劇場公開日 2025年6月6日 PROMOTION

テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ : 特集

2025年6月2日更新

【誰か止めて!ガチギレ暴走おばあちゃん制御不能】
“おばぁ”を舐めるなよ⁉オレオレ詐欺師へ自ら鉄拳制裁
「ジョン・ウィック」「ビーキーパー」「M:I」が好きな
らば、迷わず本作を推す【辛口批評サイト98%高評価】

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おばあちゃん版「ジョン・ウィック」!?


おばあちゃん版「ビーキーパー」!?


おばあちゃん版「ミッション:インポッシブル」!?


こんな作品があったら、絶対に観たくないですか?


あるんです!!!!!


6月6日(金)公開の「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」は、まさに“そんな感じ”の作品です!

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オレオレ詐欺に遭ったおばあちゃん(93歳)が、マグナム銃片手に犯人を追いかけ、大金を取り戻そうとします。おばあちゃんだからって舐めていると危険。助けてください、暴走が全然、本当に全然止まりません……!

そして何よりヤバいのが、この映画“おばあちゃんがリベンジする映画”だけじゃないんです! 実はとっても前向きで、これからの人生が数倍も楽しくなるような明るいメッセージが詰まっていて……。

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タイトルを挙げたアクション映画が好きなら全力でおすすめ! おばあちゃんのヤバさとこの映画のヤバさ(どちらも超いい意味です、念のため)、聞いていってください!


【予告編】おばあちゃん版ミッションインポッシブル!?

【おばあちゃん、特殊詐欺師をぶっ潰す】
銃と真っ赤なスクーターを“借りパク”し人生の大冒険へ

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主人公はテルマ、93歳。もともとはよくいる“優しそうなおばあちゃん”です。しかし、あることをきっかけに“ガチギレ暴走おばあちゃん”スイッチが入っていきます。


【いやどんな映画!?】テルマ93歳。詐欺被害で落ち込んだけれど、負けない! 「M:I」「ジョン・ウィック」「ビーキーパー」が好きならきっと好き、おばあちゃんの暴走が面白すぎる“スロー・アクション・コメディ”
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電話で仲良しの孫・ダニエルが逮捕されたと聞き、1万ドルの保釈金を送るように指示されたテルマは、典型的“オレオレ詐欺”に引っかかってしまいます。しかし、テルマはヘコたれません!

新聞に載っていたトム・クルーズの写真と「ミッションはポッシブル(可能)」という見出しに背中を押され、犯人から大金を取り戻すことを決意します。「え、おばあちゃん自ら!?」と驚きますが、すぐに納得。そう、アクション映画好きなら誰でも知っているでしょう――不可能を可能にしてきたトム・クルーズの姿は、全人類を奮い立たせることができるってことを!

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公開のかなり前から日本のXでも「93歳のおばあちゃんリベンジ・アクション映画」「面白そうすぎる」などと話題になっていたので、これを読むユーザーの中にはすでに本作を知っている人もいたのでは?

そんな本作のジャンルは、初耳のスロー・アクション・コメディ。テルマをはじめ、登場人物のほとんどが素早く動けません。それなのに、「ジョン・ウィック」「ビーキーパー」などの映画に近い、自ら犯人にリベンジしに行く系であり(最高!)、相手をナメてたら大変なことになってしまう“ナーメテーター映画”が好きな人も楽しめる感じです(最高!)。

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★テルマ“おばあ”のここがヤバい

このおばあちゃんがヤバいヤバいと言ってきましたが、何がヤバいって、犯人相手にやることが“おばあちゃんの主人公”がやっていいことじゃないからです。以下、危険な行動一覧です。

・普段は穏やかで“絵に描いたような優しいおばあちゃん”

・しかしスイッチが入ると…助けてください、この人止まりません!!

・老人ホームへ侵入し、旧友の赤い電動スクーターを借りパク

・「頭文字D」ばりのドリフトで逃走

・追いかけてきた家族からも逃げる、逃げる

・友人宅に押しかけて、バカでかいマグナム銃を借りパク

・地獄の果てまで追いかける勢いで、犯人を猛追――どうなる、結末!?


【鉄板の“名作”認定】なんと…あの“辛口サイト”で98%の超絶高評価!! ほんわか映画? いやいや、ナメてると痛い目見るよ あとまさかの“実話”を基にした物語です
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映画としての評価の高さも、ナメてたらいかんぜよ!

アメリカの辛口映画批評サイト「RottenTomatoes」では、なんと批評家スコア98%の超高評価!(※5月1日時点)。

目の肥えた批評家たちを唸らせた本作は、ダニエル・シャイナート監督(「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」)やポール・フェイグ監督(「シンプル・フェイバー」)ら映画人たちが2024年のお気に入り作品として名前を挙げていました。

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ここで驚きの情報を一つ。本作、実話から発想した物語なんです!脚本も手掛けたジョシュ・マーゴリン監督のおばあさんが、実際に詐欺の電話に騙され、監督の“保釈金”を振り込みそうになったとのこと。

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ストーリーは現実離れしつつ、扱っているのはオレオレ詐欺や高齢化社会。実話から発想されたからこそ、私たちにとっても身近な問題が描かれ、より共感度が高まっていきます。

【このおばあちゃんがアクション映画の名セリフを言うだけの動画、おもしろかったので置いときます】

【レビュー】祖母に電話したくなる映画No.1が決定!
過激だけじゃない!笑って泣いて大切な事を知る重要作

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ここからは、映画.com編集部員が実際に本編を観た感想をお届けします。

鑑賞して驚きました。設定が面白いだけじゃなく、誰しもに迫りくる“老い”をテーマにした、めちゃめちゃ共感できる&重要な作品だったからです!


●試写室が揺れるくらいみんな笑った 老いることが楽しみへと変化する、嬉しい映画体験
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いきなり個人的なことですが、もうそろそろ人間ドックがあります。毎回結果を見るのが怖いし、30代になってから体力が衰えていくのを日々実感しています。何か新しいことにチャレンジしたいけれど、「せめてあと10歳若かったらな~」なんて年齢を理由に諦めることも増えました。

そんな時に観たのが本作です。

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マスコミ試写では珍しいことですが、鑑賞中に試写室で何度も何度も爆笑が起こったんです! テルマが友人から銃を拝借しようとするシーン、家族から逃亡しているのにSNSに写真を誤爆した結果、居場所がバレるシーン、犯人とのやり取り。クスクスとした笑いから、席が揺れるほどのどかーんと大きな爆笑まで、数々の映画を観てきた“プロ”たちが大笑いしていたのです。

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笑いのシーンは毒もあっておしゃれ。気付いたら私も大きく口を開けて笑っていました。

それでいて、「テルマは年齢で言い訳せず行動し続けているのに、私は……」と反省し、自分がテルマと同じ年齢になったとき、一体どんなおばあちゃんになっているんだろうと想像して、少しワクワクするようになっていました。


●孫ダニエルの成長物語も胸アツ かなりダメダメなのに超いい奴なんです(涙)
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テルマの行動力と周囲を感化していくような生き方は、本作の大きな魅力の一つ。テルマの孫・ダニエルも、テルマによってだんだん変化していくうちの一人です。

仕事や恋人との交際がうまくいかず、運転免許の更新すらうまくできない。両親からも「この子ったら……」みたいに信用されていない“ダメダメ”なダニエルですが、テルマにパソコンの使い方を教えたり、面倒をみたり、心優しい超いい奴なんです。

メイキングショット。みんな仲良し!
メイキングショット。みんな仲良し!

そんなダニエルが、“うまくできないこと”の多い自分を認めて前に進もうとする姿は、心の中で「頑張れ」と応援したくなりますし、どうしようもなく胸がアツくなって、涙がこぼれそうで……ダニエルが終盤にみせるその姿が、私自身の人生観にちょっとした変化をもたらしてくれました。だから映画っていいんですよね!

テルマがトム・クルーズから勇気をもらったように、テルマやダニエルから“希望”というポジティブなお土産をもらえる。そんな超良作だと思いました。


●鑑賞後、祖母に電話したくなる映画No.1に決定 エンドロールがまた泣ける…
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ほかに鑑賞した同僚と話していると、「祖母に電話してくなりました」という感想が上がりました。わかります~、実は私もなんです! きっと、他の人もそれぞれの“おばあちゃん”が頭に浮かんだはず。個人的に、鑑賞後、祖母に電話したくなる映画No.1だと思います。

どうしてもテルマと自分の祖母と重ねてしまうので、ケガしないことを必死に願っていました。かわいらしい笑顔が映るとなんだかほんわかするんですよね。

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おばあちゃん元気かな。最近は会う機会が少なくなったけれど、電話して「こんな素敵な映画観たよ」って話してみようと思います。

そして、最後に大事なお知らせです。本作はエンドロールも超いいです! じんわり沁みる“ある映像”が流れてくるのですが、これがまた泣けるったらもう……。その詳細は、ご自分の目でご確認を。きっと笑顔で劇場を出るはずです!


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