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「風の谷のナウシカ」ブルーレイが完成 公開時の再現にこだわり

2010年5月27日 16:37

26年たっても色あせない魅力をブルーレイで「風の谷のナウシカ」

26年たっても色あせない魅力をブルーレイで
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[映画.com ニュース] 宮崎駿監督作「風の谷のナウシカ」のブルーレイディスクの完成披露試写会が5月27日、東京・有明のパナソニックセンター東京で行われ、スタジオジブリ代表の鈴木敏夫プロデューサーらが出席した。

鈴木プロデューサーは、昨年12月に「崖の上のポニョ」ブルーレイ発売打ち上げの席で、発売元のディズニーから次のブルーレイ化タイトルの打診を受け、「風の谷のナウシカ」を提案。その理由を、「『借りぐらしのアリエッティ』を作っていて、アリエッティとナウシカというキャラクターがふと、根拠なく結びついた。アリエッティは小さな女の子の物語で、ナウシカは傷ついた地球を救おうという大変な女の子で、およそ対極にありながらも、ある時代が必要としているキャラクターはひとりなのかなと」と話した。

ブルーレイ化にあたり、「どういう色でどういう傷がついているか、デジタル技術を借りてそれを見たくなった。いたずらにきれいにするのではなく、公開時のまま再現できるならやる意味があるのかなと思った」と劇場公開時のプリントに近い状態を再現することにこだわった。ブルーレイ制作に協力したパナソニックハリウッド研究所の柏木吉一郎氏は、「制作側のフィルムの状態を残したいというのも分かるし、お客さんのクリーンな状態で見たいという気持ちも分かる。その落としどころが非常に難しかった」。スタジオジブリ映像部技術部長の奥井敦氏も、「フィルムをスクリーンに映写したときに近いものを考えて落としこんでいった」と語った。

鈴木プロデューサーは、完成したブルーレイを見て「公開時のものよりちょっといいかなと思った。ここまでよくなかったんじゃないかなと思ったけど(笑)。こうだったに違いないと思っています」。さらに、「当時は鮮烈、新鮮な映画だと言われてうれしかった。今見ても古びていない。全編アクションで、真ん中だけ静かという珍しい映画の作り方をしている。映画を作りたいと思っている人にも参考になるのでは」と訴えた。

風の谷のナウシカ」ブルーレイは、ウォルト・ディズニーから7月14日発売。音声特典として、同作にアニメーターとして参加した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の庵野秀明監督と鈴木プロデューサーの対談などが収録される。7140円(税込み)。

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