米撮影監督協会賞は「バードマン」
2015年2月18日 10:00
[映画.com ニュース] 2月15日、米撮影監督協会(ASC)に所属するカメラマンの選考によって決まるASC賞授賞式が行われ、メキシコ出身の名カメラマン、エマニュエル・ルベツキが撮影を手がけた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が映画部門で受賞した。
すでに「トゥモロー・ワールド」「ツリー・オブ・ライフ」「ゼロ・グラビティ」で同賞を受賞しているルベツキは、「明日に向かって撃て!」や「アメリカン・ビューティー」などを手がけた伝説的カメラマン、コンラッド・L・ホールに並び最多4回の受賞となった。
また、ルベツキは昨年「ゼロ・グラビティ」でASC賞に次いでアカデミー賞撮影賞を受賞していることから、今年「バードマン」でオスカーを受賞すれば2年連続となる。過去にアカデミー賞を二年連続で受賞したカメラマンは、「レジェンド・オブ・フォール」と「ブレイブ・ハート」のジョン・トールしかいない。