「ハンガー・ゲーム」続編執筆を「トイ・ストーリー3」の脚本家が担当?
2012年5月8日 18:30
[映画.com ニュース] 全米で大ヒット中の映画「ハンガー・ゲーム」の続編「Catching Fire」の脚本を、「トイ・ストーリー3」のマイケル・アーントが執筆することになりそうだと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
「Catching Fire」は、スーザン・コリンズの3部作からなる人気アダルト小説の第2弾。独裁国家が支配する近未来を舞台に、少年少女の殺し合いのゲームに参加させられた16歳の少女の活躍を描くサバイバルストーリーで、「シービスケット」のゲイリー・ロスが監督・脚本を手がけた第1弾は、すでに世界興行収入で6億ドルを突破している。
製作を手がけるライオンズゲートは続編「Catching Fire」の準備を開始するものの、主演のジェニファー・ローレンスが「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の続編への出演契約を交わしているため、今年中のクランクアップが必須であると判明。今秋には撮入しなくてはならない計算となり、ロス監督は強行スケジュールに懸念を示し降板。ライオンズゲートはすぐに「コンスタンティン」「アイ・アム・レジェンド」のフランシス・ローレンス監督の起用を決めると、脚本家探しに着手していた。
アーントは「リトル・ミス・サンシャイン」でアカデミー賞脚本賞を受賞したのち、ピクサーに招聘され「トイ・ストーリー3」を執筆。さらに、「モンスターズ・インク」や「カールじいさんの空飛ぶ家」を手がけたピート・ドクター監督の新作に着手しているといわれている。「Catching Fire」に関しては、すでに「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ボーフォイによる草稿があがっており、ライオンズゲートはアーントに脚本のリライトを依頼しているという。