イコライザー THE FINALのレビュー・感想・評価
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これは本当に「ファイナル」か?
最強の元CIAデンゼル・ワシントン
が仕事人となって
悪人をバタバタとやっつける映画
第三作目です
今回の舞台は
イタリアのシチリア島
シリーズのコンセプト
仇撃ち
を継承しており
本作はも悪人をやっつけまくります
ただし
今回は仇撃ちの元となった出来事
が前二作に比べて弱く
キャラもそれほど立っておらず
感情移入しにくかったです
また
先日観た
同じく殺しまくり映画
ジョン・ウイックは
これで最後だなあ
と感じたものですが
本作はラストシーンを見ても
そんな感じはしませんでした
邦題は「ザ・ファイナル」
となってますが
原題は単なる「3」なんですね
個人的な感覚で
次回作の匂いがプンプンです
次回はどこの国が舞台になるんでしょうねえ…
1.2.3それぞれの舞台が
全く違うので
予習をせずとも楽しめる
そんな映画でした!
原題名は「3」です・・・
グロい描写を必要とするシリーズの行き詰まり、シリーズの宿命
上品なデンゼル・ワシントンに似合わないグロい描写と滅法強すぎる主人公を納得し受け入れれば、絶好調の快作でしょう。やたら強い孤高の正義漢ってのは、公開が重なった「ジョン・ウィック」のキアヌしかり、主演作頻発のリーアム・ニーソンもB級で頑張っている。その昔はチャールズ・ブロンソンが美人女房を相手役に一匹狼で頑張ってました。
ハリウッドは最初にド派手な掴みシーンを展開し、一挙に観客を引きずり込むのがほぼ定番に。シチリア島での凄惨極まりない殺戮が怒涛の展開、さすがにメジャー・スタジオが手掛けるとグロい描写にも節度があり、安っぽいキワモノ感は全くない。今回は100%イタリア製に拘り、夢のような風光明媚の観光地でのロケーション、さらにスタジオ撮影もイタリアのチネチッタスタジオで、とクレジットされる。隠居の身に相応しい人情の町が、しかし傍若無人な一部のワルに支配されて、マッコールの周囲の善人達にも被害が及び否応なく立ち上がる。ほとんど「用心棒」の趣です。
昨今は妹エルの活躍が多く、先輩たるダコタ・ファニングがいつのまにか大人になったような印象で、最初の登場シーンではアマンダ・セイフライドかしらんと思ったくらい。カフェの美人店員さんと親しくなるも、怪しげな関係には一切突入しないのがいい。デンゼルも近頃は息子の活躍が大きく、2度のアカデミー受賞者にとって無理することはない。そんな脱力感も漂い本作の主人公とも少し重なってくるのがミソ。
ただ、主役ですから強いのは当たり前、ですがマーベルの荒唐無稽とは異なるわけで、さりとてキアヌのように殆ど漫画の世界でもない、そんな大人の雰囲気が売りの本作で、あまりに強すぎ圧巻なのが少々白けもする。マーシャル・アーツの如くの瞬間技の連続なのだから。リーアムのように姑息な設定を受け入れてしまうと、B級感が出てしまう悩ましさもある。
邦題のタイトル「The Final」なんて嘘っぱち、原題は単に「3」で主人公ロバート・マッコールはラストシーンでも健在で、主演のデンゼル・ワシントンもまだまだ元気のご様子。だから「4」の可能性もないわけではない。ファイナルと謳って鑑賞を煽るわけですね。しかも予告編では盛大にカンツォーネが鳴り響くものの本編には全く鳴らない。この辺りの宣伝方法も見直す必要がありましょう。
もっと続いてほしいシリーズ
マッコールの生きざま
いきなりの残虐なシーンからの美しい港町に… 死ねなかったね コレも...
マッコールさんの旅路の終点
CIAエージェントを引退後、たまたま目にした暴漢やたまたま話を聞いた善良な市民を食い物にする悪党達を、頼まれてもいないのに掃除し居所を定めずに暮らしてきたマッコールさん。
私的な仕置きのリスクを承知し、信念を持って続けていても限界が来るのか、今作のマッコールさんは荒んでいる。よりサディスティックにより暴力的に悪を薙ぎ払っていく。前2作にあった、若者を更生させたり成長を手助けするパートも今作にはない。
本作は、仕置人を続けるうちに友を失い、落ち着く場所もないマッコールさんが自身をケアする物語だった。
バイオレンスアクション映画としては今作だけでも楽しめるが、前2作を観た上で本作に臨むと、劇中でマッコールさんが語る言葉やラストに味わいが増すだろう。
なお、マッコールさんの心理を表現するためか、画面が暗いシーンが多いのでスクリーンが明るい劇場で鑑賞することをおすすめします。スクリーンが暗い劇場だと見づらいレベルでした。
極上のエンターテイメント!でも…
少し注意が必要です。特にシリーズを全て観ている人は。
殺し方が…以前の2作より…惨忍です。映像としてもかなり「グロ」です。そこはご覚悟を…。
しかし…あの爽快感は健在です。完全な「勧善懲悪」です。あら?(^_^;)
殺人兵器のはずのマッコールが、小さな町で人情に触れます。たぶん初めて…「日常」を楽しむことを知ります。この人々を守るために。世界とか国家とか…そんな大きなものは…逆にどうでもいい。この人々との時間を守るために、もう一度立ち上がります。
70歳手前とは思えない。見事なアクションです。
そして…2作目との関連が…最後に。
ああ…なるほど\(^o^)/
スッキリした(*^^*)
「ジョンウィック」より楽しめますぞ!
謎解き要素もあるアクションサスペンス
一応警告するけど
陽気なロベルトの物語。
寡黙なプロ
イコライザーは『1』も『2』も楽しく観たので、この『THE FINAL』の公開を楽しみにしていた。連休中を避けて、休み明けに鑑賞。
字幕版で観たけれど、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が「リフト」で客を乗せたという表現がある。これは米国の配車サーヴィスの呼称らしいね。ボストンで「リフト」に乗せた老夫婦が、年金をハッキングで盗まれて困窮していると知ったロバートは、犯人を追及。シチリア島の葡萄園にたどり着いて、犯人グループが覚醒剤密輸にも関与していると知る。戦闘になって犯人グループを瞬殺するが、農園主の孫息子に油断して背中を撃たれてしまう。
命からがらシチリア島からフェリーで脱出して、CIAのエマ・コリンズ(ダコタ・ファニング)に覚醒剤密輸を密告。レンタカーでアマルフィ海岸を逃走するが、そこで気を失ってしまう。
国家憲兵隊のジョルジョ・ボヌッチ(エウジェニオ・マストランドレア)に救助され、美しい港町アルトモンテの町医者エンツォ・アリシオ(レモ・ジローネ)のもとに担ぎ込まれる。ロベルト(ロバート)にいい人間か悪い人間かと尋ねて、「分からない」と返答されたエンツォは、そう答える人間はたいていいい人間だと判断して、ロベルトを匿うことに。
人々に親切にされて傷を癒したロベルトは、アルトモンテを去ろうとするが、気のいい魚屋や正義感あふれるジョルジョがナポリの犯罪組織カモッラに抑圧されているのを目にして、ふたたび立ち上がる――といったストーリー。
このシリーズのいいところは、ロバートが寡黙なところ。『ミッション・インポッシブル』も『1』はそうだったが、シリーズが長引くにつれて、イーサン・ハントのキャラを深掘りしようとして、軽口を叩かせたりするようになった。けれども、プロはそうじゃないよね。
もう1つ気に入っているのが、ロバートが決して国家的陰謀に立ち向かうのではなく、身近な人々を苛む悪を断とうとするところ。ロバートもすべての人々を救うことはできないと承知しているけれど、目に止まった悪は許さないと決意しているんだよ。このあたりは西部劇のテイストに近いかもしれないな(ただそのやり方が徹底していて、『1』ではロシアにまで乗り込んでいってロシア・マフィアの首領を処断しているし、今作でもカモッラの一家を全滅させているけれど)。
ラストでなぜロバートがエマに親切にするのかが明らかになって、『1』『2』とのつながりも鮮明になっている。
原題は『イコライザー3』だから、『4』もありえなくはないな。
シリーズの中で一番分かりやすい
デンゼル・ワシントン主演のシリーズモノで「イコライザー THE FINAL」を見てきました。
本作品の最初の作品から10年が経ち、一番最初の作品にはクロエ・グレース・モレッツが出ていたんだよな・・・
シリーズの中でもお話が一番わかりやすい作品で、また安定してみる事が出来る作品だったかな・・・
前作品、前々作品を見てなくても楽しめる。
敵対するマフィアとの戦いがもう少しあるといいのだが、結構、敵さんあっさりやられてしまうので、ちょっと物足りない・・・
舞台となるイタリアの小さな町がとてもいい感じで、主人公が気に入るのも分かる・・・
しかし、主人公は強すぎ・・・・
弱い面もあるんですが、しかし、強すぎるね・・・・もう少し人間ぽい所も有っても良かったと思うけど・・・
変な恋愛感情もなく、ひたすら硬派なアクションが続きますが、実はほろっとさせられる部分も有って良かった。
本当に最後だったら、主人公が何処に落ち着くのか分からない方が良かったかな・・・・
一瞬ボーン・コレクターかと思ったw
負傷して療養中のアマルフィで引退を考えたロバート・マッコールがマフィアと対峙する話。
シチリアのブドウ園で一暴れしたけれど、油断して転んで大ケガしたマッコールが治療を受けて療養して中巻き起こっていくストーリー。
派手なオープニングに辿り着くまでがちょい長目、そしてこれはこれで圧倒的でスカッと感はあるけれど、ちょい呆気なさも感じる9秒。
ところで何で?は後から説明ですか…。
ストーリー展開は一応練られている感はあるけれど、なんだか回りくどいし、あまりにも善悪がハッキリし過ぎ。
そして見せ場のアクションは何度かあるにはあったけれど、どれも圧倒的過ぎちゃって物足りず。
庶民と主人公の哀しさと思いやりが詰まったお話しは良かったけれど、見せ方がいまいちタルいし。
面白かったけれど、109分でもちょっと長く感じた。
『勧善懲悪』の権化
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