F・フェリーニ監督「カビリアの夜」、ジュリエット・ルイス主演でリメイク
2012年5月9日 22:05
[映画.com ニュース] イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督のオスカー受賞作「カビリアの夜」(1957)が、ジュリエット・ルイス主演でリメイクされることが明らかになった。
フェリーニ監督とエンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネッリが執筆した「カビリアの夜」は、ローマを舞台に愛を求め傷つく1人の娼婦カリビアを描いた悲喜劇。フェリーニ監督の妻で女優のジュリエッタ・マシーナが主演し、アカデミー賞外国語映画賞に輝いた。69年にはボブ・フォッシー監督、シャーリー・マクレーン主演のミュージカル「スイート・チャリティー」としてリメイクされている。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、ルイスが主演する新作映画のタイトルは「The Days of Mary(原題)」。ブラッド・マイケル・ギルバートが本作で長編監督デビューを飾り、物語は現代風にアレンジされるという。ロバート・リトル(「終着駅 トルストイ最後の旅」)が製作総指揮を務める。
ルイスの最近の出演作には、「デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断」「ローラーガールズ・ダイアリー」などがある。