コラム:LiLiCoのHappy eiga ダイニング - 第1回

LiLiCoのHappy eiga ダイニング

第1回:私の今年の目標は黒木メイサになること……だった 対談ゲスト:黒木メイサ

>>前のページから続く

■何でもぶちまけられる友だちの存在が大きい(メイサ)

リリコ:この連載では、ゲストの皆さんに共通した質問をお答えいただこうと考えているんです。今までで最も好きな映画って何ですか?

メイサ:物心がついてから初めて洋画っていうものに感動したのが、ブラッド・レンフロ主演の「マイ・フレンド・フォーエバー」ですね。姉の影響で見たんですが、すごく素敵な映画だったな。小学生のころに見て以来、もう4~5回は見ていますね。

リリコ:人に言われて好きな言葉、人生のモットーはありますか? それが明日、5年後に変わっていてもいいと思う。人って成長するものだから。

メイサ:私、物事を雰囲気で覚えるタイプで、まともに言葉が出てこないんです。でも、幸せなことも辛いことも全部自分で選んでつかみに行っていると思うんです。たくさんの人に支えられていますけれど、自分で歩いているって考えるようにしています。結果的にすべて自分に返ってくるものだと思いますから。

リリコ:結構悩んだりするタイプなんじゃないですか? そういうときに脱出するための手段ってあります?

メイサ:そうなんですよ。こう見えて意外と悩むんです。サバサバしているとか強いとか言われますけれど、はまったらどっぷりと浸かっちゃったり、引きこもったりしますし。色々な人に話ができるタイプではないので、何でもぶちまけられる友だちの存在が大きいですね。わがままな自分を出せる相手がいるっていうのが、今の私にとっては支えなのかな。

■日本人ってこんなにキレイなんだと思わせたい(リリコ)

リリコ:友達は本当に大事ですよね。ほかに宝物ってありますか? いつも持ち歩いていたり、部屋においてあったりするものの中で。

メイサ:人からもらったものを捨てられないんです。15歳くらいのときに舞台をやっていたとき、ホームシックになった私を見かねた先輩たちが、稽古を抜け出してゲームセンターに連れて行ってくれて……そのときにUFOキャッチャーで取ってくれた人形とか、捨てられるわけがない。それを毎日見ているだけで元気が出るんですよね。

リリコ:海外に進出したりとかは考えていないですか? アメリカで女優とか。

メイサ:英語がペラペラではないから。今、勉強しているんですけどね。そこをゴールとか目標にしているわけではないんだけれど、何か新しいことに挑戦したいっていう思いはすごくありますし、行ってみたいという気持ちはありますね。

リリコ:日本人ってこんなにキレイなんだって思わせたいんですよ。インタビューとかで頻繁に海外に行きますけど、私をベースに「これが日本人だ!」って思っている人が多いんですよ。英語は後からついてくるものだから、生きた英語を学びたかったら声をかけてね。酔った私を運ぶ羽目になるかもしれないけれど(笑)

筆者紹介

LiLiCoのコラム

LiLiCo(リリコ)。1970年11月16日、スウェーデン・ストックホルム生まれ。18歳で来日し、1989年に芸能界デビュー。2001年からTBS「王様のブランチ」に映画コメンテーターとしてレギュラー出演中。映画俳優へのインタビューをはじめ、「レイトン教授と永遠の歌姫」「シャーロットのおくりもの」などでの声優業、トークイベント、ナレーション、雑誌エッセイなど幅広く活躍している。