隣人X 疑惑の彼女のレビュー・感想・評価
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最後が良い
林遣都さんのキャラクターが好きになれなかった。
母親の介護費用が、言い訳としてあるが、またこの人を好きになるの難しいよなぁと思いましたね。もう少し母親との関係見せないと、上野樹里さんを裏切ってまで記事を書くって心理に行かないなぁ。
上野樹里さんは父親との和解で、なんとなく感謝してましたが、そもそも父との関係が薄いだなんだって台詞だけの説明でイマイチ深みがないし、本当の子供じゃないって云う事実が流れてしまっていて響かない。
留学生のエピソードも、野村周平さんにバンドの打ち上げて、かなり酷いこと言われたと思ったんですが、なんか元鞘に収まってる感じも理解できなかったです。あと、彼女が店長から酷い仕打ち受けているのに、なぜバイト辞めてんだ?イマイチ信用できんキャラでしたね。
最後のクジのくだりが個人的には好きなので、星3つです。
”異質さ”に対して
日本は、”異質”な存在が受け入れられにくい国なのかもしれない。
”X”として疑われる「柏木良子」と「林怡蓮」は”異質”な存在として描かれる。
良子は、30代半ばで結婚をしていない。コンビニと宝くじ売り場のバイトで生活してい
る。日本社会における”普通”から外れた存在である。
怡蓮は、日本語が理解らない。仕事でもプライベートでも意思疎通がうまくできない。
外国人であることが、怡蓮を”異質”な存在にしてしまう。
多様性がしきりに強調される日本社会。
しかし、”異質”な存在を無意識に排除してしまうのが日本なのかもしれない。
島国であり、外との交流が少なく、その中で生まれた文化が日本には根付いているのではないだろうか。
異質なもの、得体のしれないもの を恐れるのは、人間である以上仕方ないように思う。
しかし、そんな人間であること。日本人であること。自分であることを見つめてより良く生きていきたい。そう思う映画だった。
野村周平のロック感
初っ端から惑星難民なる名称でXの説明がされて不安を煽るため、難民や移民のメタファーとして日本人の未知なるものへの無理解や差別やゼノフォビアの批評的な作品かと思いきや、話はそのうち扇情的なマスコミ報道やら米国追従の当国の国情やら(レンが飲み屋で言おうとしていた)非正規と正社員やら、さまざまな社会の歪み的なものがちょこちょこブチ込まれ、本作で何がしたいのかよくわからなくなる。
Xについては言葉で説明されるだけで恐怖も何も感じられないし、週刊誌の編集部や張り込みの描写をはじめ何かとリアリティもなさすぎ。そもそも目の前の外国人に対して一般的な日本人はあからさまな差別的態度はとらない(とれない?)んじゃないだろうか。認知症の祖母や父娘の血の繋がりなど感動ポルノ的なエピソードはうんざりだし、結局は上野樹里が『星の王子さま』を引いて「心で見るのが大事」だのと言う雑なまとめもどうなのか…。
先日観た石井裕也監督・愛にイナズマと同様、いろいろな問題を描きたいという熊澤監督の気持ちはあれど、まとまらない脚本に下手な作劇・演出ばかりが目につく印象で(やたらと飲み食いのシーンがあるのもイナズマと共通)、いっそのこと地球外生命体の正体としてイーロン・マスクを出すなど驚きな展開がほしかった(意味不明)。
設定がふわっとしすぎ
宇宙からの難民Xが人間に擬態して生活していて、雑誌記者がそれを特定しようとする話。
人間とXとをどうやって判断するのか分からないまま物語が進んで、分からないまま上司は恫喝するし、主人公は情報を集めるでもなく無知なまま思い込みで取材をしている。
なぜか主人公はXに恐怖を感じているが、その理由もよく分からない。Xが未知だから怖いならもっと情報収集すると思うのだが…
主人公がダメなやつというならその通りなのだが、あまりにチグハグでどう見ていいのか分からなかった。
差別とか偏見をテーマにしているのは分かるし、終盤は盛り上がるのだが、設定が適当なので展開も分かってしまった。
上野樹里はよかった。
いわゆる「差別問題」を描いた作品。おすすめ枠。
今年413本目(合計1,063本目/今月(2023年12月度)14本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
原作はあるようですが見ていません。
タイトルや予告編、映画本編の最初の予告等を見ると「未知の惑星から人がやってきて~」という程度の差こそあれSFものかなという印象を受けますが、ここでいう「X」は「わからないもの」のことであり、映画のストーリー的には「何らかの差別意識をもって人に接する行為」それ自体が「隣人Xへの接触、交流」というところに論点があたっている(すなわち、今年ミニシアターで多く放映された「福田村事件」の現代版とも言いうる映画)ことはわかります。またこれに付随して「雑誌社の行き過ぎた報道・取材の在り方」という論点もサブ筋として描かれています。
こういった論点があることはすぐにわかるので(少なくともSFものでないことだけは100%いえる)、この問題にアンテナを張っている方にはおすすめかな、といったところです。逆に言うと問題提起型の趣旨が強く、それにあまり魅力を感じない方には(映画はみてなんぼ、という考え方の方には)合わないだろうといったところです。
採点上気になった点として以下があります。
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(減点0.3/コンビニで郵便切手を買うときに重量を測定する行為が「法律に触れる」と言えるか)
・ 本音と建前が色々存在し面倒な問題ですが、「法律に触れる」は正しくないのでまずいです(後述)。
(減点0.2/台湾人の子の日本語能力の描かれ方)
・ 現在、令和5年度においては日本語教育については「漢字文化圏」か「非漢字文化圏か」である程度アプローチが違いますが、漢字文化圏の方の学習は3~4年分の差があるとされるため(むしろ、初級の段階から、大陸(あるいは、台湾)の字と日本の字の字体の違い等に論点があたる)台湾出身のあの子の極端な日本語の不慣れさはかなり違和感があります(特に日常的に漢字を使う中国(台湾、香港)は特に日本語学習に有利で(日本語→中国語学習の逆もしかり)、あそこまで極端な不慣れさは奇妙にすら思えます)。
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(減点なし/参考/コンビニで郵便切手を購入するときに重量を測定する行為一般)
・ 結論からいうと「法律違反ではないが、トラブル防止を避けるため、やんわりと「法律で禁止されている」と書いているだけであり、映画の描写もリアル日本の描写(各種大手コンビニほか)も正しくはない」のです。
まず、コンビニで郵便切手が購入できるのは、法律としては「郵便切手類販売所等に関する法律」、あるいはこれに準拠して決まっている「日本郵便業務委託規約」によるものです。
しかし前者は「不足のないようにして差別なく売りましょう」というもので、後者は「何を委託するか」を定めるものですが、この規約を見ると
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第3条 受託者(次項及び第3項に規定するものを除く。)は、当社からの委託に基づき、次の各号に掲げる業務を実施することができるものとする。
(1) 郵便切手類の販売
(2) 印紙の売りさばき
(3) 販売品の販売
(4) ゆうパックの引受け
(5) 前四号に掲げる業務に付随する業務
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…で、(1)の「郵便切手類の販売」がそれに該当しますが、具体的に「重量をはかってこの場合にはいくら」ということを禁止する行為が(5)(付随する業務)に含まれるかどうかは一概に否定できず、22条以下の個別規定を見ても「計量をするな」までは書かれていません。
また、どちらにせよ規定が何もないし(規定がないので)罰則規定も何もないので「法律に違反するため」というのは明確に誤っています。
実際には、コンビニにおいてある「計量器」(はかり)と、郵便局で使うそれとで微妙な差が生じて「10円足りません」というように送り返されることが実際に存在し、そのトラブルにコンビニが巻き込まれたくないため(また、逆に個々の従業員にコンビニの本来業務以外のこれらのことまで教えると業務がパンクする)、このように「やんわりと断っている」(換言すれば、結局の理由は「トラブル防止」)というヘンテコな状況になるわけです(100円も足りないということを分かったまま郵便ポストに入れる客も稀なので、普通は10円、20円足りないというような状況で「微妙に重量オーバー」という状況で発生する)。
※ なお、郵便切手自体は「サービスを受ける対価として貼るもの」ではありますが、郵便物を送ることが普通に起こりうる日本では一種の「税金もどき」の一面もあるため「10円足りない」だけでも容赦なく送り返されてきます。
※ この点、「民営化された郵便局」とはいえ大都市の大きな郵便局以外は17時にはしまってしまうので(早いところだと15時など)、「民営化されたが、公的な要素もある郵便局」と「それを補完するコンビニなど」の相互補完が望まれる中、それでも「計量をかたくなに拒否する」のは、上記の「郵便局側が10円でも足りないと容赦なく送り返してくる」という実際上の問題があるわけです。
匿名と誰か
隣人X 疑惑の彼女
そもそも噛み合わない中で疎通をしあっているのだから、最初は異星人のように思えるのも当たり前だ
"人を傷つける時に、心が痛むように出来ている"
ある意味で人間よりも人間らしいが、印が移る理由も考えれば考えるほどに泣けてくる
構えていた唯一のホラーシーンも、改心のための接触だった
怒っている、断罪しているシーンはほとんど無い。ホームのお金のことも、関係を切らずに通い、見通している。悲しいこと、許した後の表情だけが残る
X
って、決して宇宙人だけのことでは無いですね。自分にとっての未知の人は、Xなのかもしれません。自分も人とぶつかる事を、極力避けるタイプの人間ですが、それではお互いにわかり合えず、Xを増やしているのかも?本当に相手を理解した時のみXではなくなるのでしょう。
SFでした…別の意味で
宇宙からの難民が地球人に擬態して日常的に生活している世界、って設定でまあSF(サイエンスフィクション)と思いますよ普通ね。いや、騙されましたよ。
冒頭、主人公の記者の前に出現する真っ黒クロスケ、後半で正体が明かされますが時系列的にはここでの登場はおかしくないか? また雑誌社がXの可能性がある人物を調査会社に調べさせてリストを作ってるけど、記者が24時間張り付いてもわからないのにどうやって調べたんだ?
他にも、Xは電波塔の近くに住む、とか、DNAで識別できるとかヘンテコな設定を後出ししてきて、しかもそれがストーリーに生きてない。挙句に思わせぶりな手首の3っつホクロは何ですか、ありゃ。他にもステロタイプなマスコミの描き方とか、ツッコミだしたらキリがない。
原作は未読なので原作由来の雑さなのか何とも言えませんが、脚本家はSFをナメてるでしょう。ああ、SFはSFでもsudoku fukakai とかsugoku fudekiだったんだ…
主演の上野樹里さんは素晴らしかったので星4つ、脚本は星なしで平均点星2つです。
設定がバカっぽいけど、、、最後に一気に
設定や宇宙人シーンがB級感がありますが、愛情・差別・偏見などテーマが普遍的なので大人でもちゃんと?楽しめます。
「この流れなら犯人はあいつ」のようにある程度予想できる展開だ、、、と思ってみていましたが、最後の5分で、、、
終わり方が不思議だったので、ネタバレサイトを確認しました。原作の小説は原作ですが、ないようが違うようです。主要キャラを1人バッサリカットしているようで、映画化のための英断なのかも知れません。また、終わり方も違うようです。小説を読んだことのある人も楽しめそうです。
ただ、ちょっとSF感が強めになっているようで、それがB級感にも繋がったのかと思います。
ネタバレサイトでは終わり方の意味がわかりませんでした。
たぶん、思い込み厳禁ってことなのだと思います。
タイトルが良くない ストーリーそのままではあるんだけど、 タイトル...
タイトルが良くない
ストーリーそのままではあるんだけど、
タイトルから来るイメージと映画自体のもつ雰囲気が違いすぎる
多分、タイトルから判断して見ない人の中に、
見た方が良い人がいる
何とも変な映画
何とも変な映画。
宇宙からの難民が既に人間に擬態していて、社会に溶け込んでいるという設定。アメリカではその事実を認めているが、日本は未だ真相が明かされていない。その為、人々の不安が高まっている。そういう世界観。
異星人の擬態や侵入といえば、「散歩する侵略者」や「ゼイリブ」「ヒドゥン」等を思い出す設定。或いは「ウルトラセブン」の幾つかのエピソードやMARVELの「シークレット・インベージョン」を思い出したりする。意外と有り触れた設定。
この映画の個性的な所は彼らが人間を傷つける事が出来ないという部分。傷つけない、ではなく、出来ない。擬態した生物を仲間とみなすという事だろうか?まぁ、都合の良い設定ではある。
そして、その為、てっきりSFサスペンスかと思ったら、人間関係を描いた社会派映画だった。
つまり、「X」は人間と変わらない。結局「X」というは何でも当てはまる。だから登場人物が「X」捜しに熱狂すればする程誰が「X」か?何てどうでも良くなる😄。
そこが面白い。
結局、この映画は「X」を比喩とする事で、なかなか描きにくい、様々な差別やそれに伴う加熱報道を描こうとしている。
なかなかに野心的な作品という事が出きる。
孤独な佇まいの樹里さんが好きだった
惑星難民Xが人間の姿をして我々の日常に紛れ込んだ。Xは人間に危害を加えないようだが、必要以上に不安・警戒心を煽るマスコミ。
林遣都くんが演じる「Xを追う週刊誌記者」と上野樹里さん演じる「X疑惑のかかる女性」のロマンスがいい感じ。
しかし年下の遷都くんがダメダメでイラつく展開。映画なんだからそう真剣にならなくてもいいと思うけど、樹里さんが好きなので仕方なし。
まあ、作品としてはシンプルで薄味だったけど、孤独な佇まいの樹里さんが好きだった。
難しいですね
この映画はXや外国人を色眼鏡で見てはいけない!というのが凄く伝わってきます。
設定上Xは人に危害を加えてくはいけないとなっているようですが、人と一緒で危害を加えるXもいそうですけどね。
心の綺麗な人が凄く上手に描かれた映画だと思います。心がチョット綺麗になった気がします。しかし、危機意識は必要だろうなぁとは思い、作中のお父さんの「難しいですね」の答えが重く感じました。
ある意味ヤバすぎた
なんとなく気になっていた作品だったので見てみました。原作とか読んでなく事前情報も宇宙人と遭遇するファンタジーなのかな?程度で鑑賞しましたが、なんというか想像をぶっ飛ばしていろいろとツッコミどころありすぎて書きたいことがありすぎて全くまとまりそうにありませんがとりあえず書いていきますね。めっちゃ長くなりそう。とにかく内容が馬鹿馬鹿しく、なんだかかわいそうにもなるし、余計な要素いきなりぶっこんできたり一体どういう気持ちで見ればいいのだろうという感じでした。途中であくびが止まらず帰ろうかなと思ったくらいです。
Xは結局なんなのかよくわからないし、画的には真面目な感じに撮ってるけど、よくよく見てるとXという要素があることで非常に馬鹿馬鹿しいなと思える内容で、でもそれがないとただの普通のラブストーリーになっちゃうんだろうなとも思うし、ん〜まあちょっといろいろ中途半端な気がします。こんな内容なのにみんな真面目に演じてるからギャグとして見れば面白いだろうけど、なんとなくファンタジー的に見せたい感じもするし、とりあえずどういう気持ちで見たらいいかわからなかったです。
とりあえず内容としてはアメリカがXという謎の生き物みたいな人間に擬態する生き物の受け入れを表明して日本もそれを受け入れすることになり、とある週刊誌が日本に潜んでいるXを見つけろと編集長が言い出して探偵を雇ってXの疑惑があると絞り出した何名かの日本人を記者たちが追うことになります。そこで主人公である契約を打ち切られそうな記者が必死こいてXの疑惑ある女性に近づき付き合うようになります。その中でだんだんと彼女はXではないと思っていき、さらに本当に好きになっていくのですが、ある時、Xに襲われる夢を見ます。その時に白髪の男性の顔が出てきて、それがXの正体だと思い込みます。そしてたまたまX疑惑の彼女の父親の話を聞いて白髪だと分かると写真を見せてもらうとなんと夢に出てきた男性だったのです(笑)さらに同時期に祖母を預けている施設の利用料を滞納し、退所の危機が出てきたことにより目先の金が必要になり、主人公は彼女の父親に会うことにこぎつけ、しまいにはその父親がXだというガセネタを週刊誌に売り、なぜか完売するほど話題になり父母の家に記者が多数押しかけ、さらには彼女の家にも記者が押しかけます。しかし父親が会見をし、そこで自分がXではないことについて話すだけではなく、娘が本当の娘じゃないことも暴露。(もっと細かくありますがめんどくさいんで割愛します)ま、これをきっかけに娘と父の関係が修復することにもなり主人公も世間から叩かれて、とりあえずガセネタだということはバレ仕事も辞め、最後彼女に謝りに行く流れです。書くの長すぎて結構端折ってますが。
野村周平がクズ役ではなく珍しくいい役だったのもなかなかいい感じでした、あとは台湾の留学生の子がバカすぎるのと、彼女との会話に不自然さが多々あり。日本語あまりわからない設定なのに主要キャラとはちゃんと喋れてるし、上野樹里が英語達者なことは何も説明なし、野村周平も英語はあまりわからないといいながらなぜか中国語は理解しているようだし、この辺の設定がグダグダで見ていてだいぶキツかったですね。こんなわけわからない映画にバカリズムさんが出たのが意外すぎますが、あえてこのぶっ飛んだ設定だからこそ出たのかな。とにかくいろいろやばかったですが人に話すネタとしては最高の映画な気がしました。ただ、何も感動とかはありません。だいぶ駄作だと思いますし、文句が止まりません!笑
あ、あと嶋田久作が最近は寡黙な男みたいな役多い気がしますがパワハラ上司みたいな役やってて新鮮でした!
思考実験としては面白かったが作品としては・・・
2023年劇場鑑賞294本目。
人間そっくりになれるけど種の特性状絶対人間に危害は加えない宇宙人がいることを政府が発表しているが、危害を加えないなんて証拠ないだろ、というフワッとした理由で宇宙人探しをする記者の話。
ネタを掴むため宇宙人の疑いがある(なんで候補に絞れたかはよくわからない)上野樹里に近づいて恋人になる林遣都。おいふざけんな、そんな簡単に上野樹里と付き合うなよ!
利用するために近づいたけど彼女のことを好きになっていって、でも事情があってお金はほしいし・・・という中で悩んでいくのですが、最後らへんどんでん返しを安易にしようとしすぎてしっちゃかめっちゃかになってしまったのが非常にもったいなかったです。
。。ん?
えっと、よく分からなかった。
二度みないとわからない。
X、誰?何が目印?何が証?
その説明がなかったりフワッとしてたりで断定が難しい。
伏線が印象的でなかったりポッと出だからなのも一因。
その上逆転などもありますますわからない。
ん?んー?
と唸っているうちに終了。
伏線回収、謎解きって明確にするのがセオリーだと思うのだけれど。。。
もっとロマンティックに、ミステリアスに、と勝手な想像でいってしまい大失敗。
意図的な二度見て演出だとしたらちょっとズルいなって思ってしまった。
敢えて
Xとかの舞台装置は置いといて、ラブストーリーとして見れば良い話しかと。
人種とか年齢より大事なものが有るという事ですね。
結局誰がXなのかは、敢えて分からないようにしてると理解しました。
DNAどうなんだい?
設定なんだけど、そこまではあり得ないでしょって思いながらも主演お二人の関係性と別カップルの行方が気になり、どちらかと言うと異星人としては見られず、多様性やマイノリティ絡みの恋愛ヒューマンドラマ的に陥ってしまったが、林遣都の笑顔が大好きなので良かった😄
他人をどう認識するかの物語
他人をどう「認識」することが、人間関係において大切なことかを描いていました。
どんな人間だって、他人ならその心の中のありようはわからないのだから、誰しもが「X」みたいなものなわけで。
さらに現実にある問題をクロスして、一歩深く考えたら、他人を仲間、友達、同朋、恋人と思うところに、人種や国籍は必要なのか?
そしてその他人の属性に勝手に不信感をもって疑心暗鬼になり、隠していることを暴きたて、出生から差別することがどれだけ醜いことなのかを描き出しているようにも思えました。
X=宇宙人難民を「日本人に擬態するアジア系移民」や「在日◯世」と置き換えればわかりやすいのかもしれません。
いま、この時代にはすごく刺さる内容だと思いました。
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