“巨悪と戦う”西島秀俊、今度の相手はネコ!?吉瀬美智子「拳銃出てくるのかと」
2017年6月14日 13:20

[映画.com ニュース] 作家・重松清氏の短編小説をNHKで連続ドラマ化した「ブランケット・キャッツ」の会見が6月14日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の西島秀俊をはじめ共演の吉瀬美智子、島崎遥香、第1話ゲストの蓮佛美沙子が出席した。
亡き妻が残した7匹のネコと暮らす家具店店長・椎名秀亮(西島)が、近所の動物病院の院長・藤村美咲(吉瀬)とともにネコたちの飼い主を探す姿を通じ、人々の人生に灯をともしていく姿を描く。ネコとの撮影は苦闘から始まり、第1話は制作陣が「MAXで大変だった」とこぼすほどで、30回前後のリテイクがザラだったそうだ。
ところが第2話からは事態が好転。ネコたちが撮影に慣れていったからか、回を追うごとに苦労は減っていったという。西島は「僕はそんなに苦労した覚えがなくて」と話し、「台本で『話しかけたら、ニャーと鳴く』と書いてあると、本当に鳴くんです。『あっ! 鳴いた』って。別のカットになっても、またニャーって鳴くんです。台本、読んでいるんじゃないかと言うくらいすごい演技で、本番を何回も繰り返すことができました」と称賛しきりだ。
これを受け、最難関だった第1話のみ出演し「血まみれになっていた」という蓮佛は、「そんなに言うことを聞いてくれていたんだ……」と驚がくの面持ち。吉瀬は「西島さんとネコちゃんがセットでいるところを見てほしいです。そんなシーン、なかなか見られないですから。たわむれたり、まとわりついていたり、それだけでかわいいし、西島さん自身もかわいらしく見えてきます」とアピールし、島崎は「小学生のときの夢が獣医さん。お話を頂いて『絶対にやらせてください』という思いでした。(撮影では)吉瀬さんと西島さんの横で、ネコのような感覚でいました」と嬉しそうに振り返った。
また、サスペンスやアクション作品に多く出演する西島だが、「撮影では確かにネコに引っ掻かれました(笑)。ですが、さすがスターネコだなという感じで、みんな落ち着いて芝居をしてくれていました」と感謝を述べる。すると蓮佛が「西島さんは基本的に誰かと戦っていたり、凶悪な敵に立ち向かっているイメージですが、(今作では)開始1秒でネコに翻ろうされています。不思議な安心感があり、ほっこりと心温まる作品です」と明かし、吉瀬も「(懐から)拳銃が出てくるのかと思ったけど、そうじゃなかった」と続けたため、西島は「そりゃそうだよ」と大笑いしていた。
「ブランケット・キャッツ」は、6月23日からNHK総合で毎週金曜午後10時に放送(連続7回)。
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