妻夫木聡、日曜劇場に主演! 塚原あゆ子監督と競馬の世界を舞台に壮大なストーリーを紡ぐ「ザ・ロイヤルファミリー」
2025年8月5日 11:00

妻夫木聡が、10月期にTBSの日曜劇場枠(毎週日曜午後9時)で放送される「ザ・ロイヤルファミリー」に主演することがわかった。ヒットメーカーの塚原あゆ子監督とタッグを組み、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語を描く。
原作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞も受賞した早見和真氏の同名小説(新潮文庫刊)。早見氏の作品は、エンタテインメント性の高さから「笑うマトリョーシカ」をはじめ、いくつもの作品がドラマ化、映画化されてきた。
©早見和真/新潮社演出は、ドラマ「下剋上球児」(23)や「海に眠るダイヤモンド」(24)、映画「ラストマイル」「グランメゾン・パリ」(ともに24)、「ファーストキス 1ST KISS」(25)など数々の名作を世に送り出してきた塚原監督が担当。JRAが全面協力することも決定し、実際の競馬場で撮影される迫力満点の映像にも期待が高まる。
©TBSスパークル/TBSNHK連続テレビ小説「あんぱん」での好演が話題を呼び、9月19日には主演映画「宝島」の公開も控える妻夫木が挑むのは、大手税理士法人に勤める税理士・栗須栄治(くりす・えいじ)役。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須は、将来父と一緒に働くことを夢見て大手税理士法人に就職し、仕事の幅を広げていた。しかし、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまう。そんな中、馬主である山王耕造(さんのう・こうぞう)との出会いにより、突然止まってしまった人生が大きく動き出す。
妻夫木は、「原作者の早見さんとはもともと仲良くさせていただいていて、早見さんからも『ぜひこの栗須という役を演じてほしい』と言っていただき、必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なので、とても嬉しかったです」と喜びを語り、「きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると、僕は確信しています」と自信をのぞかせた。
日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」は、10月よりTBSで毎週日曜午後9時から放送。妻夫木と制作陣のコメントは以下の通り。
先行きの見えない不安や、生きづらさを抱える方たちが多いと言われる昨今、「夢」を思い描いたり、語ることさえも難しくなっていると感じています。
恥ずかしがらずに「夢」を語れる、そんなきっかけになるようなドラマを日曜日の夜にお届けします。
原作の持つ壮大な世界観をどう表現できるのか、スタッフ一同、頭を悩ませていますが、
競馬関係者の皆様のご協力を支えに、美しい北海道の風景と新しい映像体験を全力で目指していきます。
2025年秋、是非、ご覧ください!
とんでもない脚本ができています。
心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています。
「楽しみにしています」と放り投げるつもりはありません。
僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたいと思っています。
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