神木隆之介&二階堂ふみ、東野圭吾「変身」ドラマ化で初共演!
2014年3月29日 05:00
[映画.com ニュース] 実力派若手俳優の神木隆之介と二階堂ふみが、WOWOWの新ドラマ「東野圭吾 変身」に出演し、初共演を果たしていることがわかった。累計発行部数125万部を超える東野圭吾氏の医療サスペンスで、いま最も将来を期待される2人がどのような演技合戦を繰り広げるのかに、大きな期待が寄せられている。
神木が演じるのは、脳移植手術を受け徐々に人格が変わっていく主人公・成瀬純一。脚本を読んで「ゾクッとした」そうで、「口調に気をつけながら演じています。いま演じている純一が、もともとの人格からどのくらいかけ離れているのか、その距離を計るのが難しい」という。さらに、「純一は変わっていってしまうことに抵抗できない恐怖や不安などと戦いながら、周囲にはイライラした態度を見せたりする。悲しい宿命を背負わされてしまった人間だな、と演じていても脚本を読んでいても思いました」と語っている。
一方の二階堂は、変わりゆく恋人に戸惑いながらも愛し続けるヒロイン・恵に扮する。普段はオンとオフの切り替えに苦労することはないというが、「今回は家に帰っても、神木さんのことが頭に残っていたりして『どうなっていくんだろ』という不安がつきまとっている感じがしています」と明かす。それは、「相手の役者さんとのつながりがとても感じられる現場だからだと思います。恵としてのモチベーションを保ったまま毎日現場に入ることができています」と手応えを感じている様子がうかがえる。
互いの印象については、「最初はどういう方なのか想像もできないままお話していたのですが、今は気を使いすぎずに冗談を言い合える関係になりました。芝居の中でもそうですが、本当に支えてくれて優しい方なんだなと感じています」と神木が信頼を寄せれば、二階堂も「素晴らしい方なだと思います。ここまでお互いに思い合える人がいるんだと思って、感動しました。年齢はひとつしか変わらないのですが、それを感じさせない大きさがあってスゴイな、と思います」と最敬礼だ。
物語は、強盗事件に巻き込まれて頭に大ケガを負った純一は、世界初の生体間脳移植手術によって一命を取りとめたが、退院後は聴覚が過敏になるとともに暴力的になり、恵に対しても以前とは違う感情を抱き始めるようになる。脳移植の事実を知らされていなかった純一は、自分が代わろうとしていることに気づき恐怖に襲われる。そんな純一を思い続ける恵は、昔の姿に戻ってほしいと願い、手術に秘められた謎を追おうとする。
なお、2人のほか臼田あさ美、渡部豪太、マキタスポーツ、中尾明慶、本田翼、松重豊、村上淳らが出演する。
連続ドラマW「東野圭吾 変身」は、7月に放送予定。
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