福山雅治、2013年は映画2本で興行収入65億円!「真夏の方程式」「そして父になる」に主演
2013年12月27日 13:00

[映画.com ニュース] 福山雅治にとって、2013年は俳優としての確固たる地位を確立した1年となった。6月29日に公開された「真夏の方程式」が興行収入33億1000万円、9月28日に封切られた「そして父になる」が興収32億円を記録し、2作の累計興収は65億円強。映画俳優として日本国内だけでなく世界へと飛躍する礎を築いたといえる。
福山イヤーとなった13年、「そして父になる」を引っさげ、メガホンをとった是枝裕和監督、共演の尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子らとともに乗り込んだ第66回カンヌ映画祭で、審査員賞を受賞したことが追い風となった。福山は初の父親役に挑戦し、息子が出生時に取り違えられていたことを知らされた家族の葛藤(かっとう)を誠実に演じきった。
カンヌでは審査委員長を務めたスティーブン・スピルバーグが同作を絶賛し、審査員の女優ニコール・キッドマンが上映中に涙を流したことが大きく報道された。また、スピルバーグが率いる米ドリームワークスによるハリウッドリメイクも決まり、現在にいたるまで息の長い興行が興収32億円という大ヒットをもたらした。
また「真夏の方程式」では、アジア全域での人気の高さを実証してみせた。日本と同日公開される香港では、封切りに先立ちプレミアに出席。香港国際空港にはファン約1000人が殺到し、翌日のプレミアでは3000人が福山の姿に熱狂した。公開後の7月にも台湾・台北に飛び、香港と同じ3000人のファンに汗だくになりながら手を振り続けた。同作でのプロモーション活動は総移動距離1万2120キロにおよび、地球の約4分の1周に相当する距離を踏破したことになる。
今年の映画興行にあって、12月25日現在で興収30億円を突破した邦画実写作品は、福山主演作2本と「謎解きはディナーのあとで」のみ(30億突破が確実視されている「永遠の0」は2014年度に組み込まれる)。アニメ作品が上位を占め近年の映画興行だけに、福山の市場価値は必然的に高まる。14年はアジアツアーを敢行するなど音楽活動が主体になりそうだが、次回作でどのような作品を選ぶのか、今後も目が離すことができない。
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