ハリソン・フォード、トランプ大統領を「史上最悪の犯罪者」と痛烈批判
2025年11月3日 12:00
Photo by Karwai Tang/WireImage/Getty Imagesハリソン・フォードが、ドナルド・トランプ米大統領の気候変動対策への攻撃を「本当に恐ろしい」と表現し、米大統領を「史上最悪の犯罪者の一人」と痛烈に批判したと、英ガーディアン紙が報じた。
「エアフォース・ワン」(1997)で理想的な大統領像を演じたフォードは、現実の大統領については厳しい評価を下している。「彼には政策がない。あるのは気まぐれだけだ。無知、傲慢、嘘、背信行為——本当に怖い」と語り、「彼は真実を知っているが、既得権益の道具となり、世界が地獄に向かうなかで金を稼いでいる」と非難した。
トランプ大統領は2期目に入り、気候・大気保護規制を解体し、クリーンエネルギープロジェクトを停止。石油・ガス会社に「drill, baby, drill(掘って、掘って、掘りまくれ)」と化石燃料の採掘を促し、数百人の科学者を解雇した。さらに政府内で「気候変動」や「排出」という言葉の使用を禁止し、米国を再びパリ協定から離脱させている。
トランプは先月、国連で「気候変動は史上最大の詐欺だ」と演説。「このグリーン詐欺から抜け出さなければ、あなたの国は失敗する。偉大さを取り戻すには、強固な国境と伝統的なエネルギー源が必要だ」と主張した。
30年間にわたり環境保護を訴えてきたフォードは、「気候変動について我々が言ってきたことは、すべて現実になった。なぜそれでも人々は行動を変えないのか。それは既得権益が根深いからだ」と警告を発した。それでもフォードは希望を捨てていない。「彼は支持を失いつつある。なぜなら彼の言うことはすべて嘘だからだ」。そして人類の適応力と発明力への信頼を表明し、「問題に集中すれば、たいていの場合、我々は解決できる」と語った。
PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ