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北野武、ベネチアで貫禄の会見「いつでも客の入らない映画を作る準備ある」

2012年9月4日 00:48

貫禄の会見で各国メディアを沸かせた北野武監督「アウトレイジ ビヨンド」

貫禄の会見で各国メディアを沸かせた北野武監督
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[映画.com ニュース] 北野武監督が9月3日(現地時間)、第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された「アウトレイジ ビヨンド」の公式上映に先立ち、各国から詰め掛けた報道陣を前に会見した。北野監督作が同映画祭コンペ部門に選出されるのは、「アキレスと亀」以来4年ぶり6度目。初の続編映画となったが、「自分が撮りたい映画というよりも、観客のことを考えて作った。けれども、いつでもお客さんの入らない映画を作る準備もしているよ」とリップサービスし、場内を爆笑させた。

貫禄のベネチア入りとなった。「HANA-BI」の金獅子賞、「座頭市」の銀獅子賞受賞をはじめ、2007年には「監督・ばんざい!」にちなんだGLORY TO THE FILMMAKER AWARDが創設され、自身が第1回受賞者になるなど、同映画祭とは深い縁で結ばれている。

東日本大震災による影響で、撮影が1年延期されたことについても触れ「震災後の1年間は、逆に自分は怒りを感じている部分があった」と吐露。さらに「世の中、絆、愛、支えとか表面的なものばかりでイライラした。こういうときこそ、ヤクザ映画を撮ってやろうとやる気が起きた」と胸中を明かすひと幕もみられた。

また、今作が娯楽作品であることを強調し「暴力描写をほめてくれるマニアックな人々がいるのはうれしいことだけれど、今回の映画はエンタテインメントだと割り切って、自分なりのエンタテインメント性を追求した」と説明。それだけに「自分にとっては家庭、女、女房、子どもは排除する結果になり、バカな男の話になった。かなり割り切った作り方をしたが、エンタテインメント性を追求するとこんな感じになる。その方が楽しんでもらえるかなと思った」と持論を展開した。

授賞式は、9月8日(日本時間は9日)に行われる。

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