。
個人的には唯一気になったのはヘリのシーンです原作の様に
あそこで人でも侵略者でもない大葉の傷つけた腕を人が掴んで助けた方が情感が
あったんじゃないかと思います、ただ分岐とも言える部分なので判断は理解出来
アニメはアニメでいいと思いますね。
画のクオリティも音も良く高く楽しめた一作、劇場での鑑賞をお勧めます。
傑作!闇鍋だと思ったら精密な寄木細工だった件
最初の予定では、後章は前章から約1ヶ月後の4月末に公開予定だったと記憶しております。
それが何らかの大人の事情、もしくはさらなるブラッシュアップによる質の向上でさらに一ヶ月後の公開と相成りました。
いやぁ、待ちに待ったの後章です!
最初に結論申し上げますと・・・待った甲斐がある、大傑作と断言いたします!無論、個人的な感想の範囲ではありますが、とにかく予想を上回る出来でした。
ストーリー的に前章で広げた大風呂敷はどう畳むのか、とっちらかって複雑に絡みあった利害関係、対立構造はどう決着をつけるのか・・・期待しつつも不安が先行してしまう状況でしたが杞憂に終わりました。
ネタバレしないようイメージで言いますと、前章の段階では「カオス全開の闇鍋」だと思ったら前後編合わせたら「精密な寄木細工」でしたね。
個性的なキャラクターの配置や彼らがストーリーに与える影響度は実は完璧に計算しつくされており、精緻に組み上げられたその総体は実に優雅で美しいのです。
だだ寄木細工だけに、その一つのピースが欠けただけでも全体が一挙に容易に崩壊してしまうんではないか・・・という危うさが常につきまとっています。
この危うさ不安定さには終始注目せざるをえませんでしたし、この作品の最も優れた特質、魅力のひとつだと思います。
リアルタイムで劇場公開時に鑑賞できたことに感謝します。ぜひ、映画館に足を運んでみください!
追記:最初から前章3月と後章5月の公開で予定通りだったみたいです。楽しみにしすぎて記憶改変が起こってしまいました。ごめんなさい(笑)
思った以上に青春謳歌
マルチバースなエンディング
すげーもんみた
素晴らしい作品だが、色んな意味で裏切られた
浅野いにお作品は大体履修しているが、本作品は原作触れずに鑑賞。
結果として高評価だが、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切られた。
前編で高まった期待を後編で消化するつもりで臨んだが、始まりそうだったのは予定調和のアツい展開。
なんだかありきたりだぞと思いきやそんなことはなかった。
主人公は自分たちの正義に当てはまることをストンとやってのけて、紆余曲折あってみんな助かるみたいな、ありきたりでありながら大衆が求めている展開。
そういった展開を寒いと斜に構えながら、そこから外されるとどこか気持ち悪さが残る。そんな矛盾をつかれたような衝撃的な作品だった。
幼少期のエゴで変化させた世界、意図的ではないが、結果的にそれを肯定した兄や大切な家族、友達の大切な人を亡くす。
そんな喪失感とそれでも滅んでくれない世界、ここに1つの世界線をみた。
世界を敵に回す、これは視聴する私たちすらも敵に回した完全で完璧な2人だけの世界。なるほど確かに絶対だ。
あした地球がこなごなになっても
前章に引き続き、日常会話のノリがどうにも自分にはあまり合わなかったけど、後半へ行くにつれて登場人物たちの行動、世界の結末が気になり前章に比べ夢中になれた印象。
出来れば前章からぶっつけで見たいそんな作品。
前章みたけどなんか合わないなぁって人でも前章みたからにはこちらも是非な作品。
「侵略者の素顔」
ヘルメット?が壊れたりしても素顔が映ることはなかったから、ヘルメットの中が映ることはないタイプのやつかなーと思ってたので、素顔が映った時はかなりドキッ!!とした。
それまで小さくてなんだかかわいい印象だったこともあり、なんというか中身リアルというか…
キャラっぽい侵略者に対して人類の対応ひど酷いなという嫌さから、中身が見えた事でまた違った人類の酷さが見えてしまった気がする。
「あした地球がこなごなになっても」
前作でもインストで流れていたらしいが、わからなかったけど、今回は歌詞ありで使用されていたのでしっかりわかったし、あまりアイドルソングとか詳しくない自分でも聞いたことある曲だった!そして歌詞がデデデデの作者だったんですね。
全然知らなかった。
流れるシーンと曲のタイトルはマッチしているけど、曲調とはマッチしていないというかむしろそれがめちゃくちゃ良かったというか。
旧エヴァで「甘き死よ来たれ」流れたときみたいな逆に清々しい感じ。
っていうかガフの部屋開いたのか?と思うような演出があったりちょっとエヴァっぽさ感じるシーンがいくつかあった気がする。
「地球は守られたけど、失ったものもある」
本作ハッピーエンドとは呼べないというか、ある種1つの願いのために世界をシフトしてきた事を考えればこの世界線ではその願いは叶えられたのでハッピーエンドかも知れないけど、それでも代償?は大きいエンドだった気がする。
ただその代償?この世界線で起こる消失シーンはそれこそ曲と相まって、最高に良かった。
全然良い事起きてないのに不思議と最高だなぁと思えてしまった。
原作未読なので、原作との違いは分からないけど、ストーリーはとても楽しめた、日常の会話のノリだけなんか合わなかったけど、ラストなんだか清々しい感じが味わえたので満足。
ラストは原作と違うみたいなので機会があれば原作も読んで見たい。
前章の盛り上がりと門出とおんたんのロマンシスが最高で次も観たいと思...
なんかスッキリしなかった
なんか見落としてしまったのかもしれないけど、伏線回収してないところがいくつかあったかなと。
また、おんたんの話し方も、中学生のままなので、なんかより違和感が、、、。
原作読んでないのもあって、もったい無いことしたかなという感じでした。
結末
後章ということで2部作の後編なわけだが、個人的には見終えてとても満足した。
正直、後編というものは描くのが難しい。前編というのは物語が広がっていくものだが、後編はその逆でうまくまとめていく物語になる。
色々な作品を見てみても、1作目は面白くても2作目は面白くないという作品は多い。
そういう意味で、本作は及第点だと思う。物語を無事に終わらせてくれた。ありがとう。
混乱することで言えば、前作は主要キャラクターたちの会話劇が主であった。しかし、今作では主要なキャラクターもかなり変化し、会話劇は目立たない。それよりも謎の解明や物語をまとめていくことに力を注いでいる。世界の編纂力なのか都合のよいことが起こりまくるし、彼はなぜもっと早く行かなかったのか? など疑問に思うこともある。原作上しかたないのだろうが、キャラクターも多すぎてとっ散らかる。
だが終盤の意外性や応援したくなるキャラクターたちに出会えて私は良かったと思えた。
モヤッとした気分に
いやまあ面白くはあったと思う。
ただ前章で期待値上げすぎたのか、ちょっと中途半端なハッピーエンドだなあ…と。
伏線回収で、過去の話しだと思ったのは並行世界の話だったとか…なるほどと思いました。
皆殺しエンドになるかと思いきや…中途半端に大量に死んだ感じ。
お兄さんやマコト、先生とか…。
お兄さんドコに行こうとしてたのか。
門出のお父さんは何か秘密があるのかなと思ってたんだけど(原作では再登場したらしいというのを見た)。
ちょっと原作も気になります。
良くも悪くも中途半端な物語
結局のところ、門出やおんたんは世界の中心じゃなくて、「侵略者」である大葉ですらもそうではない。それが終盤の中途半端な読後感につながってるんだと思う。
世界のあれこれに当事者意識が持てない人たちの感覚をうまく表せていると言えるが、前章では世界に大きな事件がなく違和感を感じなかったのに対して、後章で世界が大きく動く中でも同じような描き方をされると流石にしっくりこない部分はある。
いまいちドラマティックになり切れない物語ではあるが、そういう納得のいかなさを演出の一部だと主張する強さがこの作品にはあると思う。
ちなみに、映画を鑑賞したあとに原作も読んだが、映画は原作を短くわかりやすく纏めていて素晴らしい。映画のEDまでは殆ど話の筋は変わらない。原作は映画のEDのあとの社会情勢の描写もガッツリあるので続きが気になる人は読んでみると良いと思う。
はにゃにゃふわ〜
世界より身近な愛する人
前後編とも鑑賞
オンタン(凰鸞)が意識だけ並行世界へ移行して門出が死ななくて済むようにやり直した為、もっと大きな災厄(侵略者、人類滅亡)がやって来るタイムパラドックスが起こってしまってる世界が前編。
後編では何故そうなったのか伏線が回収されます。
やはり侵略者は人類を滅ぼしに来たのか。
2時間で良く纏めた作品。
顔のズレるイケメンくんの正体、そしてその彼を好きになるオンタン。
彼はアイドルの大場くんの身体に侵略者の意識を移植され、いつか彼を必要とする人が現れるかもしれないと瀕死の状態から生かされた存在。
彼を必要としたのは世界を滅ぼす時間軸を作ったオンタンでした。まあそんな深いことは考えてないオンタンでしょうけど。
作中に出て来る絶対、側にいる、と言う言葉の意味はかなり深く刺さって来ました。
日本政府にとって邪魔になった総理大臣が言った言葉が印象的。
世の中には 偉そうにしている人 と 普通の人 の2種の人間がいると。現実世界も今そうですよね。
オンタンも門出も可愛いが世界が滅びる寸前で東京壊滅だけで人類は終了しなかったのは都合良過ぎか(笑)
原作未読ですが映画としては良作だと思います。
ラストの東京壊滅シーンですが、ガフの扉と十字架状の爆発。完全にエヴァでした(笑)これで劇中に甘き死よ、来たれが流れたら完璧やったのに。
あとオンタンのお兄ちゃんには生きていて欲しいな。
尺が足りないというか、大胆なカットが足りない
原作へかなり忠実なアニメ化。
しかし、ここにこそ問題があり、130分という長尺映画であっても単行本4~11巻分を忠実になぞるには時間が足りず、後編は演出やドラマに余裕がまるでなかった。その結果、原作の良さである文学的な余韻が消えてしまって凡百以下のアクションアニメになってしまっている。
・門出、おんたん、大葉、小比類巻の4人にスポットライトを絞る。ほかのキャラは大胆に削って役割をまとめる。
・ラストシーンをおんたんと大葉で終わらせるなら、大学入学までを巻いて以降のシーンを長くし、おんたんの恋の印象を深める。
・大葉の活躍であるアクションに動画を割く。
と最初から決めて、サブキャラの登場シーンをがっつり減らさないと、この原作を映画化してはいけなかったと思う。
前編は映画として良作だったが、後編は凡作だ。漫画と比べると後編は特に落ちる。
全276件中、181~200件目を表示