“壊れかけ”のJ・ギレンホール!?「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」日本初公開ビジュアル

2016年11月18日 18:00


妻の死を乗り越えるためにすべてを破壊する
妻の死を乗り越えるためにすべてを破壊する

[映画.com ニュース] 「ナイトクローラー」「複製された男」のジェイク・ギレンホールが、「ダラス・バイヤーズクラブ」「わたしに会うまでの1600キロ」のジャン=マルク・バレ監督とタッグを組んだ「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の日本初公開となるビジュアルと場面写真が、披露された。

ウォールストリートのエリート銀行員ディヴィス(ギレンホール)は、数字と向き合うだけの日々に物足りなさを感じていた。そんなある日、突然の交通事故で妻が他界。最愛の存在がいなくなったにもかかわらず、涙も流せないほど無感情になった自分を発見したディヴィスは、身の回りのものをすべて破壊して再出発を図ろうとする。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のナオミ・ワッツ、「8月の家族たち」やベン・アフレック監督作「リブ・バイ・ナイト(原題)」のクリス・クーパーら、実力派俳優が脇を固める。

ディヴィスが、ドレッサーやパソコン、冷蔵庫など身の回りのあらゆるものを破壊するさまが本作の特徴だが、ビジュアルは原題「Demoliton(破壊)」を象徴するように全体がひび割れたデザイン。ヘッドホンを装着し、ひげを蓄えたディヴィスのサングラスには、亡き妻とおぼしき女性が映っている。なお、こちらの画像は前売り特典のポストカードとして提供される予定だ。また場面写真では、バールを持ったディヴィスが、ハンマーを携えた少年と共に家を破壊するひとコマなどが切り取られている。

ギレンホールは「この映画は、それまで存在していたものをぶっ壊すんだ。それが幸せな思い出であろうと、苦しい記憶であろうとね。そして“破壊する”とは“変化する”ことの暗喩なんだ。深く悲しむべき状況で自分が変わらなくてはいけないときに、文字通り自宅を破壊し始めるんだよ(笑)! 悲しみから癒されるためにしたことが“破壊行動”というのはユーモアがあるし、それが何よりこの映画の魅力だと思う」と語っている。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」は、2017年2月18日から全国公開。

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主演のジェイク・ギレンホールが1人2役を演じ、「灼熱の魂」「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ監督のメガホンで、ポルトガル唯一のノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説を映画化。

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