デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
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マンガ原作の映像化は〜お祭りですから… by浅野先生(舞台挨拶より)
原作未読どころか最近まで存在を知りませんでした。幾田りら 声優&楽曲参加。ano feat.幾田りら「絶絶絶絶対聖域」のクソやばい曲を聞いて、初日に鑑賞決断。
突如何かが出現した3年後、ごく普通の高校生活をのんびりゆっくり語られる。こんなのんびりしていて大丈夫なのか?不安になってきた。しかし中盤、突如変わる。
スクリーンのサイズが変わり、作画も変わる。小学生の時代になったようだ。原作知らないからさらに戸惑う。そして話のスピードが急速に進む。終盤は現在に戻り、怒涛の展開になる。私はこの終盤の展開を初めから期待していたのかもしれない。しかしこれは間違いだった。
後章がどうなるのか分からないが、前章は終盤の急速な非日常の展開の対比として、前半は平凡な日常をゆっくり丁寧に描いたのだと思った。
原作の浅野いにお先生が製作のコンセプト、作画、声優、楽曲、その他広く深く関われているようです。後章も素晴らしい作品になる事と確信しています。
奇抜なタイトルと話題の声優陣に興味を惹かれ視聴。後章が気になります。
他作品を鑑賞時の予告編と、表題の通り奇抜なタイトル(通称「デデデデ」というらしい)と話題のアーティスト二人が声優を務めるとのことで公開日に鑑賞。個人的には前編・後編やPart.〇〇といった続編ありきの作品は敬遠していたが、本作は何か気になったので先の考えはお構いなしに視聴。原作はコミックらしいが、原作も未読で特に前情報なしでの鑑賞である。
あらすじとしては、突如として東京の上空に巨大な球体の未確認飛行物体が出現。球体からは所謂UFOみたな母船も出現し・・・と聞くと「インディペンデンス・デイ」的なエイリアン侵略モノが頭に浮かぶが、そうではなく、出現時に事故や米軍の攻撃で5千人程の死傷者が出たものの、特に侵略等がはじまることとなく3年が経過。異物が上空にあるのが「当たり前」の感覚となった日常での、女子高生のお話。
序盤は上記の流れがストーリー展開され、友人の死から、徐々に未確認飛行物体の生命体(劇中では「侵略者」と呼称)との過去(?)の関りが掘り進められていく。全くの前情報無しのため、この「ループものなのかな?」「『寄生獣』みたいにすり替わっていくのかな?」といった憶測させるストーリー展開に引き込まれる。
なお、主人公の二人(でいいのかな?)、眼鏡の女の子「門出」役をYOASOBIのボーカルikura(幾田りら)さんが、ツインテールの女の子「おんたん」役をあのちゃんが務められていたが、個人的には本業ではないのに上手いものだと感じ、なかなか良かったと思う。
過去の出来事がどう現代に繋がっていくのか、侵略者の目的は?など、後章がとても気になる作品。恐らく5月上映の後章も鑑賞すると思う。楽しみに待っていたい。
最後にイソベやんのデベ子役のTARAKOさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
(※誤ってイソベやん役と書いてしまっていたので修正いたしました。2024/5/24)
日常+非日常
原作は未読。いやはや凄い作品でした。世紀末と青春ドラマが融合するとこのような快作になるのでしょうか?物語の冒頭に侵略者がやってくるのですが何となく今の日本に当てはまるような…。それでも日常は続いていきます。門出とおんたんを代表に各キャラクターのインパクトが強く映画に没頭出来ます。後半も見逃せないです。
舐めてました。ごめんなさい。
なんでトップ2枚ともタレント?持って来るの⁈って思って恐る恐る観たけど…
えっ⁈合ってる!
まさかの当たり起用。
これなら後半にも期待出来る(笑)
設定はね(笑)穴だらけだけどそこは目を瞑らないとってレベル。
惑星間航行できてあのレベルを空中停止させられる科学力の知的生命体なんてとてもじゃないけど手が出せないって(笑)
でも色々と解ってくる後半を楽しく観るためにも突っ込むのはよしましょう。
早く後半みてぇー。
迷うなら見るべき!!見て後悔なし!!
原作未読かつproduction+ hということでまったく聞いた事のない制作会社だったので内心不安に思っていたんですけど原作者さんが直接入ってリテイク数積んでかなり拘っていることもあって申し分ない出来でした。(作画はそこらのアニメ映画より全然いい)
またあのちゃんと幾田りらの声優もマッチしててびっくりです。
ストーリーも後半が面白いとのことで愉しみにしています
迷ってるなら見るべき、初見ですがすごく面白い
おやすみぷんぷんで有名な浅野にいお先生の作品です。予告を見てワクワクして想像していた内容よりしっかりSFしていて未知的な恐怖や人の感情が垣間見れるとても面白い作品でした!
人間の色んな感情が溢れていて表情豊かで口調などは癖がありますが、そんなこと気にならないほどキャラクターが生き生きしていて楽しいです!
前編、後編ですが内容びっしりでこうゆうアニメは久しぶりに見た気がします
原作あるのは知っていましたが、初見でアニメ見るか原作読んでから見るの悩む所ですが私は初見でアニメから見ました。
後編もどうせなら初見アニメで見て、完結してから漫画を読むつもりです。
一人で見ちゃったけど、誰かと見ると話したい内容がたくさん出てくる中身が詰まった良い映画でした
後編も楽しみにしています!
(^.^)うううう、引き込まれたー!
原作者か監督か?インタビューを見た時第9地区とかの宇宙人移住映画の前半が延々に続く映画が撮りたいと言っていたような。なんとなく女子五人が出てきてほのぼの系かと思いきやなかなかの展開でした。どこが現実なのか?書き換えられた記憶なのか?後編まで待てません。原作読んでないので本当に楽しみができました。
デデデ砲撃にやられました
原作もあらすじも見ずに鑑賞しましたが、十分楽しめました。
現実世界と、反対の夢の世界(こんなこといいな、できたらいいな、〇〇〇〇ン♪)の痛烈批判。
正義だ、悪だ、簡単に言うなと。
戦争が勃発している世界に生きながら、見て見ぬ振りして、
コレが美味しいとか、アレが欲しいとかわちゃわちゃ言って食事してたら、頭とお皿の上に、戦艦の破片と宇宙人の遺体が降ってきて、血だらけになった気分です。
子供は世界の闇の縮図に一方的に落とされて必死で生きてる。
想像以上に色んなことが見えてて、素直で、故に残酷で、傷だらけ。
可愛いキャラと残酷な現実のギャップがシュールすぎて、夢に出そう。
あのちゃん、はまり役です。
後半の回想パートが重く(比重も内容も)、バラバラな二つのストーリーのまま、伏線も回収されず、後編の予告になっちゃった印象。構成がイマイチに感じました。
後編は、5月末なんですね。
こんなモヤモヤをかかえて、楽しいGWが過ごせないじゃないですか。
絶対見ちゃうけど。
感じたことがある日常に蔓延した怖さ
浅野いにおの原作は未読
宇宙人の巨大な母船がただ宙に浮かんでるだけで攻撃してこない、恐怖が日常に蔓延した状態での退屈だけど楽しい女子高生たちの話
コロナや震災のころに感じた日常に馴染んだ怖さを入れた複雑な物語をよくまとめてると思ったら吉田玲子(ヴァイオレットエヴァーガーデン)が構成脚本だった
みんな知ってる漫画のパロディが途中から軸になってぐいぐい見せてく。
幾田りらとあのの声もキャラクターにあっててよかった。
5月の後編も楽しみ
第9地区
劇場で見た予告CMで面白そうな設定のお話だなと思ったので観ましたん。
若い女子高生風の会話をおっさんが聞く。聞き続ける映画。
いちいちシニカルで必要以上にツンツンな返しをするのが あのちゃんが声優を務めるキャラ。その言い回しが引っ掛かって気になるが、逆に他はあまり興味を引かれず気持ちが離れてゆく中、あのちゃんキャラもキャラ徹底を頑張り続けるのでクドく感じてくる。
非日常が当たり前になった平凡が続くだけなのかと思ったら、途中で話が幼少期に移行し、門出っていう子がデスノートやってたヘビー展開へ。
でも、なんかあまりハマれず、次回作も気にならないかも🤔(また次作のCMを目にしてショッキングな展開そうだったら観てしまうのかな?)
昔、愛読してたスピリッツで今こういうのやってるんですね~ (追記:5chで原作画を目にしましたが、映画と雰囲気が違って、もろにスピリッツっぽかった)🧐
これはお祭りです。楽しみませう。
内容は、単行本12巻原作者、浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のアニメ映画化。女子高生の日常と非日常を中心に、舞台は3年前の8月31日に突如東京上空に現れた謎の未確認巨大円盤の存在を日常的に感じる違和感のある社会で、主人公のオウランとカドデと世界が確実に破滅に向かっていく物語。2人の少女の運命やいかに!という話。
印象的な台詞は、『絶対だから・・・』2人の信念にも思える絶対だからが、すれ違いの未来を想起させる様で切なく面白い。なぜなら信念は、容易に呪いに変わるからだ。それを分からず必死でもがき正解を見つけ出そうとする若い2人の苦悩がよく伝わる台詞でした。
印象的な立場は、いそべやんの中にある侵略者の立場です。個を個と認識する限り調和は侵略と同義かもしれない。との台詞には共感せざるを得ません。何故なら救うと言って殺したり、大切にすると言って傷付けたりするのは人の特性であり詭弁だからです。端的に言うと意味が曖昧になり分かりづらく感じますが、これも人間の性質の一部と感じるからです。
印象的な場面は、やはり冒頭の東京上空に浮かぶ直径5キロの母船でしょう。あのインパクトは非常に強く感じます。そして最後には、空から降ってくる侵略者にも驚きです。漫画でも緻密に描いてありますが動画であの場面が見れるとは眼福ものであります。
全体的に、大きな脚本の変更があり独自性のある『デデデ』になりそうですが、漫画のイメージを大切に保ちつつ頑張っていこうとする気概を感じます。個人的には、終始音楽がうるさ過ぎて物語に緩急が無かったように感じました。浅野いにおの世界観は性的描写にあると思ってますのでスパイスが効かず少し残念です。映画の第九区+デスノート+ドラえもん+女子高生の様な構成は独特で面白いと感じます。
門出と凰蘭の行動原理は同じで、お互いがお互いを思い合うが故の行動の細やかなすれ違いが劇的に運命を変える。『絶対だから・・・』のバトンリレーが伏線めいて面白い。凰蘭兄→凰蘭→門出に渡される信念の様な言葉。その時々に2人の少女の心の機微が、伝わるからこそ悩める若者の支持を集めたのではないかと分析します。しかし残念なのは、パンフレット。内容は薄かったですが後半も楽しみにしたいです。
★3.5ですがなかなかの快作と評価、今回は2部作の前半ですよ
原作未読。
あまり手を出すジャンルではないのですが、Filmarksでの試写会後の評価がなかなか良かったのでチョイス。
アノちゃん、幾田リラ、TARAKOなど声優の配役で少し注目度が高まった作品です。
画策はマンガって感じで好き嫌いはあるかもしれませんが、中盤ぐらいから慣れるというか、逆に良い感じで受け入れられる味のあるキャラ達でした。
本作は2部作のうちの前半作となります。
ざっくり言うと、エイリアンが来て何する訳でもなく数年が流れるという話です。
10年以上前に、低予算でヒットした実写版SF映画の『第9地区』を薄っすら思い浮かべました。
女子高生の日常と、エイリアン来襲という非日常が、不思議に交錯しながら良いテンポで話は進みます。前半は良い意味でタラタラとし、中盤少し中だるみしてきたかなと思ったら、終盤で新たな展開に進みます。
エイリアンが何をするか/しないか、何をしに来たか、登場人物たちは何をするかのは次回作で分かるようです。前半となる本作では全て謎のまま終わります。それでも不満はないですね。うーん、後半が気になる。
総合評価は★3.5ながら満足度の高い3.5です。映画として面白く、現時点では快作だと思います。ところどころ、ギリギリ地上波TVに乗せられない女子高生トーク的なところもあるので映画館でどうぞ。
映像 ★★★
音 ★★★
物語 ★★★★ (後半観ないと何とも言えないが期待を込めて★4)
役者 ★★★
編集 ★★★ (上手にまとまっているかなと)
粗さ ★★★ (原作はマンガ、それのアニメ化にて気にならない)
総合 3.5
ちょっと、文章取っ散らかってるが、今回はこんな感じでご勘弁くださいね。
後章に期待感高まる前章でした!
予告映像の情報のみで鑑賞のため原作未読。
キャスティングもなんだか今どきっぽい感じで、面白そうだけど面白いのか??と半信半疑だったけど、なかなかの面白さ。
残念なところとしては、前章なのでこれだけじゃ話が完結しないところ!めちゃくちゃ気になる感じに展開するだけ展開して!!
でも続編が割とすぐ公開なのでそれはありがたい!
ヒットしたら続編作成とかだといつになるかわからんし、熱量高いうちに見たいし!
声優どうなの?ってメインのキャスティングだけど、なんとも違和感ないというか。
劇中の友人とのノリもなんというか独特な感じのせいかすごく馴染んでた気がする。
キャラデザもクラスメイト含めて、デフォルメされてるけどなんというか現実的というか笑
キラキラし過ぎないリアルさが面白かった。
ストーリーは非日常が日常になったほのぼの系かと思ってて、全然どこ向かってんのかわかんないなーって思ってたら、結構な急展開!そしていろいろと謎が残る!
正義感とか力とか、悪意がどうのとか、一度でも過ちを犯したら…とか結構急に考えさせられる。
謎やあの世界がどうなるのか、もちろん主人公たちのこのあとがとても気になる作品でした!
久しぶりにコミック原作のアニメ映画見た気がするけど面白かったなー
いそべやんの声優さんTARAKOさんでしたね。
(訂正デベ子の方でしたー)
別に毎週ちびまる子見てるわけでもないけど、聞き馴染みの過ぎてるくらいのあの声…
悲しい気持ちもしてしまうけど、最後まで楽しい作品に携わってくれた事に感謝ですね。
考察しがいがある前編
デデデデというマンガが伏線の回収が見事でおもしろいとは聞いてはいたが、原作は未読。
映画になるということで敢えて原作は読まずに劇場へ行ってみた。
前半はほのぼのとした話。
まぁ、女子高生の日常ってことなんだろうな。
過去の回想(小学生時代)でいそべやん(侵略者?)を助ける辺りから話がきな臭くなるのだが、どう考えても、これまで描かれてきた日常パートと繋がらない。
そもそも日常パートにはいそべやんがいないし、秘密道具(?)も出てこない。
『日常パートにもいそべやんがいる?』
『主人公の壮大な妄想?』
『まさかの夢オチか?』
なんて思いながら観ていたが、また、日常パートに戻ってもやっぱりいそべやんは出てこないし、回想シーンについてなんの説明もない。
意味がわからないと少し混乱したが、ここでSFマンガだと言うことを思い出し、タイムトラベルものか並行世界ものの話なんじゃないかと気付いた。(当っているかはわからんが…)
回想の方の主人公がいそべやんの力を借りて
過去に戻り、門出の闇堕ちを防いだ。
もしくは過去の回想ではなく、闇堕ちは並行世界で起きたまったく別次元の出来事だった。
SFマンガってことを考えると並行世界の方が可能性は高いのかな?
別次元ではあるが、並行世界の出来事が日常パートに影響を与えているみたいな。
(本当は門出が死ぬはずだったが、助かってしまったので代わりにシホが死んだとか)
ただ、そうなると時間軸が狂ってくるんだよな〜
作品の評価は後編を観ないとなんとも言えないし、原作ファンには『このエピソードはカットして欲しくなかった』とかはあるかもしれないが、じゅうぶん楽しめる前編だったと思う。
後編も観てみたいと思わせる出来だった。
心地よい
原作より見やすいのと、動きが気持ちいい作品になってた!
あのと、幾田りらの声もはまっていて、心地よく。
浅野いにお氏の漫画って、パロやオマージュ系切り取りが露骨で、つぎはぎ感が強く、「IKKI」「ガロ」っぽく、ヴィレッジヴァンガードが似合うような「サブカル感」を覚えて、苦手で。
そして隙間が多くて、映像化の「素材」には適してるのもは理解しやすいが。
本作も『AKIRA』と『まどマギ』と『ドラえもん』と『地球幼年期の終わり』などを足して、今風に加工してるな、と。
並行世界の小学生時代の門出が、あまりに勝手な正義にのめり込む展開なんかも漫画原作では嫌だったんですが……
原作後半にある要素を前にもってくるとかの組み替えによっての観やすさ、キャラを全面に打ち出して可愛く感じさせることによる受け入れやすさが生まれていました。
これは、監督や脚本の勝利かも。
最終的な判断は後編次第ではありますが。
恐ろしい映画を観た。
日常と非日常が断続するのではなく、併存していることを教えてくれる。嘘が本当で、本当が嘘、それがどちらかなのか誰も判らない。「後章」でその答えが明かされるのか、今から楽しみだ。あの&りらの声演が秀逸。
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