「素晴らしき哉、人生」15ミニッツ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしき哉、人生
犯人二人が面白い。ウルグ役のオレッグ・タクタロフは格闘家らしいが、残虐な役割を果たさずビデオばかり回している。『素晴らしき哉、人生』を引き合いに出して、監督のフランク・キャプラを名乗るところは笑ってしまった(老衰で亡くなってますがな・・・)。
アメリカに限らず、メディアの過激な報道と裁判に関する風刺が存分に込められています。最初は人種問題も絡めているのかとハラハラして観ていましたが、エドワード・バーンズがポーランド人の息子であるところから見て関係なさそうだ。15分間だけ有名になれるとかいうテーマよりは風刺のほうが印象が強く、火事の細かな演出は凝りすぎだと思います。デニーロが途中で殺されるというのは何だか慣れてしまっていて、特別びっくりはしなかった。
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