イコライザー THE FINALのレビュー・感想・評価
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極悪人は決して許さない。
マッコールというとても紳士的な人が悪を裁く、外国版必殺仕事人、優しくて親切な市民にはとても優しくて好意的な男だが、その市民を虐げ酷い事をする極悪人は四の五の言わさず決して許さない。マッコールには曖昧さはない。市民に害を及ぼすような害虫のような悪党は、法律に基づいて優しく裁くなどという観念はない。実にはっきりしている。
人を何人も殺すような犯人の生い立ちや将来の人生など心配する必要などない。
そこがまた良いのだ。この映画の悪即斬がまた心地よい。
デンゼル・ワシントンは現在69歳、撮影時は68,7歳だったのだろうが、とても年齢を感じさせない。タイトルからもイコライザーはこれで終わりのようだが、どうやらワシントンの年齢的な衰えから本人が続編は考えてないとの噂もあります。まぁファイナルとは言っても人気映画はその後続けている続編を続けているのはいくらでもありますからね。
できることなら続編を期待したい。
悪役より過剰過ぎる。
イコライザー2から主人公の暴力が過剰になってるようで
まだ今回は悪役がマフィアでそれなりには見れますが
最初に少ししても皆殺しにされるほどの事をしてる場面もなく。
マフィアの弟も暴力や放火、脅し等はありますが誰かを殺害したかな?
相手から手を出させて正当防衛とかでなく先に一気に皆殺しにします。
これだけの主人公の暴力性と釣り合うだけの悪役には見えないので
どうも過剰な暴力が気になる。
もっと悪役を悪くするべき。
物語のきっかけの年金の話も最後に答え合わせ的に唐突に出てきて
最初に年金の話とかも出てきていないのでスッキリしない。
最初のワイナリーって素直に入れてくれなかったからって
年金取戻しに行って皆殺しにしたのかな?
物語は単純だけど完全にはスッキリしない。
ワシントン様健在&久々のダコタ・ファニング
イコライザーシリーズは初回から観ているので大好き。元々ワシントン様とダコタの
マイ・ボディガードが大好きな映画なので、この二人のツーショットは見逃せません。
相変わらず、無敵のワシントン様、いつもの癖でカフェでナプキンを綺麗に折るシーン!
大人になったダコタとの繋がりも良かったです。
ただ大人しく、静かに生きていきたかっただけなのに、大切な人々が苦しめられている。
やっぱり捨て置けないのですよね!
シリーズ3作目にして完結編??(THE FINALとはあるが・・・...
これといって・・・
本作シリーズのファンというわけではなく、何なら前作も観た記憶がない。
ただ予告編で面白そうだったので鑑賞。
おそらく初イコライザーでいきなりファイナルという。
マフィアのボスがやけにあっけなかった。
店を燃やされた魚屋の店主とマフィアのボスの配役を逆にすべきだったのでは?
マフィアの弟がただの街のチンピラ感しかなく微妙だった。そして弱すぎる。
終わり方が〇曜洋画劇場のような感じで、スタッフロールの後に何もなく不完全燃焼。
序盤での「9秒やる」みたいな無双シーンはかっこよかったけど、あそこでもう少し負傷するとかしてほしかった。
主演のデンゼル・ワシントンの心穏やかだが、怒るとヤバい人感は良かった。
必殺仕事人デンゼル ケリつけます
ある時はホームセンター従業員、ある時はタクシー運転手。一見、普通の男。その正体は…
元CIA凄腕エージェント。法で裁けぬ悪人どもに裁きを下す。
彼の名は、ロバート・マッコール!
米版“必殺仕事人”とでも言うべき設定やキャラの面白さ、デンゼル・ワシントンの重厚な演技とキレのあるアクション、アントワン・フークアの手堅い演出が受け、デンゼルの長いキャリアの中でも唯一シリーズ化。
3作目にして、最後の“仕事”。
いつもは何か仕事をしているマッコール。今回はいきなり“仕事”。
イタリアはシチリアでマフィアのワイナリーを奇襲。
何故、彼がイタリアに…? その理由は最後に明かされる。
悪人どもをいつもながら瞬殺するも、その際深手を負ってしまう。
車を走らせている内に意識朦朧に。そこを一人の警官に助けられ、町医者の元に。一命を取り留める。
マッコールがいるのはアマルフィにある田舎町だった。すぐお暇しようとするが、暫く療養する事に。
のどかで美しい町。
助けてくれた警官、命を救ってくれた医者、行きつけになったカフェの店主…善良な人たちばかり。
やがてここに居心地を感じ、“仕事”から足を洗う決意をするまでに。
マッコール、終着の地。戦いに終止符が…。
しかし、ここにもいるのだ。許せぬ悪が。
町を牛耳るマフィア。極悪非道。
苦しめられる町人たち。
マッコールは若きCIAエージェントのエマにある情報を送っていた。その情報を元にエマが追っていたテロ事件。マフィアはそれとも繋がりあり。
マッコールよ、今はまだ戦いを終える時ではない。
君にしか出来ない。許し難き奴らに死を以て制裁を!
デンゼルも70間近。さすがに動き回る大立ち回りではないものの、アクションの一つ一つがパンチの効くほどの重みあり。
話題の一つの僅か9秒での瞬殺。その目にも止まらぬ速さは年齢を全く感じさせず、圧巻の一言。
マッコールが魅力的なのはその人間性。前2作はたった一人の為に。今回は町とそこに住む人々の為に。
見過ごせない。悪を許せない。
そんな彼とて自分自身の在りかたに悩む。
医者が処置をする前、マッコールに聞く。君はいい人間か、悪い人間か。
マッコールは答える。分からない。
それが彼自身を表している。
もし“悪い人間”ならば、自分の行為を肯定するだろう。
幾ら悪に制裁を下すとは言え、法に反する自衛。果たしてこれを正義と言えるのか…? だから、“分からない”。
自分自身では、自分がやっている事が正しきか否か、分からない。
それは周囲が判断してくれる。見てくれる。
例え存在が知られなくても。
誰かが、正義が、我々を救ってくれた。
それを驕りにもしない。
今回町ごと人々を救ったマッコールだが、元々はある一人の為に。
友人…? 知人…? 全くの他人。彼に降りかかった不運を見過ごせなかった。
その件を追う内に、イタリアのワイナリーに。そして今回の戦いに雪崩れ込んだ。乗りかかった船から下りる事など出来なかった。
それが、マッコールという男。
若きエマは何故命を懸けてまでそんな行為をするのか分からない。
が、いずれ彼女も分かる時が来るだろう。
デンゼルと『マイ・ボディガード』以来19年ぶりの共演となるダコタ・ファニングが、マッコールとある関連ある役柄なのも感慨深い。
エマが追っていた件とマッコールのワイナリー奇襲。二つの伏線が回収されるものの、話自体はドストレートな勧善懲悪。
マッコールが強すぎて(余裕すらあり)、極悪マフィア相手でもハラハラドキドキがないのは物足りなさも感じるが、それくらい今回の悪人どもは鬼畜。
バイオレンス描写は結構キツめだが、その分痛快スカッと!
情けは要らぬ。やったれ、マッコール!
邦題は“FINAL”と付けられ一応最終作と言われているが、原題はただの“3”。
この世に悪が蔓延る限り、見過ごせぬ。許せぬ。彼の戦いは続く。
晴らせぬ恨みを晴らし
許せぬ人でなしを消す
いずれも人知れず
仕掛けて仕損じ無し
人呼んで…
必殺仕事請負人、ロバート・マッコール!
もはや彼と互角に渡り合えそうなのは、ドウェインかステイサムか、あの殺し屋アクションか。
是非見てみたいものだ。ロバート・マッコールvsジョン・ウィック!
でも、彼らが闘う理由などないか…。
ただのおバカな妄想故、お許し下さい…。
なぜなのか、深く感動しました。
イコライザーシリーズ、これでラストのようです。
数年前になんとなく見たこのイコライザーが
とても面白く、シリーズ最後も楽しみにしていました。
この手の作品は数多と有り、だいたい正義と悪、
単調な?殺し合いが続くのでだいたいダレるのですが、
それがなぜかは分からないのですが、
今作を見終わった時に、深く感動しました。
それは主人公がとても魅力的であると同時に、
街や人が普通に生活している事が、
いかに素晴らしい日常なのか、
それを何としても守りたい、
という強い想いに共感したからかも知れません。
そして、今の日本も一見平和には見えるけれど、
陳腐な政治の腐敗の数々によって作られてる虚構とそれらを日々感じてしまう苛立ちが、
瞬時にためらいもなく断ち切られて行くさまを見ていると、
途方もない爽快感に襲われます。
もし自分に同じような強さがあったら、このような巨悪を即座に、9秒で倒したい、という気持ちを強く感じます。
何よりデンゼルワシントンの存在感が見事で、
この人が笑顔でいられるような世界であって欲しいと
強く思わせてくれる、不思議な魅力のあるシリーズでした。
本作で終わってしまうのはとても寂しいですが、
見たことのない方は、少し暴力的なシーンもありますが、
素晴らしい作品だと思いますのでオススメ致します。
安らぎがメインテーマ
強すぎおじさん憧れ
アクション以外の大人演出も秀逸で、マッコールキャラが完成される♪
他の人気俳優アクションシリーズとは違い、大人演出で全作外さず終了!
最終章だからと、より過激にひつこくアクションを見せるのではなく、
助けてくれた者・出会った者との触れ合い・信頼をより強く描き、
死をも覚悟した?と思えるシーンを追加する等、
"画"的より、"心情"的に深く描写している点がよい!
いつも通り畳む紙ナプキン、善人の言葉、すれ違う老人の一言、
新鮮魚の選び方、買わされた帽子、等々
本筋とは無関係なパートにスパイスが効いた大人脚本が秀逸。
今作で、ロバート・マッコールというキャラがより好きに♪
そしてラストに嬉しいサプライズまでオマケ!
さて、本当に今作でシリーズ終了か否か。
邦題はFINAL だが、原題は只の「3」
Equalizerとは =イコライズの名詞形で「等しくするもの」だが、
「銃」の俗語でもあるようだ。
自分の理解では、出過ぎた者を打ち消して等しくする=
世の中の不要な悪を消滅させる"究極の殺人職"なのかなと・・。
期待を裏切らず、感動サプライズまであったので、
気分良く★4に♪
劇場鑑賞を逃したのを、激しく後悔・・・。
マッコールには許しがたい悪がつきまとう…
最初から訳がわからなくて、物語に一気に引き込まれた。油断大敵。展開が読めなくなっていった。ファイナルは、アメリカを飛び出して、イタリアの景勝地、アマルフィ。眺めるには美しいが、暮らすには急峻な階段が怖い街。マッコールが静かに暮らそうと思っていたのに、そうはさせてもらえなかった。脚本がよく練られていて、おもしろかった。一見別々の出来事かと思いきや、終盤で繋がっていった。何故、マッコールがイタリアまで行ったのかも、最後に解き明かしてくれた。途中で、医者が言った言葉が耳に残った。なぜ助けてくれたのかと問うた時の答えだ。「いい人か、悪い人か?」とたずねると、いい人は「わからない」と答えると。19年ぶりの共演俳優は、わからなかった。お見それしました。大きくなったね。69歳になっても、やっぱりデンゼルはかっこよかった。続編に出ないデンゼルの唯一のシリーズ作。フークア監督とは5作目のタッグ。スパイク・リーより多いとは…
居場所を見つけた男
お金を受け取らない見栄っ張り
洋画版の必殺仕事人!
5年ぶりという事もあり、復習のため前2作品を鑑賞した上で今作を鑑賞。
今作は、シチリアで負傷し心身ともに限界を迎えた主人公のマッコールは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町で過ごすなか、身内のように温かく接してくれる人々に救われ、この地を安住の地と決める。そんな町にマフィアの魔の手が迫るなか、マッコールは大切な人々を守るため立ち上がるというもの。
全シリーズを通して、マッコールの心の優しさを感じたしアクションシーンは圧巻だった。特にマフィアの家に乗り込み、次々と倒していく姿はまさに日本の時代劇である必殺仕事人のようだった。
マフィアのボスを追い詰めるシーンでは、ある意味ホラーのような感覚になってしまった。
勧善懲悪で容赦ないマッコールの姿にしびれたし、またマフィアが殺された弟の犯人を捜すため人質をとって町に乗り込み、マッコールが「自分が犯人だ」と名乗りを上げたとき、彼を庇うように町の人たちが団結するシーンでは、町の人たちの温かさが表現されていて良かったです。
全シリーズ、スカッとする内容でめちゃくちゃ面白い作品でした。
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