「続編に名作なして事で・・・ちょっと残念」エクソシスト 信じる者 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
続編に名作なして事で・・・ちょっと残念
「エクソシスト」の新たな続編の噂を以前から知っていて、いよいよ公開まじかになったので、「エクソシスト」の2、3、ビギニング(ビギニングは続編と言うよりスピンオフですが)と見直しましたが、どの作品もウイリアム・フリドーキン監督の「エクソシスト」を越えられる作品ではなかったですが、しかし、1本の作品考えれば、決してどれも悪い作品ではなく、今回の作品は、これまでの作られた「エクソシスト」の関連作品をなかったことにして改めて作ったのだろうから、相当な覚悟があるんだろうなと思っていたので、楽しみにしていました。
まずは初日に行ったのですが、あまりお客の入りが悪かったので、エクソシスト世代として少しショック・・・・
まずは、本作品、音なので脅かすシーンはいらないようね。
ホラーというよりもオカルト映画だと思うので、見ているこちらに精神的にグイグイくるような作品にして欲しかったな・・・
しかし、正直、「エクソシスト」と繋げていくようなエピソードが弱いと思うよな、元祖「エクソシスト」が、教会側、神父側から悪罵払いを描いていたように感じるのだが、本作品は、憑依された事が題材になっているのかな・・・
描き方も、別に本作品も「エクソシスト」の続編として捉えなくてもよかったかな、期待感を持って臨んでしまったので、本作品がやはり薄ぺらい印象もあるかな・・・
強いて評価出来るのは、結末は私好み!本作品、聞いた話では3部作にするとは聞いているので、本作品がある程度本国でヒットしているので、次回は、もう一人を連れていく話かもしれないかな・・・
俺的には次回作として、リンダ・ブレアの登場で話を展開して欲しいと思っていたけど、「えっ」思うこともあった・・・しかし、ラストのこの展開もわざとらしい・・・
結局、エクソシストの続編に名作なして事で・・・ちょっと残念です。