ケネス・ブラナー主演＆監督「ナイル殺人事件」10月23日公開　ガル・ギャドット、アーミー・ハマーら豪華共演

(C)2020 20th Century Studios. All rights reserved

［映画.com ニュース］　“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作を映画化する「ナイル殺人事件（仮題）」が、「ナイル殺人事件」の邦題で、10月23日に公開することがわかった。ケネス・ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロ役での主演と監督を兼任しているほか、ガル・ギャドット、アーミー・ハマー、アネット・ベニングら豪華キャストが結集した。

世界的な人気を誇るミステリー作家・クリスティが生涯を通して書き続け、時代を超えて愛される「名探偵ポアロ」シリーズ。クリスティ自身が「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称する「ナイルに死す」が、彼女の生誕130周年と「名探偵ポアロ」シリーズ出版100周年という記念すべき年に映画化される。

ポアロが難事件に挑む舞台は、エジプトのナイル川を行く豪華客船。ピラミッドやアブシンベル神殿などエジプトの名所をバックにした映像美とともに、見る者を極上のミステリー・クルーズへと誘う。物語の詳細はベールに包まれているが、密室殺人、登場人物全員が容疑者というスリリングなシチュエーション、そして予想もつかないトリック、複雑な人間ドラマなど、ミステリーの醍醐味がちりばめられているという。

アカデミー賞に5度ノミネートされている名優であり、「シンデレラ」「シェイクスピアの庭」など監督としても活躍するブラナー監督が、「オリエント急行殺人事件」に続きメガホンをとった。「ワンダーウーマン」のギャドット、「君の名前で僕を呼んで」のハマー、「キャプテン・マーベル」のベニングをはじめ、エマ・マッキー(ドラマ「セックス・エデュケーション」)、レティーシャ・ライト（「ブラックパンサー」）らが共演。それぞれの思惑を抱えたキャラクターたちの人間模様を展開する。さらに、「オデッセイ」「ゲティ家の身代金」のリドリー・スコット監督が製作総指揮に名を連ねている。

「ナイル殺人事件」は、10月23日から全国公開。