「ほんとに愚鈍」愚鈍の微笑み odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ほんとに愚鈍
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森の中の小屋にバーベキューしようと集まった女性3人の恋バナなど他愛のない会話劇、ただ、46分過ぎ位に森の中に空襲警報らしきサイレンが鳴り響き自衛隊らしき兵隊が入ってくる、どうやら内乱の様なものが起きたらしいが近くで爆発音が響いても、火だるまの男が登場しても我関せずを貫き通す女たち・・。監督インタビューでは反戦ファンタジーを撮りたかったようだが観た限りでは意味不明の学芸会、作家性が強すぎて理解不能でした。ただ、繋がれていた犬を森に逃がすのは、せめて愛犬だけは助けたいという意志なのだろうが彼女たちの行動と矛盾、死に対する恐怖心が伺えないのはどういう意図の演出なのだろうか。劇中でゾンビ映画の「ウォーキングZ(2013)」の話が度々出て来たが敢えてテーマを暈した手法へのリスペクトなのかしら・・。
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