染谷将太「寄生獣」山崎貴監督からの謝意に感無量
2015年4月25日 14:11

[映画.com ニュース] 岩明均氏の伝説的な漫画を2部作で実写映画化した後編「寄生獣 完結編」が4月25日、全国422スクリーンで封切られた。約5カ月半にわたる撮影を敢行した山崎貴監督は、主演の染谷将太に花束を手渡し「22歳でこれほどの規模のものを背負って頑張ってくれた。やり切ってくれて本当にありがとう」と謝意。染谷は、「(当初は)自分がキャスティングされて驚いていた。本当に有意義なプロジェクトで、参加できて心から良かった」と感無量の面持ちを浮かべていた。
染谷と山崎監督はこの日、共演の深津絵里、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧とともに、東京・TOHOシネマズスカラ座での舞台挨拶に出席。興行収入20億円を記録した前作「寄生獣」は、香港で興収1億円のヒットを飾るなど19カ国で公開され、23日からイタリアで開催中の第17回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門で公式上映される。山崎監督は「久しぶりですが、割と呼んでくれるんですよ、この映画祭は。ウディネは本当にごはんがおいしい。日本のコンテンツ力を見せてこられれば」と意欲をのぞかせた。
映画は、人間を捕食する謎の寄生生物(パラサイト)が出現した世界で、右腕に宿ったミギーと共生する高校生・泉新一(染谷)が、パラサイトと人間との間に起こる争いに巻き込まれていく様を描く。ミギーがCGで描かれるため、染谷は「何もないところに向かってひたすらしゃべり続けました(笑)。最後まで持つか? とも思いましたが、だんだんと見えてきて、最終的にはそこにいたという感覚。見えないとやってられないですよ(笑)」と撮影中の苦労を吐露し、場内の笑いを誘った。
深津は、“座長”を務めた染谷を「学ぶことがたくさんあって、すごい方。演じていると感じないくらい、その人そのものになっているから嘘がない。違う作品で、もっと心を通わせられる役でご一緒したいですね」と絶賛。一方、染谷は「恐れ多いです」と恐縮しきりだったが、橋本の「とても誠実な方で、すごくまつ毛が長くてセクシー」という言葉には苦笑いを浮かべていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

衝撃の問題作
【この村の住人は、人間を喰ってる――】なぜ世界は本作に熱狂? “絶対支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)