「世にも奇妙な物語」傑作選は、役所広司主演の「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」 34年ぶりに一夜限りの復活放送
2025年10月30日 12:00

1991年に「世にも奇妙な物語」で放送された役所広司主演の「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」が、11月8日午後9時からフジテレビ系で放送される土曜プレミアム「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」で34年ぶりに復活放送されることが決定した。
ストーリーテラーのタモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう「世にも奇妙な物語」。秋の特別編では、35周年の締めくくりとして、新作3本と傑作選1本を放送。新作は、川口春奈主演の「あなた博物館」、伊藤淳史主演の「七階闘争」、山田涼介主演の「止まらなければ生きられないゲーム」の3作が発表されている。
傑作選として過去作から選ばれたのは、役所主演の名作「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」(脚本:君塚良一 演出:落合正幸)。心理スリラー、ホラー、ミステリー、シュールコメディ、SF、ファンタジーなど多彩なジャンルとストーリーが魅力の「世にも奇妙な物語」だが、本作は奇妙で不思議な世界を描きつつも、感動を残す心温まる名作としても人気を得ている。
役所演じる坂口は、郊外に妻(岩崎良美)と娘の3人で暮らす一軒家を購入する。それはちょうど父(河原崎建三)が、東京のはずれに家を買ったのと同じころだった。ある日、父のスケッチブックを見つけると、そこには僕が購入したばかりの家が描かれていた。そして、姉夫婦が昔、実家で使っていた大きなテーブルセットを持ってきてくれるが、そこには父がいつも座っていた席があった。
演出を担当した落合正幸は、「反抗期に、本心ではない事を父にぶつけた主人公。親となった今、父の思いを知る。だが、赦しを乞おうにも父はいない……しかし、この奇妙な世界では、それが叶う。脚本の君塚さんと、自身の親との関係について話し、練った記憶がある。役所広司さんの、何も演じていないように見えて、深い心情を伝える芝居には心を動かされた」とコメントを寄せた。
土曜プレミアム「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」は、11月8日午後9時~11時10分にフジテレビで放送。
「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」の演出を手掛けた落合正幸のコメント全文は、以下の通り。
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