米紙が来年のアカデミー賞ノミネートを早くも予想
2015年2月25日 19:10
[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞授賞式が閉幕したばかりだが、米業界紙ハリウッド・レポーターが来年の作品賞候補を早くも掲載した。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でオスカーを受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督によるレオナルド・ディカプリオ主演の最新作「ザ・レベナント(原題)」(全米公開12月25日)や、マイケル・ファスベンダー主演で映画化される「スティーブ・ジョブズ(原題)」(10月9日)、クエンティン・タランティーノ監督の西部劇「ヘイトフル・エイト(原題)」(秋公開)など8作品が掲載されている。
同誌が選出した来年のアカデミー賞候補作品8本は、以下の通り。
「ヘイトフル・エイト(原題)」
タランティーノ監督による最新作。
「ジョイ(原題)」(12月25日)
「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」のジェニファー・ローレンスとデビッド・O・ラッセル監督コンビによる最新作。
「Me and Earl and the Dying Girl」(全米公開日未定)
今年のサンダンス映画祭でグランプリと観客賞を受賞。「6才のボクが、大人になるまで。」や「セッション」と同様、アカデミー賞で注目される可能性がある。
「ザ・レベナント(原題)」
イニャリトゥ監督による西部劇。トム・ハーディ、ディカプリオ主演。
スピルバーグ監督よる冷戦スリラー(タイトル未定)(10月16日)
冷戦時代を舞台に、ソ連に捕らえられたアメリカ人パイロットを救うために活躍するアメリカ人弁護士(トム・ハンクス)の物語。
「スティーブ・ジョブズ(原題)」
世界的ベストセラーとなった評伝を「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚色。監督はダニー・ボイル。
「Suffragette」(全米公開日未定)
実話をもとにした女性解放運動の物語。メリル・ストリープ、ヘレナ・ボナム・カーター、キャリー・マリガン出演。
「Trumbo」(全米公開日未定)
1940年代後半から50年代中頃までに行われたハリウッドの赤狩りを描いた作品。「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストン主演。