神聖ローマ帝国とオスマン帝国の大決戦を描く歴史大作予告編
2014年2月20日 07:00
[映画.com ニュース] 総製作費約16億円、ヨーロッパの運命を賭けた中世の大決戦を描いたスペクタル大作「神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃」(レンツォ・マルチネリ監督)の予告編が公開された。
キリスト教勢力とイスラム教勢力が、激しい攻防戦を繰り広げる17世紀後半のヨーロッパ。オスマン帝国の大群30万が、満を持してヨーロッパへの侵攻を開始し、ハプスブルク家の都ウィーンを包囲する。神聖同盟として一致団結したウィーンのキリスト教の兵力はわずか1万5000。イスラム教勢力の脅威が頂点に達した1683年9月11日、勝敗が違っていれば現代社会のあり方さえ変わっていたであろうという、歴史の大きな転換点となった大決戦を描く。
「アマデウス」のサリエリ役でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優F・マーレイ・エイブラハム、「アンナと過ごした4日間」など、監督・脚本家としても活躍するイエジー・スコリモフスキ、イタリアの国際的演技派俳優エンリコ・ロー・べルソといった豪華実力派俳優が出演する。
予告編では、30万のオスマントルコ軍に対して、奇跡を起こすという修道士に導かれ、6万の軍勢で戦いを挑んだ神聖ローマ帝国の戦闘シーンが繰り広げられる。細部まで再現された16世紀当時のきらびやかな服装や生活様式にも注目だ。
「神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃」は4月19日から全国順次公開。
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