橋本愛、主演作「バースデーカード」で初共演・宮崎あおいの娘に!
2016年2月16日 04:00

[映画.com ニュース] 若手実力派女優・橋本愛が、吉田康弘監督の新作「バースデーカード」に主演し、宮崎あおいと母娘役で初共演することがわかった。橋本は、毎年誕生日に届くバースデーカードを通じ、亡き母の思いに向き合う娘役に挑んだ。
ネガティブで内気な娘、行動的で家族を大きな愛で包む太陽のような母親という正反対の親子が織り成す愛の物語。「キトキト!」で型破りな親子のきずなを描いた吉田監督が脚本も手がけ、諏訪湖を中心とした長野県各地、香川・小豆島、大阪などで約1カ月にわたるオールロケを敢行した。
橋本は、カードにつづられた母のメッセージを胸に、幸せをつかもうとする主人公・紀子を演じ、学生から社会人へと羽ばたく過渡期の女性の心の機微を繊細に体現。「王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義を持って臨んだ作品でした。昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、 雄大で美しい自然と共に、普通の人々の普通の人生を、大変愛おしく輝かしく切り取ることができたことを嬉しく思います」と充実感をにじませる。宮崎は、娘への愛をカードにたくす母・芳恵役に挑戦。「人の死を扱う作品というのはとても難しいものだと思います。それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです」と思いを込めた。

ふたりは、橋本演じる紀子と宮崎扮する芳恵が対面する重要なシーンで初共演を果たした。共演場面は同シーンのみだが、「一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です。この手で頭を撫でられたり、繋いだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手でした。記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えたことを覚えています」(橋本)、「出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すため何度も現場に足を運びモニターを見ていました。私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらも素敵な女の子になってくれて安心しました」(宮崎)と振り返った。
吉田監督は、脚本執筆中に子どもが誕生したそうで「母親が死んでいく悲しみを描くよりも、まだ幼い子どもを残して死んでいったときに何を残せるのか、どうやったら亡くなった後も関わり続けることができるのか」ということを提案しようと、「明るい希望が持てる話」として完成させた。ユースケ・サンタマリアが父・宗一郎役で、共演シーンの少ない母娘をつなぐ重要な役割を担っているほか、姉思いの弟・正男役の須賀健太ら個性豊かな面々が結集する。
「バースデーカード」は、10月から全国で公開。
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