エンジェルフライト 国際霊柩送還士 : 特集

2023年3月13日更新

【絶対に観たい】もしも大切な人が、異国で死んだら…
あの名優が「脚本を読んだだけで涙した」と語った、
知られざるプロ達、生きる希望を描く“極上のヒューマンドラマ”

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大切な人を異国で亡くした――。そんな人々の引き裂かれるような悲しみに向き合い、“最後のさようなら”をしてもらおうと奮闘する人々がいる。

Prime Videoで世界168カ国に独占配信されるAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(3月17日から全6話を一挙配信)は、国際霊柩送還士という“海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて搬送する人たち”をかつてない臨場感で描き出し、生きる希望を与えてくれる極上の感動作です。

主演は日本を代表する俳優・米倉涼子(「ドクターX 外科医・大門未知子」など)。彼女が「脚本を読んだだけで涙した」と語るほど“感情を揺さぶられる”物語……本記事では映画.com編集部が、「良質な映像体験」を求める皆様に、ぜひおすすめしたい今作の魅力を徹底レビューします。

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【予告編】観られるのはPrime Videoだけ!

【「エンジェルフライト」が必見作である3つの理由】
秀逸すぎる物語×豪華俳優&制作陣=心揺さぶるヒューマンドラマ

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まずはレビューの前に、今作のあらすじやキャストなどの基本情報を含め、いかに必見作であるかを力説していきます。


●必見の理由①:“物語”
大切な人が異国で亡くなったら…“「さよなら」を言わせてあげる”ための人間ドラマ
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羽田空港にある“エンジェルハース”。この会社には、クセの強い社員たちが勢ぞろいしています。

シングルマザーの剛腕社長・伊沢那美(米倉涼子)と強面の会長・柏木(遠藤憲一)を中心に、新入社員の凛子(松本穂香)、マニアックすぎる柊(城田優)、チャラい元ヤンの矢野(矢本悠馬)、噂好きなみのり(野呂佳代)、温厚だが得体の知れない田ノ下(徳井優)。

彼らは海外で亡くなった人の遺体を、国境を越えて母国の遺族に送り届けるスペシャリストなのです。これは“遺族に「さよなら」を言わせてあげたい=心の傷を少しでも埋めたい”という一心で奮闘する姿を、愛と涙と笑いで描く感動のエンタテインメント&ヒューマンドラマ――。


●必見の理由②:“職業”
知られざる“国際霊柩送還士”の世界 職業ものとしても革新的で情熱的!
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主なモチーフとなる“国際霊柩送還士”。上述の通り、「海外で亡くなった人の遺体を、国境を越えて遺族に送り届ける」ことが彼らの使命です。

今作は主人公たちが直面するさまざまな現場での困難を1話完結で描き、「大切な人が異国で亡くなる」という“自分の身にも起こり得るけれど、誰も教えてくれない大事なこと”をも映し出す……感動だけでなく、多くの気づきや、実践的な知識をも与えてくれる点が非常に魅力的です。

なんといっても、職業や仕事の知られざる側面を描く“職業もの”は、「仕事への活力をくれる」などと人気を博すジャンル。なかでもひときわユニークな“国際霊柩送還士”なだけに、職業ものとしても革新的な予感が濃厚に漂います。

原作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏による「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫刊) 。エンジェルハースのモデルとなった会社や人物は実在しており、このリアリティが作品への期待感を高めに高めてくれます。


●必見の理由③:“キャスト&制作スタッフ”
期待感しかない米倉涼子×「どうする家康」&「ドクターX」脚本家!
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その名を見るだけで、今作がいかに豪華布陣かが一発でわかるほど! 以下のキャストがエンジェルハースの面々をどう演じるのか、さらにワクワクが読まりません。

・米倉涼子(社長)

・松本穂香(新入社員)

・城田優(遺体処置担当)

・矢本悠馬(若手社員)

・野呂佳代(手続き担当)

・徳井優(運転手)

・遠藤憲一(会長)

主演の米倉涼子は、今作では俳優人生で最も短いヘアスタイルに。エンジェルハース社長の伊沢那美に扮し、人並外れた情の深さと持ち前のパワーで周囲の人々を巻き込みながら、「必ずご遺体とご遺族に最後のお別れをさせてあげる!」と信念を貫き通します。

ほかNHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる松本穂香が、新入社員・高木凛子役に。すでに転職を3度繰り返し、仕事にやりがいを見いだせないなか、パワフルな那美に振り回されながらも、片腕的存在として成長していく重要な役どころを担っています。
 さらに、エンジェルハースのメンバー以外にも……

・織山尚大(那美の息子役:少年忍者/ジャニーズJr.)

・鎌田英怜奈(那美の娘役)

・草刈民代(凛子の母役)

・向井理(那美の恋人役)

・杉本哲太(第1話の遺族)

・筒井真理子(第2話の遺族)

etc…

これだけの「観たい俳優」がズラリ勢ぞろいしているだけに、画面を隅から隅まで注視したくなってきます。

また脚本・演出も豪華で、日本の映画・ドラマ界を牽引する3人が強力タッグ! 脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「コンフィデンスマンJP」シリーズ、NHK大河ドラマ「どうする家康」の古沢良太と、「ドクターX 外科医・大門未知子」「緊急取調室」シリーズなどの香坂隆史、監督・演出は「ハゲタカ」「スニッファー 嗅覚捜査官」「外事警察」などNHKの社会派ドラマを多く手掛けてきた堀切園健太郎が担当し、入魂の一作を創出しました。


●Prime Video“本気”のオリジナル作品が世界168カ国に同時配信、お観逃しなく!

そう、今作はあのPrime Videoが渾身の力を込めておくるオリジナルドラマ。海外が舞台となるエピソードが含まれるだけに、大規模な海外ロケも敢行し、さらに日本のみならず世界168カ国に同時配信されるなど、スケール感も迫真そのものです!

以上、今作が必見である理由を述べてきました。では、実際に鑑賞するとどうなるのでしょうか? 鑑賞レビューをみていきましょう。

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【実際に観た】目頭がはっきりと熱くなるのを感じた…
“心揺さぶられたい時”に、自信をもっておすすめする渾身作


映画.com編集部の“感動作に目がない編集部員”による感想をお届け! 「猛烈にこみ上げるものを感じた」とのことなので、ちょっとでも今作を気になっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


【筆者紹介】

編集部員A(30代前半・男性)…仕事柄、年に200本ほど映画を観る。ジャンルは特にヒューマンドラマやサスペンスが好きで、“感動作”を優先して観ていくスタイル。最近よかった作品は「タイタニック」(3Dリマスター版)。ドラマはリアルタイムではあまり観ないが、「ドクターX」「緊急取調室」など話題かつ骨太のドラマはチェックする。


★こんな米倉涼子を、こんなキャスト陣で観たかった! 思わず心躍るほど“演技がいい”!
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編集部員A:心ゆくまで満足する映像体験で、「観てよかったなあ」と素直に思えた一作。真っ先に「素晴らしい!!」と心を奪われたのは、主人公・那美役の“米倉涼子”でした。

まず那美の初登場シーンから破天荒でとにかくパワフル。会社社長というよりは任侠といったほうが近く、新入社員に「ご遺体落としたら給料なしだぞ」と怒声を飛ばす、周囲を振り回しまくる! まるで台風のようなエネルギーが、毎話、スタートから終わりまで続くのです。これは笑う。

しかし、あくまでも那美は一流の国際霊柩送還士です。どこまでもプロフェッショナルであり、“人の痛み”に誰よりも敏感。海難事故で人相もわからぬほど膨れ上がった遺体に「おじいちゃん、えらい目にあったねー。すぐにきれいにしてあげるからね」とほほ笑みかける姿を観て、胸が一気に沸騰するのを感じました。

そんな「まさにこんな彼女を観たかった!」と絶賛級の米倉涼子と、エンジェルハースの曲者役で豪華な面々が共演するのですが、彼女らの掛け合いがもう本当に面白くて、鑑賞後に何度も思い返してニヤニヤしてしまいます。

特に遠藤憲一扮する“会長”がよく、見た目も言動もほぼヤクザ、でもデリカシーがなさすぎてイマドキの若者との接し方がわからないおじさん、という役どころ。会長が新入社員の凛子(松本穂香)から「それ、セクハラですよ」と虫を見るような目を向けられるシーンは、普通に爆笑させられてしまいました。

まさにこんなメンバーの会話劇が観たかった、ずっと観ていられる! 鑑賞後はきっとわかってもらえると思いますが、筆者は日常会話で「なんて?」が口癖になったりしました。影響力大。


★なぜ感動したのか? 主人公たちの“頑張り”が、胸をアツくさせたから…
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那美たちエンジェルハースの面々は、各話で困難に直面します。たとえば第1話では、フィリピンで若い男性が亡くなりますが、日本の遺族が「遺体はいらない」と拒否。そして第2話ではアフリカでテロが起き、複数人の日本人が巻き込まれてしまいます……。

しかし、どんな状況であろうとも、那美たちは全力を尽くします。ときに遺族から罵声を浴びようとも、人々の心に寄り添い、悲しみを共有しながら、遺体を遺族のもとに届けるため奮闘していきます。

なぜ彼女らはこんなに頑張るのでしょうか? それは、突然の別れゆえ「さよなら」ができなかった人々に、せめて最後の「さよなら」をさせてあげるため――引き裂かれるほどの悲しみの淵でも、やがて前を向いて歩けるような、そんなきっかけのひとつになるために、彼女たちは命をかけるのです。

今作は、そうしたプロフェッショナリズムを通じて、“人の心の柔らかい部分”に触れられる物語なのです。各話のクライマックスが近づくにつれ、筆者は目頭がはっきりと熱くなるのをひしひしと感じていました。

また、細かいですが第2話で注目してもらいたいシーンがあります。テロ事件の後、床に安置されている遺体を那美らが調べますが、那美は遺体の頭の周囲を歩きません。こうした細かいところに敬意やプロの姿勢が見え隠れし、物語に強烈なリアリティを付与しているのです。


★描かれる事件が“タイムリーすぎ”で驚く! まさに“今、観てほしい”重要作
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キャラクターの良さと、物語の感動。これに加え、“今の時代を的確に反映したテーマ”も盛り込まれており、期待をはるかに超える満足感を筆者に与えてくれました。

特に劇中で起こる事件やモチーフがとてもタイムリーで驚かされます。ネタバレを避けるため詳述しませんが、鑑賞すればきっと「まさに今、観るべき作品だ」と共感してくれると思います。

もうひとつ、注目してほしいのは凛子(松本穂香)です。若くして3度も転職している彼女が、エンジェルハースでいやいや仕事をしながらも、関わる人たちの思いを知り、次第にやりがいを見出していく過程が、涙腺を刺激してくるのです。

明日の仕事への活力や情熱をもらえ、さらに映画ばりの海外ロケや、目が覚めるほどの高精細な映像も印象深く……一体、いくつ推しポイントがあるんだ?と驚きながら、各話に飲みこまれるように視聴を続けていきました。


★良質ドラマの条件=“各話の結末の驚き”も! 連続視聴&寝不足は不可避
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そう、今作は一挙全6話配信のため、連続視聴が止まりません。各話のラストに“次のエピソードが気になる仕掛け”がしっかり用意されているからです。

たとえば1話のラストからは、那美が国際霊柩送還士に情熱を傾ける理由が、どうやら過去にあると示唆するヒントが盛り込まれています。2話、3話と同様に仕掛けがあり、気になる謎を「きっとこうかもしれない」と推理しつつ連続視聴、結果、まんまと寝不足になりました。幸せな寝不足でした。

また、やはり国際霊柩送還という特殊な仕事を扱う“職業もの”としての面白さも随一! ご遺体が木の箱に入れられ、ほかの荷物とともに羽田空港へ運び込まれたり、損壊の激しい遺体を修復する作業があったりと、初めて触れるシーンの多いこと……例えるなら「おくりびと」×「ドクターX」(主演・米倉涼子も加味して)。きっと、いろんな角度からあなたを夢中にさせてくれるはずです。


【まとめ】感情が揺さぶられ、それでいて前向きな
気持ちにもなれる…Prime Videoならではの高クオリティドラマだった!
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米倉涼子とクセのあるチーム。プロフェッショナルたちの知られざる奮闘。今観るべきテーマ性。連続視聴が止まらない仕掛け。

Prime Videoが本気を注いだ今作は、映画.com編集部員も自信をもっておすすめできる入魂の感動作でした。感情が大きく揺さぶられ、それでも最後には、大輪の花が咲いたように希望の思いが胸に宿る……そんな映像体験が、Prime Videoであなたを待っています。ぜひともご覧ください!

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