真野恵里菜、女性の“猫かぶり”を支持 横浜流星は「ほどほどに(笑)」
2018年3月9日 04:00
野島伸司が脚本を執筆した本作は、「恋人をローン購入する」という大胆な設定を通して、現代女性の本音を繊細かつ赤裸々に映し出す。男の前では猫をかぶり、毒舌キャラを隠している受付嬢・多恵(真野)が、彼氏の浮気をきっかけに、月額3万9800円のローンを組んでストレス発散用の彼氏・刹那ジュン(横浜)を購入する。
野島脚本の舞台「ウサニ」にも出演した真野は、「野島さんの作品は、愛について語ることが多いじゃないですか」と話し、本命の彼氏がいながら“都合の良い彼氏”を購入する主人公・多恵の恋愛観について「よくわからない」と吐露。さらに「撮影が進むほどに、現実を突きつけられています。結婚したら夢が待っていると思っていたけれど、『え、結婚ってそんなに大変なの!?』とか。野島さんに夢を崩されている感じです(笑)」と明かした。
「印象に残ったシーン」を問われた真野は、「長谷川京子さん演じる麗華さんが、ローン彼氏にボールを投げて『取ってきなさい』と言うシーンは、『えっ!』って(笑)。本当に衝撃的でした」と回答。続く横浜が、「女性たちの会話ですね。『女性って普段こんな話しをしているの!?』と怖くなりました」と告白すると、真野は「みんなじゃないよ」と付け加えていた。
この日は、猫型のカードにメッセージを書き込み、ヒット祈願する一幕もあった。2人は観客が書き込んだカードにも目を通し、真野が「流星くんみたいな彼氏が欲しいって」と読み上げると、横浜は客席に向けて「じゃあ買ってください」とおねだり。その後も「僕をローンで購入してくださいって書いてあるよ(笑)」「真野ちゃんの猫かぶりなら許せると書いてある」と息のあったトークを展開したが、自分たちが書き込んだカードを発表するコーナーになると空気が一変。真野は「猫かぶり女子大歓迎!」とにこやかに宣言したが、横浜は「猫かぶりはほどほどに(笑)」。真野が、「嘘でしょ! このドラマは女子が猫をかぶることを応援しますという作品。予告見た? 猫をかぶる女子は、がんばって好かれようとしているの! 面倒くさいって思わないで」と本気の説教を開始すると、横浜は「男としてはね……」とタジタジだった。
dTVとFODの共同製作ドラマ「彼氏をローンで買いました」は、3月9日から配信開始。全8話で、毎週金・月曜更新。