ロバート・ゼメキス「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のリブートはさせないと断言
2015年7月6日 14:20

[映画.com ニュース] ハリウッドが「ターミネーター」や「ジュラシック・パーク」といった往年のヒット映画の新作を相次いで発表するなか、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の続編やリメイクは作らせないと、ロバート・ゼメキス監督が宣言した。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といえば85年に大ヒットしたSFコメディで、その後2本の続編が作られている。英テレグラフ紙の取材に対し、ゼメキス監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の関連作品を制作する際は監督と脚本家ボブ・ゲイルの許可が必要との条項を契約書に盛り込んでいることを明らかにした。
「ボブ(・ゲイル)と僕が死ぬまで(リメイク)はないね。そのあとは、ぼくらの遺産管理団体が阻止する方法を見つけなければ、きっと作られてしまうだろうけど」リメイクに反対するのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が傑作だと監督自らが認めているからだ。「たとえば、『市民ケーン』をリメイクしよう、なんて言うかい? そんな狂った話はない」ただし、「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」(84)に関しては、ゼメキス監督が拒否権を持たないために、リメイク企画が進行中だという。
ちなみにロバート・ゼメキス監督の新作は命綱なしでワールド・トレード・センターの綱渡りに挑んだフィリップ・プティの伝記映画「ザ・ウォーク」(ジョセフ・ゴードン=レビット主演)で、日本公開は2016年1月23日の予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント