第4回なら国際映画祭開幕! 斎藤工ら豪華俳優陣、せんとくんがレッドカーペットに登場
2016年9月17日 22:33
[映画.com ニュース] 「第4回なら国際映画祭2016」が9月17日開幕し、奈良・春日野園地でオープニングセレモニーが行われた。斎藤工、高橋克典、別所哲也、三上博史、藤竜也、大西信満ら豪華俳優陣をはじめ、奈良県のマスコットキャラクターせんとくんほか、多くのゲストがレッドカーペットを練り歩き、笑顔で歓声に応えていた。
同映画祭は、「萌の朱雀」「殯(もがり)の森」など奈良を舞台にした作品で国際的に高い評価を受けている河瀬直美監督がエグゼクティブディレクターを務め、2010年から隔年で開催されている。コンペティション、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画を製作するプロジェクト「NARAtive」、カンヌ映画祭招待作品上映、春日大社奉納上映など数々の企画が行われ、全95本の作品が上映される。
この日のセレモニーの動員数は2000人。会場に到着するやいなや、沿道からの大きな声援を集めた斎藤は「鹿の間を縫って来ました。天気を心配していましたが、河瀬直美さんが来た瞬間に晴れて後光が差して、映画的でした」と笑顔でコメントしていた。
開会式で河瀬監督は、「芸術は目に見えないので、食事のように直接的に人を満たしてくれるものではないけれど、その心が誰かを優しく包んでくれると信じて、映画祭を開催しています。今後も手作りで、その心を中心に置いてこれからも開催していきたい」と思いを語り、開幕を宣言。コンペ部門の審査委員長を務める三上は、「1本1本の作品を大事に、大事に、大事に、大事に見せていただこうと思います」と力を込めて話した。
「第4回なら国際映画祭2016」は、9月22日まで奈良市ならまちセンター、春日野園地、奈良県文化会館、ホテルサンルート奈良ほかで開催。
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