美味しすぎて食べることを止められない…復讐か?愛か?タイの異色美食スリラー コンペティション作品「死のキッチン」囲み取材【第38回東京国際映画祭】
2025年11月1日 09:00

タイ映画界を代表する人気監督の最新作は、美味しい料理を作る女性シェフが主人公の異色の復讐劇だ。コンペティション作品「死のキッチン」のペンエーグ・ラッタナルアーン監督、俳優のベラ・ブンセーンに話を聞いた。
©185 Films地方のムスリム社会から追放され、ひとりで都会に出てきたサオは、得意な調理の技術を生かし、バンコクの高級レストランのシェフとして充実した日々を送っていた。そのサオの前に、過去にサオの心身を傷つけた男が現れる。サオは自分のことを認識していない男に接近し、料理の技術を用いて復讐することを企てる……。
私はダークなアイデアが好きなので、毒を用いずに殺害するには、どんな方法があるのか……と考えます。私の友人のシェフは、本当の毒を使ったから彼女は逮捕されてしまったけれど、私たちにとっての美味しいものが、毒のようなもので体に良いものばかりではないと、教えてくれたのです。
(C)2025TIFF
(C)2025TIFF第38回東京国際映画祭は11月5日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。チケットは公式HPオンラインチケットサイトで発売中。
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