コラム:リロの韓国パラダイス - 第5回
2010年9月28日更新
第5回:2PMのテギョンも出演!号泣必至の「シンデレラのお姉さん」
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韓国ドラマは、ドラマのストーリー性に深みをもたらすOST(劇中で流れるドラマのサントラ)も特徴。OSTには多くのアーティストが参加していて、「シンデレラのお姉さん」は前回コラム内で紹介したSuper Juniorのメンバー、イェソンの楽曲がさらに視聴者を泣かせてくれます。8月に日本で行われたSuper Junior K.R.Yのコンサートでもイェソンが歌う「君じゃなきゃダメなんだ」が披露されました。マイクをお客さんに向けて一緒に歌うというパフォーマンスをしてくれたにもかかわらず、当時この曲を知らなかった私……。もったいないことをしました……。
そんなイェソンがインタビューでドラマ一番の名シーンだと答えたのは、ギフンが初めてウンジョの名前を呼び、心のなかで「ウンジョと呼んだ」と何度も唱えるシーン。この作品に出てくるたくさんの名セリフの中でも特に印象的です。また、ギフンが突然姿を消し、どうしていいか分からなくなったウンジョが何度も何度も自分の名前を呼ぶ場面の、「あの人の名前を呼んだことがなくて――カッコウが“カッコウ”と鳴くように、ツクツクボウシが”ツクツクボウシ”と鳴くように、自分の名前を呼びながら泣いた」というセリフ。こんなにもロマンチックでせつなくて心に響くセリフは、日本のドラマにはなかなか出てこない、いや、見たことないです。
ただ、本当に涙がぼろぼろ出る作品なので、目がはれないように気をつけてくださいね。そして眉間のしわも。私はついついウンジョのしかめっ面がうつり、気付けば眉間にしわをよせてドラマを見ていました(笑)。そんなウンジョが、とあるKPOPアーティストの有名な振り付けを踊るシーンもあるのでお楽しみに。
「シンデレラのお姉さん」は10月5日からフジテレビ韓流αで放送されます! 11月2日からDVDレンタルがスタート、12月1日にはDVDボックスが発売されます。ぜひ、せつなくてたまらないシンデレラストーリーで「韓流の秋」をお過ごしください。それではまた次回お会いしましょう! アンニョン☆