「突然街の上空に円盤がやってきた世界で生活する女子高生たち。日常と非日常が普通に同居する生活の中、過去と未来はどう繋がるのか。後半の展開が気になります。」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
突然街の上空に円盤がやってきた世界で生活する女子高生たち。日常と非日常が普通に同居する生活の中、過去と未来はどう繋がるのか。後半の展開が気になります。
原作があることと作者の名前は知っていますが、この作品は
読んだことがありません。・_・; 浅野いにお
他の作品(※)を読んだ限りでは、絵柄に多少クセがあり、
ストーリーにはもっとクセがある作家 @∇@ ; との印象を
持っていました。 なので (※ おやすみプンプン )
事前知識無しで観て大丈夫なのか? と、鑑賞を躊躇っていまし
たが、ふとスタッフ一覧を見ると脚本担当に「吉田玲子」の名
を発見。その瞬間「観ましょう」に気持ちが切り替わり、気が
ついたら座席の上。・_・
そんなわけで鑑賞です。
◇
予備知識の無い鑑賞者がどんな風に感じたか という視点でまと
めています。また、この作品は「前章」ということで5月下旬に
公開の「後章」と合わせて一つの作品と考えるべきか? とも
思うのですが、これを独立した作品として見たときには果たして
どう感じたのか ということでの感想です。 …前置き長い
◇
登場人物、特に女の子二人を中心とした女子グループの性格付け
が良く表れていました。
仲良さそうな感じを受ける導入部が、まずは好印象 ・_・♡
ヒロイン二人(小山門出・中川凰蘭)は女子高校生。
3年生(には見えない気も…)なので進路も気になるお年頃。
この二人と仲の良い3人を含め、計5人で学校帰りに寄り道
したりしています。楽しそうです。 …遠い目
# この5人の醸し出す雰囲気が、どことなく「けいおん」
に似ているような気がして観てました。脚本が同じく
吉田玲子さんですね。これも好きな作品。・-・♪
お話は
・町の上空に円盤が飛来。直径5㎞。 でかい
・攻撃してくる訳ではないようだが。 邪魔だ
・時折、中型小型の円盤が飛び出す。 偵察?
・あるとき小型円盤が電線に接触。 墜落~
・政府は無人と発表。ところが実は… ??
宇宙服を着用した宇宙人(?)の死体が発見されていて
政府(アメリカ?)が秘密裏に持ち出していたらしい。
・この宇宙人? 数年前にも来ていたようだ。 へぇ
・当時まだ小学生だったヒロイン二人が保護。 ふんふん
”いそべやん” というキャラの着ぐるみを着せる。
・” いそべやん ” の宇宙人は便利グッズの持ち主なのか?
・「かどで」はそれを使用し困った人を助けようとするが…
何をする訳でもなく、ただ空に浮かんでいるように思える円盤。
そこにいるだけで「目障り」に思う地球人もいる。 …当然か
ある日、円盤(大)から円盤(中)が飛び出した。
何をする気だ? 攻撃される前に迎撃だ。
円盤(中)を攻撃する地球軍(?)。
新兵器のビーム攻撃が円盤をつらぬく。
バラバラに壊れる円盤(中)。 そして…
バラバラと地上に落下する、数えきれない程の「宇宙人」。
…。
(前章終わり。後章に続く)
◇
いやいやいや。
ここで終わるのか と、” やられた ” 気分です。
「後章」 を 観ない訳には…
※ ハン・ソロを冷凍づけにされて攫われて終わった
スターウォーズ2作目(帝国の逆襲)の鑑賞後の
気分です。 とほほ (※)
(この時は続編を2年か3年待ちました…)
というわけで前半を鑑賞した感想は
「面白かった + 続きが気になる」 です。
早く後編が観たい。待ち遠しい ・_・☆
※スターウォーズのように数年待ちにはならない
と分かっているので5月下旬までガマンです。
◇あれこれ
■宇宙人
丸いヘルメット。
みんな小さい人なのかな?
顔の部分に丸い覗き窓。連想したのは
「ワンダー 君は太陽」のオギー君。
イヤな宇宙人でなければいいなぁ…
■いそべやん
っていうのが重要キャラみたいですが
キノコ頭をしたドラえもん?
これ主人公の作品があるのか?
けだるい雰囲気が「ゲバゲバおじさん」みたいだ と
思ったりもしましたが、良く見ると似てないです…。
※1970年ころのバラエティ番組に登場したキャラ
「良い子」は見せて貰えませんでした…
■小学生パートと高校生パート
単純な「過去と未来」では無さそうなのですが
どんな繋がりがあるのか、とても気になってます。
パラレルワールド的な展開があるのでしょうか。
ドキドキ。
◇最後に
TARAKOさんのお名前がテロップにありました。
さらに「ご冥福をお祈りします」 とのメッセージ画面が流れました。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
こんにちは!
いやいや、もりのいぶきさんのユーモアと内容の濃いレビューに〝やられた〟ものですから🤣
せめてタイトルくらいは目立つように。
というか、映画のパワーが凄くて、本当に浮かんだ言葉を並べたら、〝キ〟が多かったというか…