「ハート・ロッカー」が最多4部門!サテライト賞発表
2009年12月22日 11:27
[映画.com ニュース] 国際プレスアカデミー(IPA)が主催する第14回サテライト賞が12月20日(現地時間)、発表された。
ドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞、編集賞の最多4部門に輝いたのは、キャスリン・ビグロー監督の戦争ドラマ「ハート・ロッカー」。同作は今年6月にわずか4スクリーンで全米公開された後、8月には約500スクリーンへと拡大され、ニューヨークとロサンゼルスの批評家協会賞やゴッサム賞を制した話題作だ。
リー・ダニエルズ監督によるインディペンデント映画の注目作「プレシャス」も、助演女優賞、脚色賞を獲得。なお、最多10部門にノミネートされていたロブ・マーシャル監督のミュージカル映画「NINE」は、コメディ・ミュージカル部門の作品賞、撮影賞の2部門受賞にとどまった。
主な結果は以下の通り。
[ドラマ部門]
▼作品賞
「ハート・ロッカー」
▼主演男優賞
ジェレミー・レナー「ハート・ロッカー」
▼主演女優賞
ショーレ・アグダシュルー「The Stoning of Soraya M.」
[コメディ・ミュージカル部門]
▼作品賞
「NINE」
▼主演男優賞
マイケル・ストゥルバーグ「ア・シリアス・マン」
▼主演女優賞
メリル・ストリープ「ジュリー&ジュリア」
[総合]
▼監督賞
キャスリン・ビグロー「ハート・ロッカー」
▼助演男優賞
クリストフ・ワルツ「イングロリアス・バスターズ」
▼助演女優賞
モニーク「プレシャス」