劇場公開日 2023年11月23日

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シチリア・サマーのレビュー・感想・評価

全55件中、21~40件目を表示

4.0ほんの四半世紀まえの話し…

2024年1月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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みき

5.0悲しい事実

2023年12月26日
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鑑賞方法:映画館

実際に起きた事件をもとにした作品とのことで
悲しすぎるなというのが、正直な感想。

人間はなぜそんなに異性愛が当たり前で正義だと思ってしまうのか。
生物としての本能なのだろうか。

人間は生物の中でも、言語を扱い
知能や感情も発達しているが、それでも原始的な生物の本能には
抗えないのか。
それとも、発達した知能や複雑な感情が、逆に邪魔をするか。

今でもまだまだ偏見はあるが
少しずつでも、あらゆる人たちが平穏にすごせる社会になると良い。

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nana

4.0理解されなかった二人の恋‥

2023年12月20日
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鑑賞方法:映画館

ノーマークだったものの、最近になり急に気になり始めた作品(まるで恋)

あくまでも個人的な意見ではあるけど最近観た中では一番良かったです。

舞台は1982年のイタリアのボーイズラブの話なんやけど、(実際は1980年で10歳差だったらしい)今でも少なからず残る誹謗中傷、差別。
40年前なら尚更でしょう。家族も激おこ。そりゃそうでしょう。そうなるわなぁ。

あらすじを何も知らずに観ても冒頭で近所の輩にバカにされながら口紅を塗られるシーンで、ジャンニがゲイであることを説明しています。

ラストシーンについては「えっ・・」だったので実際にあったことを調べたら「なるほど」でした。

イタリアの景色と、ジャンニとニーノが美しい映画となっております。

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コップのサチ子

4.01人でも多くの人に観てほしい名作

2023年12月19日
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鑑賞方法:映画館

正直に書くと、またー?と、最近めっきり多くなった同性愛を描く映画に食傷気味で、スルーしようかと…

ただ、シチリアが好きなので気になっていて、シチリア目当てで観賞。

結論を言うと、1人でも多くの人に観てほしい作品で、映画として名作だと思います。

スルーしなくて、よかった(笑)

事実に基づく映画で、

普通に異性しか興味ない、いわゆるノーマルな多数派の僕には、

ゲイ度は弱く、性描写も弱く、男同士のラブストーリーってより、青春映画っぽくて、

同性愛の当事者だけじゃなく、家族や親族などの周囲の苦悩も描かれているとこが、よかった。

性的指向に関係なく、映画として普通に名作で、

シチリアから切り取ったオシャレで美しい映像、優れた演出、引き込まれる脚本、良い音楽…

よく出来てます。

『ラストナイト・イン・ソーホー』に使われた曲「You're My World」のイタリア語版(コッチが原曲)も使われてます。

性的少数者への考えを変える作品だと思います。

いい映画だったなー!と思って席を立ちました。

1人でも多くの人に!!

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RAIN DOG

4.5映像の美しさは少年たちのピュアな心

2023年12月18日
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泣ける

悲しい

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レンレン

4.0曖昧でいて残酷。

2023年12月12日
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何故ジャンニがそういう経緯になってしまったのかは分からないけれど、

女性もさることながら1980年頃の南ヨーロッパの生きにくさは計り知れないと感じた。

良い時代に感謝。

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バキ

5.0素晴らしい良作に文句無し

2023年12月10日
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雨雲模様

3.5ムラ社会に生きるマッチョイズムの悪習の犠牲者

2023年12月10日
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どうして幸せな時間は永遠ではないのだろう。
どうしてそれを他人に奪われてしまうのだろう。
どうして人を愛してはいけないのだろう。
そしてそれが同性であったとして、それが誰の不利益になるのだろう。
そして、彼らの犠牲を悼んだはずのに、現代においても変わらないこの状況は何なのだろう。

無駄な男性らしさを誇示し、群れの中でしか強がれない、そんな人々に尊厳を踏み躙られても自分を見失わなかったジャンニ。
愛に溢れた環境で育ったのに、それでも家族から許されなかったニーノ。
暑い夏の日々を、川で遊ぶ2人の幸せな時間を奪ってまで守りたかったものは何なのか。
考えても答えは出ないけど、この作品以降は、少なくとも彼らの犠牲の上に成り立ったものがあることを忘れてはならないし、彼らのような犠牲者を出してはいけないということを、心に刻まなくてはならないのだ。
どうか全ての人が、愛する誰かと幸せに過ごす日々を送ることができますように。

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hanako

5.0ゲイ当事者です。

2023年12月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

ゲイです。

彼氏と一緒に池袋で観ました。

是非、多くの方々に観てもらいたい作品です。
※過激な性描写は無いから、見やすい内容だと思います。

1982年の設定で、
そして、俺らは、1982年生まれのゲイカップルです。
※実際、遺体が見つかったのは1980年です。

映画を観終わり、

涙が溢れました。
2人して…。

そして、1番最初に
映画館を出ました。

そして、

この内容は、
昔話ではなく、
現在進行形だと思います。

なぜなら、

■SNS。
■昇進対象外。
■会話のネタに使われたり。

苦痛を感じる時間は、
未だに沢山あるからです。

俺らは、
怖くて怖くて、
カミングアウトができません。

是非、多くの方々に観て欲しいです。

そして、

身近に当事者がいる視点を
忘れないで欲しいです(^^)

ちゃんと税金も納めてるし、
人様に迷惑を掛けない生活を心掛けてます!

『子供の幸せを誰よりも願っているのは、親』

と、聞いた事があります。

これは、事実なんでしょうか???

ラストに、
『秘め事であれば、100年つづけられる』

この言葉、素敵だった。
しかし、
この言葉さえ無ければ…。涙

天国で、

実際のお二人が手を繋ぎ、

『つづき』をしている事を、

心からお祈り申し上げますm(_ _)m

是非!多くの方々に観てもらいたい作品です。

ブラボー!(素晴らしい!)

グラッツェ!(ありがとう!)

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たくま(ゲイ)

3.5事前に結末がわかっていても、惹かれた でも途中で中弛みがあった

2023年12月9日
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事前に結末がわかっていても、惹かれた

でも途中で中弛みがあった

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jung

3.5美しいがそれだけではない。

2023年12月9日
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事実を元にした映画だが、出来ればパンフレットの内容などの事前情報を入れないで先入観無しで観た方が良いかもしれない。

シチリアの風景がひたすら美しい。
そして二人の少年が友情を築いていく様がとても尊い。
反面、イタリアでも日本でも、ホモソーシャルがいわゆる「男らしくない男」を認めず馬鹿にし排除するえげつなさは同じ。現在でも「弱者男性」を自称する男性の殆どが、女を手に入れられる猿山のトップに立ちたいだけで、強い男だけが女を得られる構造そのものを変えたくなどないのに似ている。

キリスト教もイスラム教も、保守的になればなるほど家族を大事にすべきと思う反面、彼らの考える「家族」の枠にはまらない同性愛者や子供を産まない(産めない)女性を差別する。家父長制と保守性は近い関係にある。ニーノの家族はとても「良い家族」である反面、家族を脅かすと思った相手には誰より残酷なのだ。

主人公2人のように、互いへの尊重なくして健全なパートナーシップなどありえない、それは同性でも異性でも同じだ。

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Jax

4.0残酷で美しくて尊い

2023年12月6日
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悲しい

興奮

同性愛の許されない時代の純粋な少年たちの想いが募り、その眼差しが熱く心に響きました。シチリア島ののどかなロケーションも素晴らしく心が引き込まれます。
バッドエンドは予想できたとはいえショックが大き過ぎて涙が止まりませんでした。
同性愛嫌悪や差別。保守的な社会に、理不尽さや悲しさを感じずにはいられません。説明無しのラストが印象的。

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ヘルメット

3.5シチリアの影

2023年12月6日
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シチリアを舞台にしている映画はフライヤーやポスターの時点でキラキラしている。
行った事ないけど地中海性気候の爽やかな天気から、陽気で明るい人たち、青い海、イタ飯、朝からワイン!のイメージが強く刷り込まれており本作も画はとても綺麗だった。
主人公2人もシチリアのイメージに負けないくらい綺麗な容姿なのだが、その綺麗さが後々展開される胸くそ悪いストーリー(しかも実話がベース)と相反し、余計に胸くそ悪さを増幅させている。
変わらない文化や伝統の影に「変えなければならないこと」が蔑ろにされてきたことを教わった。光あれば影ありだ。
こういう映画を見ると思うのだが、まともな性教育が出来ないのならせめて質の高い映画を観せてはどうだろうかと。中学生なら十分理解できる内容だし。

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にゃす

5.0イタリアで実際に起きたヘイトクライム事件を描いている。ゲイと言うだ...

2023年12月5日
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イタリアで実際に起きたヘイトクライム事件を描いている。ゲイと言うだけで、親でさえも拒絶されると言う…とても良い作品ですが、胸が痛くなります。殺された2人が天国で仲良くしてる事を願うばかりです。一言言いたいのは、マジョリティが、マイノリティをいいんじゃないかと決めるものではない、ただただ普通に存在する事に尽きると思う。

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マックス

4.0眩しいきらきら

2023年12月4日
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悲しい

ジャンニにとってニーノは太陽のような眩しく美しい存在なのだろうなと感じ取れる描写が良い。

きらきら輝くような二人とは対照的に、周囲や家族らからの当時の偏見による嫌悪感が辛い。

ニーノの周囲の偏見をもものともしない行動に二人の幸せを感じられたエンドだったので、終わり後の注釈が無慈悲。
その実話を元にした創作は救いを感じられそうなエンドにしたよと思っていたので。

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えつポン

4.0ジャンニがニーノへ向ける視線。ニーノがジャンニを見る視線。それぞれ...

2023年12月4日
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ジャンニがニーノへ向ける視線。ニーノがジャンニを見る視線。それぞれの母親が息子を見る視線。トトの視線。周囲の人達の視線。視線が雄弁な映画でした。

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平田隆文

3.5英題 fireworks

2023年12月3日
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美しく燃え、一瞬で散る、儚い...

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I am R.

3.5過渡期

2023年12月2日
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泣ける

悲しい

知的

いまではようやくLGBTQなんて言葉も一般に知られるようになってきて、当事者の人たちが街中でデモ行進したり、法制化を訴えたりと声を上げれる時代にはなってきた。でもまだまだ課題は山積してるけど。

本作はいまから40年以上前のシチリア。見るからに閉鎖的な田舎町となれば、当時同性愛者の人たちの苦悩はひとしおだったろう。今みたいに自己主張できるどころかそんな兆候が少しでもあれば矯正施設に入れられるくらいなのだから。本作のジャンニみたいに。

前半は結構緩い展開が続いて少々退屈だったけど、ジャンニのことがニーノの家族に知れてからが怒涛の展開で一気に物語は重くなる。ここまで周囲の人が同性愛者に対して拒絶反応示すんだとあらためて思い知らされた。まるで魔女裁判のごとく、一家の恥さらしであるかのように責められるニーノ。

こういうのを見せられるとやはり当事者の方のつらさがどれほどであったかが痛いほどわかる。結局二人の犠牲がきっかけで同性愛者に対する対応が改善されることになったんだけど、犠牲者が出ないとやっぱり変われないのかな。
固定観念に縛られた人々の意識を変えるにはやはりすぐには無理で徐々に変えていくしかないのかも。古い世代がまるまる新しい世代にそっくり入れ替わるくらいの時間が必要なのかもしれない。それでも性的マイノリティーの人々にとって良い方向に進めばいい。
一人一人の人権は尊重されるべきなんだから、個人の性的嗜好などで差別されるなんて絶対あってはならない。

ちなみにジャンニ役の子、錦戸君に似てたなあ。さわやかな笑顔が素敵だった。

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レント

決して腐女子向けのボーイズラブ映画ではない。恋愛の対象が男性だというだけで殺された実話らしい。

2023年11月30日
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悲しい

最初のほうで、ジャンニが同性愛であることを揶揄される場面がある。だけど上映時間2時間15分のうち1時間30分はキスはおろか手さえつながない。事故のときは人工呼吸だ。僕には2人が恋人というよりは、気が合うティーンエイジャーがつるんで遊んでるようにしか見えなかった。
予告編では2人が恋人だと言っている。特に前半は、イタリア美青年(少年?)2人のラブストーリーでもあり、風景明媚な夏のシチリアを背景に2人がとても楽しそうだった。

とにかく、前半2人は余りにも幸せだ。それが後半、恋愛、性の対象が同性だから許せないという理不尽な理由で否定され殺される。

かなり後半、ニーノの家族が2人が恋人であることを知る。そこからの同性愛憎悪の描写が凄まじい。同性愛は存在自体が許されない悪で、殺しても構わない、いや殺さなけれならないという考えだ。存在が否定される。ジャンニに嫌がらせをしていた奴らが立ちすくんで呆然としてしまうほどの憎しみと暴力だ。結局2人は殺されてしまう。
殺してしまうほどの憎悪は、宗教の教えが人生と密着してて生きる指針になってるからなのか? 僕は無宗教の人が多い日本のことしか知らないので、人生と宗教が不可分というのがサッパリ分からない。

イタリアはカトリックの総本山バチカン・ローマ教皇庁がある。ローマ教皇のお膝元、地元だ。カトリック教徒が多く、ローマ・カトリック教会は同性愛を罪としている。 モーゼさんは10Fで 「殺っちゃダメよ」とも言ってるのに。

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マサヒロ

3.0内容にもう少し深みが欲しい

2023年11月30日
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Tarik