【第91回アカデミー賞】作品賞は賞レース牽引した「グリーンブック」の手に!
2019年2月25日 13:14

[映画.com ニュース]第91回アカデミー賞の授賞式が2月24日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、オスカー戦線を牽引してきたピーター・ファレリー監督作「グリーンブック」が作品賞の栄冠を勝ち取った。
本命視されてきた「グリーンブック」が、アカデミー賞作品賞を制した。1月に開催された第76回ゴールデングローブ賞では、最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)、最優秀助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、最優秀脚本賞の3冠を達成していた。アカデミー賞レースの前しょう戦として注目される第43回トロント国際映画祭では観客賞を戴冠。米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(作品賞)に加え、第30回全米製作者組合賞(PGA)でも作品賞を受賞している。
初のオスカー像を手にしたピーター・ファレリー監督は、「ありがとうございます。この物語はまさに愛の物語です。いろんな違いがあってもお互いに愛し合うことです。言いたいのは、我々は皆同じ人間だということです。そして、ビゴ・モーテンセンなしにはこの映画は存在しませんでした。この映画自体、今日受賞した賞の数々、これらはビゴのおかげなんです」と、作品のテーマを語り、主演のビゴ・モーテンセンを称えた。
映画は、人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ジャズピアニストが、前途多難なたびを通じて深い絆で結ばれていくさまを描いている。粗野で無教養ながら人間的な魅力をもつ用心棒トニー・リップをビゴ・モーテンセン、ピアニストのドクター・シャーリーをオスカー俳優のアリが演じ、アリは今回のアカデミー賞で助演男優賞を受賞した。
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