「冒頭からのエンディングまでの物凄い緊張感と緊迫感」リアリティ shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭からのエンディングまでの物凄い緊張感と緊迫感
面白い作品だ。シナリオがFBIの尋問記録だと言うのにも、食指が動かされる。俳優陣の演技力もあって、ドキュメンタリーか、はたまたライブ映像を見せられている気分になる。観客としてスクリーンを凝視しているだけで、自らもその場で立ち会っている錯覚にも捉われる。それだけ、素晴らしい作品だ。シドニー・スウィーニーの演技力には目を見張るものがある。少しづつ追い詰められ、焦燥感と不安感に煽られる感情の動きが、その演技力によって見事に表現されている。ここまでのパフォーマンスが出来る役者だとは思わなかった。今後が楽しみでもある。久々に新鮮な気持ちで鑑賞出来た秀作の作品である。
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