人気モデル・坂口健太郎&成長株・黒島結菜「at Home」で竹野内&松雪と家族役
2014年8月14日 06:00

[映画.com ニュース] 「MEN’S NON-NO」で表紙を飾る人気モデル・坂口健太郎、NTTドコモのCMで注目を集める黒島結菜、NHK大河ドラマ「平清盛」に出演した子役の池田優斗くんが、蝶野博監督作「at Home」で竹野内豊&松雪泰子の家族を演じていることがわかった。
原作は、昨夏・本多孝好の同名人気小説で、竹野内が空き巣を生業とする泥棒、松雪が結婚詐欺師の妻に扮する。2人は、犯罪で生計を立てながら3人の子どもと暮らしているという設定だが、血のつながりはない。ターゲットの母と食事に出かけた母は詐欺がばれてしまい、相手に誘拐され身代金を要求されてしまう。それぞれが苦しい過去を背負って生きてきた寄せ集めの家族が、ささやかな幸せを守るために“母”を奪還するために奮闘する。
坂口は「娚(おとこ)の一生」(榮倉奈々&豊川悦司主演)、黒島は「ストロボ・エッジ」(福士蒼汰&有村架純主演)に出演し、ともに廣木隆一監督のもとで研さんを積むなど、映画界の注目株として期待を寄せられている。今作で長男・森山淳を演じる坂口は、「森山家は、血はつながっていないし傷を抱えているけど、それを覆い尽くせるだけの愛がある魅力的な家族です。今回、重要な役で出演が決まり嬉しかったですし頑張ろうと思いました。技術的にはまだまだですが、現場ではプレッシャーもあまりなく楽しく演じさせていただきました」と撮影を振り返る。
長女・森山明日香役の黒島は、「オーディションを受ける前から原作を読んでいて、面白かったので絶対やりたい! と思っていた」という。両親役の2人については、「竹野内さんは現場で気を遣わずに話しかけてくれるので、本当にお父さんという感じです。松雪さんは目力がすごいんですけど、同時にとても優しい眼差しで見つめてくださって素敵な方です」 と全幅の信頼を寄せている様子。長いセリフにも挑戦した次男・隆史役の優斗君は、「森山家の皆さんは本当に優しくて、いつも忙しい時でも僕と一緒になってふざけてくれるから嬉しいです」と語った。
撮影を終えた竹野内は「森山家はもちろん、演じている僕たちにも血縁はないですけど、撮影が進むにつれてキャストたちとの距離感がすごく近くなったので、これもある種の絆と言えると思います」とコメントを寄せる。松雪も、「家族って単純じゃないし簡単に崩壊してしまうことも多々ありますが、痛みをお互い理解しようとするからこそ、そこに愛が生まれるんだということをこの作品を通じて感じていただけるんじゃないでしょうか。私自身、いつも“家族を諦めずに生きていきたい”と思っています」と話している。
「at Home」は、2015年に全国で公開予定。
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