「なかなかの傑作ですよ。」リアリティ 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかの傑作ですよ。
期待感、中くらいでしたがこれは傑作です。
安心して普通にオススメできる作品です。
容疑者の部屋の中に限定された空間でFBIの取り調べが続くだけの内容ですが、お姉さんの天才的な演技、その演技を引き出す「十二人の怒れる男」的な演出、結果が分かっていながら徐々にお姉さんを追い詰めてゆく緊迫感、ダラダラ2時間超えの作品が多い中で90分にまとめたところも好ましいです。
ロシアンゲートについては日本でも報道されていたので大体の流れは承知していたものの、漏洩事件の顛末は未知だったので、事前に調べてから観ることをお薦めします。
容疑者に同情的な視点は、アメリカでの平均的な感情なのか?制作側の意向なのか?気になるところです。
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