隣人X 疑惑の彼女のレビュー・感想・評価
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週刊文春なんてこんなもんじゃないんですか
あんなことまでして、(そりゃ老人ホームの経費稼ぎたいのはわかるけど)、婚約者裏切って、スクープを競うとか馬鹿くさくないんですかね、自称ジャーナリストさんたち。
熊澤監督の作品は好きですけど、これは完全に不発。大体、何が言いたいのか、コロナの自警団?
上野樹里キレイだな。台湾の女優さんも素敵だなぁ。
外国人労働者の苦労や冷えた親子関係、それらは普通に描いた方がより見...
外国人労働者の苦労や冷えた親子関係、それらは普通に描いた方がより見応えがあったように思う。
異星人Xなるものを登場させたせいで話が安っぽくなってしまった印象。
自分と父親に血がつながっていないこと、しかも望まない妊娠によって生まれたことをTVで知らされた時の上野樹里のとまどいの表情がよかった。
また、酒向芳の意外な雰囲気もよかった。
ガラの悪いハゲオヤジの役が多いが、カツラを着用するとずい分と印象が変わるものだ。
Xに対する決めつけた憶測に違和感。我々も同様なことを日々していると...
Xに対する決めつけた憶測に違和感。我々も同様なことを日々していると、実感。ストリーは好みではないけど、考えさせられる映画だった。
スターマン?
謎の宇宙難民XというからSFかと思ったら基本恋愛ドラマでした。原作のパリュスあや子さんは芸大生の頃パリを訪れたことが縁でフランス人と結婚しフランスで暮らすことになったが言葉も通じず悩む日々、フランスでも社会問題になっていた移民問題に触発されて本作を書いたそうだ。本作では台湾人の留学生リンが彼女なのでしょう。
劇中でXと疑われた良子はラストで「心で見なくては物事の本質は見えないのよ」と子供たちに語っていましたが、それがテーマなのでしょう。
確かに先入観をもって他人と接するのは問題、生まれ育ちや個人差まで加わると一概には理解しがたいのは事実です。
宇宙人と言われれば、数多ある映画の影響で地球侵略を狙う悪者かエイリアンの様な怪物に寄せて思ってしまいがちだったが、「ET」や「未知との遭遇」で友好的な宇宙人もいるよとスピルバーグさんが気づかせてくれました、本作はジョン・カーペンターの「スターマン(1984)」にインスパイアされたのかもしれませんね。
1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャーには地球の言語や文化などを記録したディスクを載せたそうで、スターマンはそのボイジャーの招きによって地球に訪れた宇宙人という設定で地球人との交流、女性との愛の話でしたが本作でも良子がボイジャーの話をしていましたね、「人間は知らない誰かにさえ自分のことを理解して欲しいと願うんだなぁ・・」。
X人は誰かとサスペンス調で始まりましたが謎は謎のまま深まるばかり、笹憲太郎(林遣都)はスターマンだったんですかね。
林さん、上野さん、いいです。
最初、「第9地区」と同じ設定かと思ったのですが、見かけが私たちと同じかどうかというところで、まったく違うものでしたね。
自分と異質なものに対する恐怖心とそれを超えるものについて考えさせられました。
「∴」
難民問題とともに地球外生命体Xは人間に擬態化できる能力がある事実。これは『火の鳥』に登場するムーピーみたいな存在なのか?興味津々での鑑賞。最初から、何でもかんでもアメリカ追随の問題が提起されていたし、Xへの排他的な日本人体質が浮き彫りに・・・
笹憲太郎が担当することになった疑惑の人物は柏木良子と台湾人のリン・イレン。その台湾人のレンちゃんはバイト先の居酒屋でヘビメタミュージシャン志望の拓真と親しくなり、同じコンビニでバイトする良子とは憲太郎が付き合うことになるというラブロマンスの要素もあった。どちらかというと社会派SFよりはロマンス要素のほうが強かったかなぁ。
ペトリコールという言葉も初めて知った(忘れてるだけかも)けど、本が好きだという良子の日常がなぜかほのぼの。さすがは上野樹里。ただ、プラネタリウムから星の話題にもっと触れて欲しかったかな・・・Xの手首には「∴」もあることだし。
良子の父親(酒匂芳)がX疑惑の中心となり、スクープを掴んだ憲太郎の心理変化描写も見事でした。結局は普通の人間として生きていても誰にも害は与えないX。レンちゃんの苦手な日本語にしてもそうだし、日本人が排他的で疑心暗鬼に満ちている部分を上手くえぐり取っていたように思います。それにしても、Xはいつ頃地球にやって来たんだろ?気になってしょうがなかった。
結局よくわからなかった。コロナへのアンチテーゼかも?
上野樹里さん目当てで視聴。
全体的にストーリーが雑。Xの情報がどこから、どういう根拠で出てきたかもわからず、そのよくわからない情報だけを頼りに話が進む。最終的に誰がXかもわからず、何となく終わった感じ。
冷静に考えれば、見た目も完全に人間、全くの無害な物(者?)に対し、ここまで迫害しようとするのかと思ったが、コロナという風邪ウイルスにひたすら恐怖し、コロナ感染者や濃厚接触者を犯罪者の如く扱い、自殺者まで出た日本人ならあり得るかもと思った。
そういう意味では、コロナ社会・日本人へのアンチテーゼだったかもしれない。これは考えすぎだろうか。
人の内面が一番大事
Xという宇宙からの難民を日本が受け入れた
世間は、Xに対して不安をもっていた
笹は記者としてXの疑いがある柏木と接触した
接触していくうちに笹にとって、柏木は大事な人になっていた
笹はお金が必要で、柏木の家族がXであるということにとらわれて、記事を書いた
記事は売れたが、笹の人生も乱れた
そして、笹は自分の本心に気づいたという内容だった
Xって何だったのかなと思いました
人の思い込みやきめつけでその人のことをこうだと思ってしまってその人のことをみれていないなことが多いなと感じる作品でした
大人しい上野樹里
原作未読。見ようか迷ってるうちに上映が終わってしまいVODで鑑賞。
もっと異質な怖いイメージ想像してたが、ごく普通の人の地味な生活模様で、誰がXか最後までわからず、ただ印でこの人そうだったのかと。
映画館で見たら親子愛、夫婦愛とか何かしら思えたのかもしれないが、家で見るとあんまりしっくりこなかった。
よくわからないところが醍醐味
アマプラで2回観た。
というのもいまいち理解が難しいところがあったから。
いろんな解釈ができると思うが、3点の印があるとXなんだろう。
上野樹里さんはXで林遣都さんは地球人。まあ、最後まで観るとそんなことはどうでもいいという思いにもならされる話。
設定がいまいちしっくりきていない。Xは最初に触れた人をコピーすると思ってますが、ということは、オリジナルの人間があの世界にはいるということになる。そのあたりのくだりが台湾人の娘そっくりの娘が捕まったテレビのシーンだったのだろうか。あの状況がいまひとつ理解できなかった。
3点印があったギターの人がXだとしたら、Xは人を傷つけないというのがウソになりそう。台湾娘は傷ついていた。
そういう細かいしっくりこないところがあるということ自体が、そもそもXの得体のしれないところなのかもしれない。
というか、スマホ画面で目を凝らして見ないと見えないような3点印がXである証拠などと思ってしまっている自分を笑った方がいいのかもしれない。そういう作品なのかもしれない。
他の方のレビューで子供がスクラッチあげてる状況がおかしいみたいのがあって確かに!と思いましたがあの子供もXだとしたら、、、と思ったりしてもうどうでもよくなりました。
自分で感じた事が正解
小説「隣人X」の映画化
いつもながら、原作はもちろん未読です(笑)
昨年の12月に公開された映画が3ヶ月で配信されてて、もうびっくりで早速観ちゃいましたよ。
宇宙人関連なので、SFものかと思いきや、全然違ってました(笑)
ちょっとそこは期待外れでしたが、観点がなかなか面白い映画でした。
現在のマスコミや、SNSで情報が散乱してる世の中の事を批判してるような映画でした。
結局、宇宙人とか「X」とかどうでもいいんですよね。
映画の中にも出てきた
「目に見えないものか1番大事」by星の王子様
「心の目で見る」という事。
人がなんと言おうと、自分の心で感じた事が、正解なのです✨
自分を信じてという事。
ラストが良かっただけに、前半は少しダラダラとした感じで残念でした。
ちょっと気になったのは、記者の笹は疑惑のX達に近づく時、ちょっとオドオドしすぎで、イライラしていまいました。
普通の人は、もっとしれっと嘘ついて、演じれちゃいますよ(笑)😊
「なんてわかりやすい人」って思ってしまいました。怪しすぎます(笑)
あとX疑惑だった良子とリンでしたが、リンにそっくりの林という女が逮捕されたのがテレビで流れてましたが、
その点はリンの周りの人達はスルーだったので、疑問に残る所でした。
余談ですが、私の周りにXがいたら友達になりたいです(笑)
ぜひ話をしたい。ご飯食べに行きたい。遊びたい。
テンション上がりまくります❣️
XでもYでもZだろうが、どうでもいいじゃないか!
原作未読にて鑑賞。
俳優陣はみんな良かった。
だいぶ良かった。
良かっただけに脚本の粗が目立ち、
もったいないなぁと思いました。
異星人というブッ飛んだ要素による
移民や多様性、偏見や差別といった
社会派ドラマになってほしくないなぁ。
と思いつつ鑑賞を進める。
しかしながら、社会派テーマに
持っていこうとする制作陣と、
それを抑え込もうという俳優陣の演技が
ぶつかり(?)中途半端になってしまいます。
あなたの愛した人が、移民だったらどうしますか?
愛した人に犯罪歴があったらどうしますか?
差別主義者だったらどうしますか?
なにかを詐称していたら?
裏の意図があって近づいてきたのだとしたら?
貴方の愛した人が、異星人だったらどうしますか?
そんなのどうだっていいじゃないか!
って、胸を張って言えますか?
では逆に。
相手の過去の経歴、手術歴、渡航歴、
犯罪歴、思想、家族、年収、交友関係…。
それを明かしてからじゃないと、
あなたは人を愛せないのですか?
と、自問自答しながらモヤモヤしながら
見終わりたかった。
なので、”3点ぼくろ”が出てきて興覚め。
「はい、この人は地球人」「この人はX」って、
明かしたからなんなの⁉
別の意味でモヤモヤしてしまいました。
なかなかの作品
Xは誰?
みたいなミステリアスな展開もあり、主演の上野樹里も謎めいていて、俳優陣がいい演技してます。
いったい誰が本当のX?と視聴者に色々考えさせて、最後に本当のXが判明するのですが、Xは人を傷つけないという前提で、「あ、だからこの人がXだったんだ」と見ている人が納得できる、とても面白い作品だと思いました。
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