コラム:Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー - 第31回

Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー

【vol.31】キアヌ・リーブス、めっちゃイイやつ!大スターなのに庶民的、そんな素顔に迫る

マトリックス」3部作で一世を風びしたアクションスター、キアヌ・リーブス。来日すれば「ラーメン目当て?」な~んていじられちゃう“ゆるキャラ”ですが、ハリウッドきってのナイスガイとしても有名ですね。今回は、大スターなのに庶民的なイイ人キアヌの「ここがスゴい」に迫ります!

その1:悲しい過去を乗り越えてきた

ベンチでサンドイッチをほおばる“ぼっち姿”があまりに哀れだったため、ネット上で「サッド・キアヌ」現象を巻き起こしたキアヌ。ファンたちがつい応援したくなったのは、彼の悲しい過去を思い出したからかもしれません。3歳の頃、父親は家族を捨てて出て行ってしまい生き別れの状態に。さらに、実妹であり、大の親友でもあったキムさんが白血病に倒れました。キアヌはキムさんの看病をすべて引き受けただけでなく、研究施設や病院に寄付金を送るなど、献身的に闘病生活をサポート。聞いただけで泣けてきちゃいます。

キアヌの子どもを宿していた恋人のジェニファー・サイムさん
キアヌの子どもを宿していた恋人のジェニファー・サイムさん

悲しいかな、キアヌが経験した悲劇はこれだけじゃないんです。「マイ・プライベート・アイダホ」の共演者で親友だったリバー・フェニックスは23歳の若さで他界。1999年には恋人のジェニファー・サイムさんが、妊娠8カ月で流産。それから1年半後、今度はジェニファーさんが自動車事故に遭って帰らぬ人となってしまったのです。そんなつらいサヨナラをいくつも乗り越えてきた不屈の精神が、世界中の人たちをひきつけているのかも。

その2:人を見た目や職業で判断しない

数ある“キアヌ伝説”のなかでも強烈なのが、ホームレスと友だちになったというエピソード。キャリアが上り調子だった1997年、ウェストハリウッドの道端でホームレスの男性と仲よくタバコを吸ったり、酒を回し飲みしたりする様子がパパラッチされました。いくら人を見た目や職業で判断しないように心がけても、おいそれと真似できる行動じゃないですよね。そして昨年、ネット掲示板RedditのAMA(Ask Me Anything/何か質問ある?)に登場した時は、「チョコレートミルクは好き?」なんて些細な質問にも、「好きだよ。でも冷たくないとダメだ。絶対に冷たくないとね」とマジメに回答。気さくでウィットに富んだ神対応は、ぜひとも見習いたい!

その3:お金に対する執着心ゼロ

ボロボロの靴をガムテープでぐるぐる巻きにして履き続けるほど、リュクスな生活とは無縁なキアヌ。「いままでに稼いだ分で、数百年は生きていける」なんて言ったのに、倹約しすぎです(笑)。だからといってケチじゃないのがミソ。「マトリックス」3部作のスタントチーム全員にハーレー・ダビッドソンのバイクをプレゼントしたなんて、本当に太っ腹。ここで「たんまり稼いでいるんだから、それくらいはねぇ」とか言っちゃダメですよ。「ディアボロス 悪魔の扉」ではアル・パチーノに、「リプレイスメント」ではジーン・ハックマンに出演してもらうため、キアヌは自分のギャラを大幅に減額したんです。お金に対する執着心がないのは、心が豊かな証拠でしょうね。

その4:自己顕示欲もゼロ
激太りでも実に堂々
激太りでも実に堂々

有名人ならどこでも顔パスなんでしょ?と思いきや、キアヌはニューヨークのクラブに入るのに20分も雨の中で待っていたそう。しかも、ただ遊びに行ったわけじゃなくて、主演作「Daughter of God(原題)」の打ち上げパーティだったんです。クラブのオーナーも、「全然知らなかった。名乗ろうともしなかったんだ」とキアヌの自己顕示欲のなさにビックリ。特権をひけらかさない謙虚さ&雨の中じっと耐え忍ぶ我慢強さは、やっぱり仏教の影響なの?

まだまだあります、キアヌのここがスゴい。次のページで、後編をチェック!>>

筆者紹介

映画.com編集部のコラム

政氏裕香(まさうじゆか)。アメコミ系やジャンル系映画を中心に美男美女探しに夢中。最近にやけ顔がとまらないのは、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメと「ブラックパンサー」のマイケル・B・ジョーダン。

 飯田沙野(いいださや)。映画と海外ドラマ漬けの日々を送る映画.com編集部員。コテコテの恋愛映画を愛する絶望的なロマンティスト。