ゆるキャラ10体が映画「頭文字D」を鑑賞！

［映画.com ニュース］しげの秀一氏の人気コミックを新たにアニメーション映画化した「新劇場版　頭文字D Legend2 闘走」の特別試写会が5月9日、都内で行われ、物語の主な舞台である群馬県のゆるキャラぐんまちゃん、いしだんくんらが登場した。

イベントは“ゆるキャラ限定試写会”と銘打たれており、そのほか栃木県のさのまる、与一くん、とち介、千葉県のうなりくん、神奈川県のあゆコロちゃん、茨城県のみとちゃん、埼玉県のつるゴン、講談社のカリメロの総勢10体が同作を鑑賞。行儀よくシートに座り、白熱のカーバトルに見入っていた。

ゆるキャラたちは取材にも応じ、「ゆるキャラグランプリ2014」で第1位に輝いたぐんまちゃんは、映画の感想を「群馬県のいいところがたくさんあって、皆がかっこよかったので、車の運転をいつかしてみたいなと思いました」とキュートに語る。栃木市の名物である蔵をイメージしたとち介は、「車は速くてかっこいいね～。でも、とち介は一歩一歩歩いていきます。ハンドルに手が届かないから！」と明かし、神奈川・厚木市の名産、鮎を頭に乗せたあゆコロちゃんは「映画、とっても面白かったブ～。でも（ヒロインの）なつきちゃんの出演時間が少なすぎたブ～」と述べていた。

一方で栃木・佐野市のさのまるは、ゆるキャラらしからぬ機敏な動きを披露しつつ、「体感がすごくて、ちょっと酔っちゃったみたい。ぜひ今度は、栃木県を舞台にさのまる号とバトルしてほしいです」と挑戦状をたたきつけていた。またイベントの最後には、ゆるキャラたちが漫画の吹き出しパネルを持って写真撮影。思い思いのポーズで、会場を和ませた。

映画では、最新技術を駆使した迫力の映像で、“公道最速”を目指す若者たちの熱きカーバトルを描き出す。ハチロクを駆る主人公・藤原拓海が、妙義ナイトキッズの挑戦を受け、ガムテープデスマッチの激戦を繰り広げる。「新劇場版　頭文字D Legend2 闘走」は、5月23日から全国公開。