奇妙な遺品が青春時代の思い出を揺らがせる「ベロニカとの記憶」18年1月公開
2017年11月20日 08:00

[映画.com ニュース]英作家ジュリアン・バーンズによるブッカー賞受賞作「終わりの感覚」を映画化した「The Sense of an Ending」が、「ベロニカとの記憶」の邦題で2018年1月20日に公開されることが決定。あわせて、現在と過去の主人公を切り取った新場面写真と予告編がお披露目された。
映画は、穏やかな引退生活を送る男性の古い記憶が揺るいでいくさまをミステリータッチで描いた。元妻、出産間近の娘と良好な関係を築きながら暮らしていたトニーに、ある日奇妙な手紙が届く。その手紙をきっかけに初恋の女性ベロニカと40年ぶりに再会すると、2人の恋や若くして亡くなった親友の死の真相など、トニーの青春時代の記憶が揺らぎ始める。トニー役をジム・ブロードベント、ベロニカ役をシャーロット・ランプリングが演じ、「めぐり逢わせのお弁当」のリテーシュ・バトラ監督がメガホンをとった。
公開された予告編では、トニーが記憶の彼方に追いやっていた過去と秘密が明らかになっていく様子が収められている。手紙の主はベロニカの亡くなった母親で、遺品としてトニーにある日記を残していた。トニーは日記を所有するベロニカと再会するが、浮かない表情で「日記はない」と突っぱねられてしまう。「内容を知る権利がある」と食い下がると、ベロニカはトニーの自殺した親友エイドリアンについて、重い口を開く。
「ベロニカとの記憶」は、2018年1月20日から東京・シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
(C)2016 UPSTREAM DISTRIBUTION, LLC
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